コシアキトンボは,池の上を,ずっと飛び続ける。
止まったところを撮影しようと,待っても,待っても,止まることがない。
いつもなら,さっさと撮影を諦めるのだが,この後,ラーメン屋に行く予定で,その店の開店まで,時間があったので,時間調整もかねて,飛翔撮影に挑戦してみた。
よく,よく,観察すると,個体ごとに,飛ぶコースが,大体決まっているようだった。
コースが乱れるのは,メスが来たときと,他のオスが来たときだけ。
空中で停止して,ホバリングする場所も,一定している。
これなら,いける。
上からも。
横からも。
反転したときのお腹側だって。
そして,正面顔。
スターウォーズのXウィングポーズもバッチリ。
正直,私が撮った,というより,カメラに撮ってもらった,と言った方が正確だが,良い感じ。
このように,水上を飛んで巡回するにのは,すべてオス。
メスは,尾の先で水面を打つようにして,産卵している光景も見せてくれた。
メスは,オスの白い部分が,クリーム色で,黒い模様とまぜこぜになっている。
未成熟なオスも,この部分がクリーム色だが,模様自体は成熟したオスと一緒。
なお,この池では,飛びっぱなしで,止まることがなかったが,違う場所では,枝や葉に止まって,別のオスがきたときに出撃していた。
場所によって,行動様式が違う場合も,あるようだ。
これは,時間調整後,昼食に食べたラーメン。
秋田の由利本荘では必須だが,こちらでは,親鳥の肉が入っているのは少数派。
美味かったぁ。
(2024/07/07 コシアキトンボ)