鳥が大好き!

秋田出身仙台在住の鳥見人が主に東北の野鳥をアップしています。

寒中お見舞い申し上げます

2025年01月09日 | 宮城県_気仙沼・本吉地域

 松の内が明けて,寒さがこれから本格化してくる。

 いつの間にか,このブログも開設1年を経過し,思いがけず,多くの皆様方に訪れていただき,また,多くのコメントもいただいてきた。

 皆様への感謝の気持ちを込めて,暖かそうな写真を掲載する。



 ふわっふわ。



 一瞬でも,あったかい気持ちになっていただけたら,嬉しい。



 あったかいんだから~    ・・・古いかなぁ?


(2024/12/28  ハジロカイツブリ)


 


めんこい顔のカモメ

2025年01月08日 | 宮城県_気仙沼・本吉地域

 めんこい顔のカモメがいた。

 大きさは,周りにいるウミネコと同じか,やや大きい感じ。



 背の色は,かなり薄い。

 オオセグロカモメと比べると,こんなに小さい。



 飛んだときの,風切一番外側の羽の裏側はこんな感じ。





 このカモメなんだろう?

(2024/12/28  カモメsp.)

 


ミミカイツブリをしゃぶる

2025年01月05日 | 宮城県_気仙沼・本吉地域

 ミミカイツブリが5羽。

 ミミカイツブリは単独でいることが多いので,こういう群れと出会うのは僥倖(ぎょうこう)。
 わくわく,どきどきの時間の始まり。

 ハジロカイツブリと同じように,目の色は赤。

 朝の光が当たって,ルビーみたいな目にキャッチライトが入る。

 また,ハジロカイツブリと同じように,羽白。



 ハジロカイツブリだけ,名前に『羽白』があるが,実は,ミミカイツブリも属するカイツブリ科カンムリカイツブリ属のカイツブリ4種は,すべて羽白。

 と,いうように,ミミカイツブリは,ハジロカイツブリと似ているところが多々ある。

 比較できるよう,近くの港にいたハジロカイツブリの写真も張っておく。

 くちばしが上に反っている,とか,顔の黒と白の境界がぼんやりしている,とか,目先の赤い線がない,とか,頭が盛り上がっている,とか,図鑑には,いろいろ書かれているが,いちいちそんなところはチェックなくっても,一見して,顔つきが全然違う。

 5羽のミミカイツブリのうち,虹彩の赤い色が薄い子が1羽いて,すぐ近くに寄ってきてくれた。

 目の赤い色は,自分で作るのではなく,甲殻類や魚などの餌から取る色素(カロチノイド)によるものと思われるので,まだ十分な色素を取れていない幼鳥なのかもしれない。

 ということで,エビ(?)を捕食。 



 いずれ,子どもは慣れっこくって,すぐ近くまで寄ってくれる。

 水面下を覗き込んでから,顔を出したとき,瞳孔がシュッと縮まる瞬間も撮影できた。

 まず,パシャっと,水面下を覗き込む。



 顔を上げる直前,まだ,瞳孔が,黒く,丸く,開いている。



  まだ,開いている。



 顔を上げた瞬間,瞳孔が小さくなった。



 さらに縮まって,黒い点のようになった。

 瞳孔の明反応がわかる連続写真。

 暗い水中でも,目で獲物を探しているんだなぁ。

 後ろを向くと,頬の白が,首筋近くまで広がっており,頭の黒が,首筋までつながっているのがわかる。

 また,すでに,羽ばたき写真を上に掲載したが,この子,至近距離で羽ばたいてくれた。



 暗い画像を補正したせいか,画質を落としてここに張るとき,目の赤い色がモノクロに落ちてしまった。

 口直しに,目が赤い子の水玉飛び散る写真。

 くちばしからピュッと水が出ているようなショット。

 この子は,水面をクルクル回って,水面近くの餌を取っていた。

 ミミカイツブリの締めに,5人揃った写真をもう1枚。



 なお,この子たちがいた港の近くには,アカエリカイツブリも,

 カンムリカイツブリもいた。

 日本鳥類目録【改訂第8版】によると,カイツブリ科カンムリカイツブリ属は,以上に掲載した4種ですべて。
 すべて,ここに揃ったことになる。

 カイツブリ科では,他に,カイツブリ属のカイツブリがいるが,遠くって,撮影しそびれた。

(2024/12/28  ミミカイツブリ,ハジロカイツブリ,アカエリカイツブリ,カンムリカイツブリ)


