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藤巻健史の「個人資産倍増」法

2021-04-15 22:00:00 | 読書


「藤巻健史の「個人資産倍増」法」
藤巻健史著、講談社+α文庫、2004年7月

最近書店で藤巻健史氏の新刊を見かけ、
時代が変わっても氏の言いたいことはそんなに変わらないだろうと思い、
自宅にある本を読み返してみました。

本書は2002年に単行本として出版され、2004年に文庫本が出版されました。
Amazonで探してみましたが、いまではほぼ取扱いがありませんでした。

単行本出版から6年後、文庫本出版から4年後の2008年リーマンショックは読み切れなかったようです。

氏のユーモアを交えた説明は本で読んでもおもしろいですが、
講演はさらにおもしろいです。
「ハイパーインフレ説」は漫談を聞いているようです。
幸いハイパーインフレは起きておらず、氏も執筆を続けています。

本書では第1章から第5章までの情報・知識を前提に、
第6章の「資産運用の大原則13ヵ条」を定めています。

第1条 ターニングポイントを見極める
第2条 強い国のリスク資産に注目する
第3条 自分への投資だと思って外貨資産を買う
第4条 長い目で見ればインフレは必ず来ると認識する
第5条 少子高齢化を勘違いしない
第6条 休むも見識なり
第7条 自分なりのロジックを組み立てる
第8条 個人的リスクコントロールシステムの築き方
第9条 個人投資家はマーケットリスクのみを取れ
第10条 仕組みが簡単な商品ほどよい
第11条 景気の大きな方向性を当てる
第12条 相場の小さな綾で儲けようとしない
第13条 多少の損失を被っても勉強代と思うことが肝心

最後に個人投資家の投資の始め方として、要約すると、
外貨建てMMFからスタートし、インデックスファンドの購入することを勧めています。

自分も本書を読んでか、複数の投資家の意見を取り入れてかは忘れましたが、
投資を始め立ての頃は外貨建てMMFを購入していて、
インデックスファンドはいまだに購入・保有しています。

コメント
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