先日,床屋に行ったら,私より後に来た人が,私が終わるより先に,驚きの速さで終わった。
えっ,と思い,思わず見てしまったら,切るべき髪がほとんどない人だった。
そのときは,下の写真のとおり,冠羽が全然目立たなかった。(下は2024.12.7の過去写真)
先日,床屋に行ったら,私より後に来た人が,私が終わるより先に,驚きの速さで終わった。
えっ,と思い,思わず見てしまったら,切るべき髪がほとんどない人だった。
顔を並べてみる。
上が沼地にいた子で,下が田んぼにいた子。
全身はこう。
別の個体。
種としては,同じヒシクイだが,亜種オオヒシクイは沼地で採餌,亜種ヒシクイは陸地で採餌することが多い。
形態的には,亜種オオヒシクイは,沼地で水中の餌を取りやすいように,くちばしも,首も,亜種ヒシクイより長い。
顔に着目すると,亜種オオヒシクイは,おでこからくちばしにかけて,スーっと真っ直ぐなラインであるのに対し,亜種ヒシクイは,くちばしの付け根部分に段差があるように感じる。
というのが理屈だが,個体差もあるし,条件によって見え方も違うし,違いが微妙で,正直,よくわからないことが多い。
今回も自信なし。
(2024/12/07 ヒシクイ)
宮城県の県鳥は『ガン』。
環境省の生息調査によると,2024年1月時点のガン類生息数は,全国で260,264羽,うち,宮城県は226,509羽となっている。
ガン類の87.03%が宮城県にいた,ということになる。
宮城県でも,一定地域に集中しているので,いる場所に行けば,ごくごく普通に見ることができる。
そのため,撮影の対象になりにくい鳥になっているが,広い日本,『所変われば鳥変わる』ということわざどおり,滅多に見ることができない地域がほとんどだ。
そのことを,しっかり認識し,年に1回,年の初めくらいは,羽の一枚一枚まで,ありがたく鑑賞しよう。
県の指定は,『ガン』という包括的な表現なので,マガンに次いで数が多い,ヒシクイも張っておく。
【付記】『所変われば鳥変わる』は,鳥見人の間でのみ,一般化していることわざです。
(2024/12/07 マガン,ヒシクイ)
チュウヒが近くを飛んでくれた。
今季は,何羽,ここで越冬するのだろう。
ここには頻繁に来るわけではないし,チュウヒ狙いで来ることもないが,季節の終わりに数えられるよう,撮れた写真を残しておこう。
チュウヒは,個体ごとに特徴があるので,写真を取っておけば,個体識別できる。
今回の個体は,オスの成鳥かな。
こちらに向かって来るカッコいいショットで,締め。
(2024/12/07 チュウヒ)
12月7日の朝。
2羽のシギが,ヒシクイの足元で,寝ていた。
閲覧注意。スプラッター系の画像が含まれます。
夢中でセグロセキレイを撮影している間,ず〜っと,足元で,ピチャ,ピチャ,音が続いていた。
セグロセキレイは,私にとって,とても親近感がある鳥だ。
蕪栗沼に,今季も,ヘラサギが来てくれた。
今季初めての紅いベニマシコ。
丸っこい顔と,同じく,丸っこくて小さなくちばしが,とってもめんこ。
蕪栗沼周辺は,とても豊かな土地で,さまざまな生き物が,ここで冬越しをしている。
そして,食物連鎖のピラミッドのトップにいると思われる猛禽たちも。
オオハクチョウを真下から見る。
1枚1枚の羽根で構成された翼が,シンプルにきれい。
ここでは,よくタヌキと出会う。
寒い時期,蕪栗沼方面では,地表が霧に覆われて,何も見えなくなることが,結構ある。