ハイブリッド緋鳥

2025年01月03日 | 宮城県_気仙沼・本吉地域
 ヒドリガモの群れがいたので,アメリカヒドリが混ざっていないか,探したら,いた。

 
 顔に赤味があり,また,体に灰色味が強いので,純粋なアメリカヒドリではなく,ヒドリガモとの交雑のようだ。
 
 羽ばたくと,腋羽は白っぽかったけれど,少し灰色っぽくもある。


 
 腋羽が白いのは,アメリカヒドリの特徴だが,微妙。
 
 翼上面も見てみよう。



 アメリカヒドリの緑色の翼鏡は,ヒドリガモより狭い,というが,どうだろう。

 下のヒドリガモの翼鏡と比較して,違いがよくわからない。


 
 この群れは,公園の芝生と海を行ったり来たりしていた。
 
 
 芝生に来たときは,全身を観察することができた。

 アメリカヒドリの特徴は,なんと言っても,目の後ろの緑色の帯だが,この写真では,アメリカヒドリの特徴がよく出ている。
 
 
 しかし,顔にヒドリガモのような緋色が見える。

 背中は,ヒドリガモ寄りかな。
 


 ややっこしくなってきたので,アメリカヒドリ・今回の交雑・ヒドリガモを並べて,比較してみる。
 (アメリカヒドリは,今年の3月30日に蒲生で撮影したもの。)



 今回の個体は,アメリカヒドリとヒドリガモの中間的な色合い。
 
 また,アメリカヒドリは,くちばしの付け根部分に,くちばしを取り囲むような黒斑があって,これも識別の重要ポイントになるのだが,今回の個体には,これがなかった。

 同じように,アメリカヒドリと今回の個体の顔を並べてみよう。

 
 これだけでも,純粋なアメリカヒドリでないことがわかる。
 
 この群れは,芝生脇の道路を大型車が通ると,その音に驚いて,飛んで,海に戻っていた。



 ここでも,腋羽が見えたので,
隣を飛ぶヒドリガモと翼の裏を比較。
 
 
 左の交雑個体の白い部分が,右のヒドリガモは灰色。
 
 アメリカヒドリは,ヒドリガモとの交雑が多い,と言われているが,この個体もそう。

 純粋アメリカヒドリも良いが,こういう個体の方が,より楽しめる。
 
(追記1)
 この6日後の12月28日,再訪したら,まだここにいて,もっと鮮明な飛翔写真を撮らせてくれた。
 

 
 やっぱり,微妙。
 
 近くには,目の後ろが緑色のヒドリガモもいた。



(追記2)
 さらに,12月29日,名取川河口にいったら,純粋アメリカヒドリがいた。

 
 天気が悪く,また,遠かったので,画像が不鮮明だが,確かに翼帯の緑の幅は,ヒドリガモより狭かった。
 


 腋羽は白。
 


 見つけた数秒後,沖合に飛んでいってしまったので,翼帯撮影に,いつか再挑戦したい。
 
(2024/12/22  ヒドリガモ,アメリカヒドリ)
 
 

小トトロ?

2024年12月31日 | 宮城県_気仙沼・本吉地域

 小トトロ2匹?



 いや,いや。

 コクガンの子どもが,背中合わせて,お食事中のところ。

 ガンやハクチョウは,家族単位で行動するので,たぶん,ふたりはきょうだい。

 『仲良きことは美しき哉』(武者小路実篤)

 うちの夫婦みたいだな。(笑)

(2024/12/21  コクガン)


小さな漁港の片隅で

2024年12月30日 | 宮城県_気仙沼・本吉地域

 小さな漁港に,コガモやヒドリガモ,カルガモ,スズガモなどが入っていたが,その片隅で,ちっぽけなシギが,2羽,動き回っていた。

 こちらは,ハマシギちゃん。

 
 ハマシギは,群れになることが多いが,この子は,ひとり。
 
 波の回避に間に合わず,



 おっとっと。

 
 
 
 こちらは,イソシギちゃん。

 
 ハマシギと違って,ひとりが当たり前の子。

 
 癒し系。

 
 真っ白で,まん丸のお腹。



 だれだ~,まん丸はわたしのお腹とおんなじ,って言っているのは〜。
 
(2024/12/21  ハマシギ,イソシギ)

曇天下の海に...

