蕪栗沼まで来たので,お昼時間,ちょっと足を伸ばして,伊豆沼まで見に行ってきた。
蕪栗沼に行った帰り道。
鳥見をしていると,野生の動物とも,しばしば出会う。
稲刈りがまた終わっていない田んぼ風景に,マガンが加わっていた。
黄金色の稲穂が揺れる田んぼとマガンのコラボ。
ここは,遠方からも,多くの方々がガンを見に来るが,盛期に合わせてくるので,この時期の,この風景は,地元の鳥見人だけの贅沢。
まもなく,稲刈りが終わり,稲のない田んぼ風景となる。
まさに季節もの。
ただし,農作業の邪魔になってはならない。
(2024/09/29 マガン)
9月23日。
伊豆沼の水面に,カンムリカイツブリの親子が浮かんでいた。
最初は,かなり遠くで,見え隠れしていた。
ハリオシギは外側数枚が針のように細い。
この個体は,両端の羽1枚が白っぽいだけで,タシギの特徴と一致。
ほかのジシギは,もっと多いので,タシギの枚数かな。
20日の午後に6羽の飛来が確認された,というニュースが流れた。
この夏は暑かった。
そして,「もういい加減にしろ!」と,言いたくなるくらい,『暑い』という言葉が,世の中に溢れていた。
暑さに戦いを挑むのは,愚か者。
それが正解。それでいい。
◯・つ・い ?
熱中症の先触れだったかも。
9月に入ったとはいえ,まだ,まだ,暑さが続く。
皆さんもお大事に。
伊豆沼。
獅子ヶ鼻に,マガンが2羽いた。
例年,ここにマガンが渡ってくるのは,9月20日前後。
早い年でも,9月15日過ぎなので,2~3週間先。
早すぎる。
黄金色の稲が背景のマガンは,毎年見ているが,ハスの花とマガンを一緒に見るなんて。
渡っていかなかった居残りマガンが,ここに移動してきた可能性が高い,とは思う。
ただ,オオハクチョウとヒシクイは,居残り組と遭遇していたが,マガンは見ていなかった。
ホントのところ,どうなんだろう?
今,本体が来ても,周辺田んぼの稲刈りは,まだ先で,田んぼには,降りるところがないぞ。
それに,嫌われるぞ~,刈り取り前の米を食べると。
(2024/09/01 マガン)
葛の葉に付く,オジロアシナガゾウムシ。
白と黒のデザインなので,『パンダムシ』との愛称があるようだ。
ちっちゃくって,可愛らしい甲虫なので,パンダムシという愛称がよく似合う。
一方で,この虫,身を守るため,鳥の糞に擬態している,という。
なるほど,なるほど。そのようにも見えるな。
そうすると,次の証明式が成り立つ。
オジロアシナガゾウムシ = パンダ
オジロアシナガゾウムシ = うん○
∴ パンダ = うん○
知る人ぞ知る秘密。
実は,パンダって,うん○だった。
なんてことを書くと,根強いパンダファンに怒られるか。
今のうちに謝っておいた方が良いかな?
(2024/08/24 オジロアシナガゾウムシ)
オビトンボが,ハスのつぼみに止まっていた。
正確に言うと,コフキトンボのメスの帯型。
チョウトンボ,コシアキトンボと飛翔写真を撮ってきて,調子に乗ってきた。
今回は,無謀にも,ギンヤンマに挑戦。
おだづなよって,ペシって,はたかれそう。
ギンヤンマも,飛ぶコースは一定しているが,チョウトンボより速いし,コシアキトンボのようにホバリングする瞬間が少ないので,難易度は少し上がる。
次のステージにアップ,という感じ。
ただし,目線の高さで,近いところを飛ばれると,一瞬で通過されてしまい,全く歯が立たないので,水面を広く見渡せる場所で挑戦。
お,意外にいけるかも。
そういえば,ネット上では,ギンヤンマの飛翔写真をよく見かけていたかも。
私のは,4年前のカメラだけれど,昔に比べれば,格段に性能が上がってきているので,やってみれば,できるものだな。
これは,体は縦だが,顔はしっかりこちらを向いているショット。
無茶苦茶カッコイイ。
これはどう?
上の写真とは反対側の向き。折りたたんでいる脚が見えるショット。
次は,お決まりの,スターウォーズ,Xウィングのショット。
こういうトンボの姿を見て,人間も,このように飛びたいと,ず~っと願い,夢見てきたのだと思う。
映画「デューン砂の惑星」に出ていたオーニソプターや「天空の城ラピュタ」のフラップターは,まさに,夢を形にしたトンボ型の飛行機だ。
そして,現実でも,これまで,夢見た人々がトンボ型飛行機を作ってきた歴史があるし,たぶん,これからも作られていくと思う。
それだけ,人間があこがれる姿。
(2024/07/07 ギンヤンマ)
以前,居残りオオハクチョウの記事を書いたが,いつの間にか,見えなくなっていた。
どこに行ったのか,不明。
この暑さで,普段は白いトンボが,真っ赤になってしまった。