2023年6月17日
前回、さび病が発症したネギを抜き取り、病葉を剥いて陰干ししておいた。
↓さび病の様子
2023年6月19日
↓病葉を剥ぎ取って小さくなった苗。
半日陰の場所に置いておいたが、ちょっと湿気と日差しで成長しちゃったか、曲がってしまってます。
A:初回のネギ
植え付け時に株元に乾燥した緑肥作物をわら代わりに敷いて覆土。前回はわら入れるのを知りませんでした。空気不足でさび病になったのか?
A:初回のネギ
2023年6月24日
またしばらく雨が続く予報だったため、泥はね防止に、遮光ネットをトンネルにしてみました。
A:初回のネギ
外葉が黄色く垂れているが、病気ではないでしょう。新葉は、水を吸って丸く葉も張りがある。どうやら活着できたもよう。
2023年6月25日
移植苗が順調なため、残していたネギもさび病が進行しているので、同様の対処をすることにしました。
(さび病の原因は窒素過多が濃厚。土壌改良の失敗により窒素飢餓を起こし、追加で硫安を撒いたが、過剰だった可能性が高い)
すべて抜き取り、外葉を剥いて、病気のない新葉を残して、陰干ししました。
B:残りのネギ
掘り上げたら、軟白部分は15㎝ぐらいでした(病葉を付けた状態で)。
葉を剥いたら結構長くなっていました。でも細いです。人差し指程度かな。
わけつネギなんかは、もう軟白部分が30~40㎝ぐらいあるのを植え付けてたので、これ↑でもまだ幼苗として有効なんですよね?
いったい全長何センチになったら収穫どきなんだろうか。('Д')
もう埋めるとこがないですよぉ
2023年?月?日
ようやく空き畝ができた。
前回掘り上げたネギをトウモロコシを撤去した畑の畝へ植え付けた。
それから、4か月後(2023/10/14)のネギの様子。
B:残りのネギ
その後、さび病は出ておらず、順調かな。茎は前より太くなってきています。
外葉にかじられた跡があって、よく見たらヨトウムシが食事中でした。
B:残りのネギ
2023年10月27日
ネギの試し掘り。
B:残りのネギ
茎(わけつ)がずいぶんと太っているので、ネギの収穫時期を調べたところ
5月の植え付けでは11月ころが適期だと。
10月下旬で少し早いですが、気になって仕方がないので、試し掘りしてみた。
ありゃ 短足。失敗したか。軟白15㎝ってとこか。
親は↓こちら 全然似てねー。
ネギの栽培は人が言うほど 簡単じゃないね。
スーパーで売ってるようなのにはならんのなぁ。。。
多分、植え付け時の溝の深さが重要だったんじゃないかと、種屋さんの栽培マニュアル見つけて思った。
もとから軟白が理想の長さになるように20~25㎝の深さを取っておくのがコツなのかな?
うちの土は雨で土砂崩れしやすい砂っぽい土だから、両脇の盛り土でネギ苗が埋まらないようにしたら溝も浅くなってしまった。
あと、追肥と土寄せの回数が少なかったからということもあるか。
それと、もしかしたらだけど、南北畝だったのも間違いかな?日光が株元まで当たり過ぎたとか?だから伸びなかったとか。
ちなみに A:初回に移植したネギは、世話し忘れて(;'∀')
いまだ小さいまま。追肥も中耕もし忘れました。。
梅雨終わっても遮光ネットしてたから、日照不足で成長不良にしてしまったような。
A:初回移植したネギ
2023年10月28日
食味テスト(Bのネギ)
大ぶりの葉っぱは、市販のものと比べると緑が濃い。
切って青い葉っぱを生でかじってみた。
めちゃくちゃ辛い。尋常じゃない。吐き出して、牛乳入りのコーヒーを飲んだけど、口内が辛い。しばらく取れない。頭痛もしてる(アレルギー体質のためかな)。
これではお裾分けにもできませんね。
市販のものと比べると、うちのは下仁田か?と思うほど葉っぱが太い。
種から育てた品種で間違いないんだけど...
もし下仁田ネギの系統ならば、加熱したら美味しいのか!と思い
お味噌汁に入れてみると、やはり加熱することで辛みは取れた。
種屋さんの栽培ページで「霜が降りてからおいしい冬ネギが収穫できます。 」とある。
11月の後半には霜が降りるので、そのころを過ぎてから本収穫するとしよう!
2023年11月22日(最終の収穫結果)
11月中旬から霜が降り、いよいよかな?と思い ネギの収穫をして片付けることに。
畑に残っている里芋、長芋、ネギを片付けて 暖かいうちに耕耘して畝立てをしておきたくて。
ネギ 掘り起こしたものの、やはり短足さん。
見事な短足っぷりです。
他の畝に移植したAのネギは、種袋の写真に近く葉は細い仕上がりになりました(やはり短足ですが)。
と、いうことは。
この太い葉っぱになったのは、窒素を過剰に吸収されたこと(畝に窒素が過剰に残ってたこと)によるものか。
今一度、ネギに必要な肥料は見直しが必要だ。
化成肥料以外だと、米ぬかだと言う本がある。米ぬかの成分は(N 2~2.6 P 4~6 K 1~1.2)、窒素よりリン酸が必要なのかな。
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硫安の化学構造は(NH4)2SO4、純粋の硫安は窒素含有量 21.2%、無色透明の結晶、水 に良く溶け、溶解度 74.4g/100ml である。 水溶液は微量の遊離酸が存在し、微酸性を呈し、 刺激性のある辛味を有する。
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では、また。