2024年12月29日 | 宮城県_気仙沼・本吉地域
 曇天下の海に,ミミカイツブリが1羽,浮かんでいた。

 正確に言うと今季2回目の出会いだが,撮影できる距離で出会ったのは,今季初。

 天気が悪く,暗かったし,近くには来てくれなかったが,無茶苦茶嬉しくて,何枚も,何枚も,撮影した。


 いつもだけれど,写真は,かなり補正し,トリミングしている。
 
 近くの海面には,潜水を繰り返していた,ハジロカイツブリ。

 
 そして,シノリガモのペアの姿もあり。

 
 ペア形成は,もっと先と思っていたが,このペアは,このままでいくのだろうか。
 
 これは,ウミウだが,頭に白い羽が見えてきている。



 春まで,まだ遠いが,もう,婚姻色に換わってきている?
 
 磯には,イソヒヨドリ。

 
 近年は,町なかで見かけることが多くなったが,磯にも,ちゃんといた。



 『やはり野に置け 蓮華草』ならぬ,『やはり磯に置け イソヒヨドリ』。
 
(2024/12/21  ミミカイツブリ,ハジロカイツブリ,シノリガモ,ウミウ,イソヒヨドリ)

啜る・手繰る ⇒ 違いは?

2024年12月28日 | 宮城県_気仙沼・本吉地域

 先週の土曜日,カーラジオから,タイトルのような話題が流れていた。

 蕎麦やうどんを食べる動作を,『啜る(すする)』とも,『手繰る(たぐる)』とも言うが,その違いは? というもの。

 その直後に出会った光景が,コレ。

 コクガンが,アマモをずるずる。

 ワカメをずるずる。

 アオサをずるずる。



 啜ってんの?



 それとも,手繰ってんの?

  『吸う』ことはできないから,手繰っているのかな。

 ちゅるん!

(2024/12/21  コクガン)


フラッシュする白

2024年02月15日 | 宮城県_気仙沼・本吉地域

 ホオジロガモも,飛んだときにドキッとするカモのひとつ。
 ドキッとするカモに共通するのは,飛んだときに白い翼帯が見えること。

 実際に見ると,羽ばたくたび,白がフラッシュし,とても目立つ。

 このときは,海の方から低く飛んできて,私の目の前を通過していった。

 ミコアイサの翼帯も撮れていたので残しておこう。
 昔は撮影できるとも思わなかった瞬間を切り取れていることには,ホント,感謝。

(2024/01/28  ホオジロガモ)


カモメとウミネコ,大きいのはどっち?

2024年02月04日 | 宮城県_気仙沼・本吉地域

 カモメは,ウミネコより小さいイメージだったが,この画像では,ウミネコと同大かそれ以上。

 
 左端がカモメ,右端がウミネコ,真ん中がユリカモメ。
 
 ある図鑑によると,カモメが40〜46㎝,ウミネコが44〜47㎝なので,カモメの大きい個体はウミネコの小さい個体より大きくてもおかしくない。
 
 
 なるほど。
 後ろのウミネコ2羽よりは小さいが,手前のウミネコ1羽とは,ほぼ同大か。
 

 
 この画像では,右のカモメの方が,左のウミネコより,やや大きいように見える。
 カモメの方が奥にいるので,小さく見えても良いはずなのだが。
 
 立ち姿勢や角度,前後の位置など,別の要素によって見え方が変わるとは思うが,なんか,新鮮な驚きがある。
 
 なお,この記事に記載した大きさは,正確に言えば「全長」。
 鳥の全長とは,鳥を真っ直ぐに寝かせたときの,くちばしの先から尾羽の先までの長さ。
 くちばしや尾羽の長さも含んだ指標なので,全長で鳥の大きさを比較するのは,ホントは,むずかしいこと。
 図鑑では全長のほかに,翼開長が掲載されている場合が多い。
 
(2024/01/28 カモメ・ウミネコ)
 
<追記>
 今,思ったのだが,カモメがウミネコより小さいと思い込んでいたのは,カモメの方が無茶苦茶めんこいからかもしれない。
 
 
 ウミネコには申し訳ないけど。

やっぱりカモメが少ない?

