「学ばない探偵たちの学園」
東川篤哉著、光文社文庫、2009年5月
最近のアイドルは詳しくないのですが、
光文社文庫が期間限定で日向坂46を起用した「日向坂文庫」というキャンペーンを行っており、
対象作品の一つに何作か読んだことがある作家の
東川篤哉「学ばない探偵たちの学園」
があったので、手にとって見ました。
著者の作品は短編集しか読んだことがなかったのですが、本書は長編。
ジャンルはいつもどおりユーモアミステリー。
タイトルどおり学園内で事件が発生します。
著者の作品の特徴として、自分の生活圏とそう遠くない東京の多摩地区を舞台にしているので、イメージが湧きやすいです。
本書の舞台は恋ヶ窪(「恋ヶ窪」自体にはあまりイメージが湧きませんが。。。)。
また登場人物の雑談に野球ネタが多いです。
さらに本作ではトリックの一つに野球の応援グッズが使われています。
ちなみにカバーの女性は濱岸ひよりさんだそうです。