ようやく,ツグミに出会えた。
また金色のマガモを撮ることができた。
身近なカモなので,誰にでも撮れる写真だが,とってもきれいなので,お裾分け。
自覚あり。
ハシビロガモの生殖羽になりかけのオス。
頭部を拡大してみると,くちばしに,ブラシ状の毛がある。
ヒゲクジラが,口の中に生えているヒゲで海水を漉(こ)して魚を食べるように,ハシビロガモは,このブラシ状の毛で,水を漉してプランクトンなどを食べる。
上の写真では,漉した水が,くちばしの脇から出ているのが見える。
ハシビロガモは,複数の個体が集まって,水面をぐるぐる回って水面採餌する。
まず,最初,1羽が泳ぐと,水中にいたプランクトンが水面に舞い上がる。
次,そのプランクトンを水面採餌するため,別の1羽がその後ろにつく。
その次,その1羽が舞い上げたプランクトンを採るため,さらに,もう1羽が後ろにつく。
...,という繰り返しで,こうなるのだという。
大きな群れになると,規模が大きいこんなドーナツが,あちらこちらにできる。
見覚えがある光景だと思って,記憶を辿ったら,そうだ,ちびくろサンボに出てくる虎だ。
虎はバターになったが,ハシビロガモは何になる?
(2024/11/24,26 ハシビロガモ)
こちらがマガモのメス。
※ jizzとは,個々の特徴をいちいちチェックせず,ぱっと見で鳥を識別すること。鳥見人の世界でよく使われる用語。私たちが「◯◯さん」と個人を見分けるのも,いちいち特徴をチェックしているわけではない。それと一緒。
この日は,見えるところに出てきてくれた。
紅くないけれど,ベニマシコ。
「ん〜,腹減ったな。」
11月26日の朝,蒲生に27羽のコクガンがいた。
相手はヒドリガモか?
蒲生の草はらに何頭か来ていた。
10月17日,今より少し前のマガモのオスたち。
七北田川河口付近にセグロセキレイ。
セグロセキレイは,海岸にいることもないではないが,川の中流部や内陸部の沼などにいることが多い。
ハクセキレイは,周年ここにいるが,セグロセキレイをここで見た記憶がない。
この子,導流堤 ⇒ 砂州,と移動し,海の方角に飛んでいった。
どこに行ったのだろう?
(2024/10/17 セグロセキレイ)
朝,フィールドに着いたら,青い空から,ヒバリのさえずりのお出迎え。
ホウロクシギが,目の前を通過していった。
頭上に被さるようにして,飛ぶ。
ソリハシシギが2羽。
9月28日の蒲生干潟。
数は多くなかったが,何種類かのシギチが,入っていた。
この子たちは,いつでも撮れるだろうと放っておいたら,いつの間にか,いなくなっていた。
名前に『磯』があるが,磯にはあまりいなくて,川辺などで出会うことが多い。