2024年02月04日 | 宮城県_気仙沼・本吉地域

 先週,カモメ欠乏症を改善すべく,県北,志津川漁港に行ってきた。


 いた。

 
 いてよかった。
 会えてうれしかった。
 けれど,なんか消化不良。
 
 
 こんなもんだっけ?
 

 いた数を全部合計しても,数百羽程度ではなかったか。
 
 
 やっぱり,数千,できれば数万単位の数がいて,港のなかにも数百羽が羽を休めている状態じゃないと,ちょっとさみしい。
 
 
 来てみて実感したのは,北国の漁港に賑わいを与えるのは,オオセグロカモメなどカモメ類の鳴き声。
 その鳴き声が,このときは,散発。
 鳴いてはいたけど。
 
 
 1月は寒鱈(真ダラ)の水揚げの盛期なのだが,カモメの鳴き声がまばらなせいか,漁港全体に活気が感じられなかった。

 カモメの果たす役割は大きい。
 
 
 ちなみに,帰りには,今が旬の寒鱈を買って,1日目はシラコも入った鱈鍋,2日目はあら汁(秋田ではザッパ汁,庄内ではどんがら汁)にして,自宅でおいしくいただいた。

 一緒に買った鱈の刺身も絶品だった。
 刺身は,ぷにぷにの柔らかいきれいな白身。柔らかくても,身がしっかりしていて,甘くて美味かった。刺身は現地調達でないと入手できないのでは?
 
 なお,志津川のマダコは,アワビを餌にしているので,アワビの味がする,ということでも有名。ミズダコも絶品。
 
(2024/01/27-28  カモメ類)

コクガン天国

2024年02月03日 | 宮城県_気仙沼・本吉地域

 ここは,気仙沼の小さな漁港。
 ここには,震災前もコクガンが入っていたが,今季もこのとおり。

 
 田んぼなどに入るガンと比べると,警戒距離が短いので,様子に注意しながらも,結構近くから楽しめる。 
 
 
 シックな黒に,レース編みのような首飾り模様。真っ黒を避けた体の側面の色合いもなかなか。
 デザインだけを見れば,高貴な感じさえする。
 
 
 しかし,結構,やんちゃなところもあり,こういう群れを観察していると,必ずと言ってもいいほど,仲間に突っかかっていくシーンが見られる。
 
 
 何してるんだろ。
 
 
 そんなコクガンたちを,驚かさないよう,一定の距離を取って,静かに見て楽しんでいたが,地元の漁業者にしてみれば,コクガンの方が侵入者。何の遠慮があるものか。
 漁港内で作業を始めて,追い出してしまった。
 
 やむなし。
 
 追い出されたコクガンたち,その後,近くの海に行ったようで,これは岩礁で佇んだり,岩に付いている海藻を食べている子たち。
 
 
 おっと,これは。
 
 
 相変わらず養殖ワカメを食っているなぁ。
 深くは潜れないから,水面に浮かんだ分だけだけど。

 コクガンは,天然ものも養殖ものも区別せずに食べる。コクガンが来てるところは,少なからずこんなことが起きていると思う。ワカメ以外に,海苔も食っているかも。
 
 宮城県のワカメは,コクガンも食べる美味しいワカメ。
 
 
 いっそ,逆手にとって,宮城のワカメを「コクガンわかめ」などと,売り出したらどうだろう。
 
 気仙沼から本吉にかけて小さな港がいくつかあるが,他の港にも,コクガンがポツラポツラと入っていた。
 
 
 最後のこの群れは,一列に並んだコクガンにオオバンが混ざっているのが,なんとも良い。
 
 
 クロ仲間。
 
 
(2024/01/27  コクガン)

