蒲生の草はらに何頭か来ていた。
10月17日,今より少し前のマガモのオスたち。
七北田川河口付近にセグロセキレイ。
セグロセキレイは,海岸にいることもないではないが,川の中流部や内陸部の沼などにいることが多い。
ハクセキレイは,周年ここにいるが,セグロセキレイをここで見た記憶がない。
この子,導流堤 ⇒ 砂州,と移動し,海の方角に飛んでいった。
どこに行ったのだろう?
(2024/10/17 セグロセキレイ)
朝,フィールドに着いたら,青い空から,ヒバリのさえずりのお出迎え。
ホウロクシギが,目の前を通過していった。
頭上に被さるようにして,飛ぶ。
ソリハシシギが2羽。
9月28日の蒲生干潟。
数は多くなかったが,何種類かのシギチが,入っていた。
この子たちは,いつでも撮れるだろうと放っておいたら,いつの間にか,いなくなっていた。
名前に『磯』があるが,磯にはあまりいなくて,川辺などで出会うことが多い。
今年生まれでも,もう,一人前だよ。
お,何か,んまそうなものをゲット。
ほんとに食べれるのかな。
泥が付いているから,洗わないと。
よし,洗うぞ。
目に水が入らないように,目をつむって,
じゃぶ,じゃぶ。
よ~し,食べるぞ。
うぇ,うぇ。
げほっ。
もう一度,やり直し。
あぁ,大っきくって飲み込めないよ~。
ま,いっか。
次,次。
(2024/08/31 オバシギ)
シギ・チドリの,秋の渡りが,続いている。
渡り前半は,成鳥が中心だったが,今は,今年生まれの子どもたちが,多くなってきている。
この子は,蒲生干潟にいたキアシシギの子。
茶色がかったグレーに,白い星が,ちりばめられている感じ。
子どもは,くちばしも,羽も,新鮮。
子ども,と言っても,この春生まれだから,人間だったら,まだ赤ちゃん。
それでも,生まれたロシア方面から,越冬地のオーストラリア方面にまで,渡っていく。
体力的にもそうだが,捕食者もいて,命がけだ。
これから,南下していくと,台風なども,くぐっていかなければならない。
キアシシギは,同じ干潟に,成鳥たちの姿も見えた。
こちらは,同じ日,鳥の海の海苔屋さんの前にいた個体。
成鳥は,胸からお腹にかけて,細かな模様がびっしり。
これはこれできれい。
蒲生で,キアシシギの子と一緒にいたのは,オバシギの子。
蒲生は1羽だけだったが,鳥の海には,2羽いた。
ここでは,飛翔姿も観察できた。
シンメトリーの,後ろ姿。
キアシシギもそうだったが,子どもは,羽がすごく新鮮に見える。
飛んで戻ってくるとき,一緒にいたソリハシシギとの,2ショット飛翔も撮れた。
背中のパターンが,美しい。
近くには,当年生まれのトウネンもいた。
当年生まれのようにちっぽけなので,『トウネン』(当年)なのだが,正真正銘の当年のトウネン。
鳥の海の浜の方には,15羽程度のミユビシギの群れも入っていて,群れの中に幼鳥の姿も見えた。
幼鳥は,白黒がはっきりしている。
ミユビシギは,宮城県内でも越冬するシギだが,この群れは,さらに南下していくのかな。
なお,子どもと言えば,ハヤブサの子どもも,シギ・チドリの群れに付いてきていて,ときどき突っ込んで,シギチを飛ばしていた。
狩りは,失敗続き。
シギ・チドリたちにとっては,良かったが,ハヤブサの子も,生きていかなければならない。
(2024/08/31 キアシシギ,オバシギ,トウネン,ミユビシギ)
前回は,ず〜っと,元気に走り回っていたが,今回は,おとなしく,佇んでいたので,姿をじっくりと鑑賞できた。
台風7号が沖合を通過中の蒲生海岸。
ササゴイは,狩りの名手とされている。
ソリハシシギって,こんなに,めんこかったっけ?
ソリハシシギは,キアシシギよりちょっぴり背が低くって,くちばしが上に反っているのが特徴の小さなシギ。
久しぶりの蒲生干潟。
どいつも,こいつも,カニが,カニを食っていた。