ホオジロガモも,飛んだときにドキッとするカモのひとつ。
ドキッとするカモに共通するのは,飛んだときに白い翼帯が見えること。
実際に見ると,羽ばたくたび,白がフラッシュし,とても目立つ。
このときは,海の方から低く飛んできて,私の目の前を通過していった。
ミコアイサの翼帯も撮れていたので残しておこう。
昔は撮影できるとも思わなかった瞬間を切り取れていることには,ホント,感謝。
(2024/01/28 ホオジロガモ)
ホオジロガモも,飛んだときにドキッとするカモのひとつ。
ドキッとするカモに共通するのは,飛んだときに白い翼帯が見えること。
実際に見ると,羽ばたくたび,白がフラッシュし,とても目立つ。
このときは,海の方から低く飛んできて,私の目の前を通過していった。
ミコアイサの翼帯も撮れていたので残しておこう。
昔は撮影できるとも思わなかった瞬間を切り取れていることには,ホント,感謝。
(2024/01/28 ホオジロガモ)
カモメは,ウミネコより小さいイメージだったが,この画像では,ウミネコと同大かそれ以上。
先週,カモメ欠乏症を改善すべく,県北,志津川漁港に行ってきた。
ここは,気仙沼の小さな漁港。
ここには,震災前もコクガンが入っていたが,今季もこのとおり。
日本鳥類目録(改訂第7版)に載っているカイツブリ目カイツブリ科の日本産鳥類は5種類。
その5種を,県北の志津川1か所でコンプリートできた。
1 カイツブリ
ここでは最初に掲載しているが,実は,5種のうち,最後に揃ったのが,本家本元のこの子。
海に流れ込む水路の堤防の上から対岸にいた子を撮影したもの。
ほかの4種が海で観察する機会が多いのに対し,この子だけは沼や川で観察する機会が多いので,最後になった。
カイツブリの昔からの呼び名が鳰(にお)。
時代劇のテレビドラマで,雰囲気作りのためか,よく鳰の声がよく使われている。
確かに,当時の江戸は水路が巡らされていたから,町なかで聞こえてもおかしくはないが,鳴きそうもない季節などに鳴いているのはご愛嬌。
2 アカエリカイツブリ
崖の上の遊歩道から探鳥して,志津川湾の海上に発見した子。
見つけたときは長い魚を捕らえて,飲み込むのにかなり苦労していた。
逆光の上に,かなり遠かったが,撮影した画像をモニターで拡大し,何とか識別できた。
くちばしに黄色が見えたのが決め手。
北海道では繁殖しているが,こちらではたぶん繁殖していないので,夏羽の「アカエリ」は,なかなかお目にかかれない。
3 カンムリカイツブリ
最近普通になり過ぎて,写真を撮ったかどうか不安だったが,苦労して画像を探し出した。
首のあたりに,夏羽の兆しが見えてきた子だった。
昔は夏羽になる前にいなくなっていたが,近年は,仙台市内でも繁殖するようになり,夏羽も普通に観察できるようになった。
夏羽に換わってのディスプレイが楽しみ。
4 ミミカイツブリ
もっといい写真を撮っていたような気がするが,こういう画像しか探し出せなかった。もしかすると,これしか撮っていなかったかもしれない。
そういうことってある。
渡去前に夏羽を見れると良いのだけれど。
5 ハジロカイツブリ
一番撮影しやすいカイツブリ。
ふわっふわのお尻と赤い目がチャームポイント。
大きな群れを作って,ペコペコ,潜水と浮上を繰り返すパフォーマンスが可愛くって見応えもあるが,今回,大きな群れは観察できなかった。
春,北に渡去する前に夏羽に換わるので,タイミングが合えば,夏羽も楽しめる。
以上で鳰揃え完成。この5種すべてが志津川で観察できた。
ロイヤルストレートフラッシュ,とまではいかないが,フラッシュ,くらいのうれしさ。
カイツブリ類は個体数が多いので,たぶん,沿岸の福島県北部~宮城県南部のフィールドやそのほかのフィールドでも,比較的容易にコンプリートできると思う。
これまでも,知らず知らずにコンプリートしていたかもしれないが,今回のように,意識して揃えると結構うれしい。
(2024/01/27-28)