にほ揃え

2024年02月02日 | 宮城県_気仙沼・本吉地域

 日本鳥類目録(改訂第7版)に載っているカイツブリ目カイツブリ科の日本産鳥類は5種類。
 その5種を,県北の志津川1か所でコンプリートできた。

1 カイツブリ

 ここでは最初に掲載しているが,実は,5種のうち,最後に揃ったのが,本家本元のこの子。
 海に流れ込む水路の堤防の上から対岸にいた子を撮影したもの。

 ほかの4種が海で観察する機会が多いのに対し,この子だけは沼や川で観察する機会が多いので,最後になった。

 カイツブリの昔からの呼び名が鳰(にお)。

 時代劇のテレビドラマで,雰囲気作りのためか,よく鳰の声がよく使われている。
 確かに,当時の江戸は水路が巡らされていたから,町なかで聞こえてもおかしくはないが,鳴きそうもない季節などに鳴いているのはご愛嬌。

2 アカエリカイツブリ

 崖の上の遊歩道から探鳥して,志津川湾の海上に発見した子。

 見つけたときは長い魚を捕らえて,飲み込むのにかなり苦労していた。

 逆光の上に,かなり遠かったが,撮影した画像をモニターで拡大し,何とか識別できた。

 くちばしに黄色が見えたのが決め手。

 北海道では繁殖しているが,こちらではたぶん繁殖していないので,夏羽の「アカエリ」は,なかなかお目にかかれない。

3 カンムリカイツブリ

 最近普通になり過ぎて,写真を撮ったかどうか不安だったが,苦労して画像を探し出した。

 首のあたりに,夏羽の兆しが見えてきた子だった。

 昔は夏羽になる前にいなくなっていたが,近年は,仙台市内でも繁殖するようになり,夏羽も普通に観察できるようになった。
 夏羽に換わってのディスプレイが楽しみ。

4 ミミカイツブリ

 もっといい写真を撮っていたような気がするが,こういう画像しか探し出せなかった。もしかすると,これしか撮っていなかったかもしれない。
 そういうことってある。

 渡去前に夏羽を見れると良いのだけれど。

5 ハジロカイツブリ

 一番撮影しやすいカイツブリ。
 ふわっふわのお尻と赤い目がチャームポイント。

 大きな群れを作って,ペコペコ,潜水と浮上を繰り返すパフォーマンスが可愛くって見応えもあるが,今回,大きな群れは観察できなかった。

 春,北に渡去する前に夏羽に換わるので,タイミングが合えば,夏羽も楽しめる。
 

 以上で鳰揃え完成。この5種すべてが志津川で観察できた。
 ロイヤルストレートフラッシュ,とまではいかないが,フラッシュ,くらいのうれしさ。

 カイツブリ類は個体数が多いので,たぶん,沿岸の福島県北部~宮城県南部のフィールドやそのほかのフィールドでも,比較的容易にコンプリートできると思う。

 これまでも,知らず知らずにコンプリートしていたかもしれないが,今回のように,意識して揃えると結構うれしい。

(2024/01/27-28)

 


嬉しいびっくり

2024年01月14日 | 宮城県_気仙沼・本吉地域
 昨年の11月のことで,もう2か月近く経っているが,とても驚いたことがあったので,ここにメモを残しておく。
 日常生活ではほとんどないことだが,鳥見生活では嬉しい驚きがしばしば訪れる。
 
 妻の御朱印集めに付き合って気仙沼市岩井崎の琴平神社に行ったときのこと。
 
 行ったついでに,気仙沼港側で定番のコクガンやクロガモなどを楽しんだ後,岩井崎から双眼鏡で海を眺めると,カツオドリのような鳥,というか,…,なんとカツオドリ本人が海にダイブして魚を捕っていた。ここが鹿児島の錦江湾だったら何の驚きもないが,ここは宮城の気仙沼湾。
 超ビックリ。それに超カッコ良い。
 
 まさか?ホントに?という信じられない思いでしばし見入っていると,カツオドリが魚をゲット。すると,その魚を奪おうとオオセグロカモメたちが襲ってきて,カツオドリは沖合方向に移動してしまった。
 
 その後慌てて撮った証拠写真が下の画像。

 
 かなり遠くになってしまった。

 このとき以来ここには行っていないが,まだいるかな?

 ただ,年々北上する傾向にあるようので,これからも,こちらで出会える機会はあるかもしれない。
 
 なお,琴平神社の狛犬は味わいがあって,また,失礼ながら,すごく可愛いかった。

 
 どうでしょう?

 最後に,この日の神社回りで出会った鳥を置いておこう。シメは箟峯寺,ルリビタキは柳津虚空蔵尊。


 最後の最後に,気仙沼港端っこのコクガン。