段ボールで生ごみのコンポストを作って堆肥を作ってみた。
それまで、順調に生ごみは消えてうまく堆肥化できていたのに、最後に入れたごみからウジが沸いてしまった。
これって、使えるのか?と疑問に思った。
そこで、ミミズによる堆肥の品質調査をしてみようと思いついた。
雨が沢山降ったあとで水分を吸って湿っぽくなっていたので、よけいに虫が湧いたのかもと、堆肥をシートに乗せて晴れの日の庭に広げた。
畑から、4,5匹のミミズを取ってきて堆肥に乗せる。
しばらく見ていたが、なかなか土に潜らない。
失敗している堆肥だと、ミミズが逃げるのだとか。成功するとミミズが潜ってくれるというのだ。ちょっと動きが遅いので、1時間ほど経ってから見に来ることに。
1時間後、見に来たら、ミミズ動かなくなってた。
数匹がカチカチのミイラになってた。1匹はのろりのろりと堆肥の外を目指して移動してきたのか遠くで動かなくなってた。
どうやら、失敗です。これは使えません。
ではどうしたらいいか?
菌体資材で「菌の黒汁」というのを持っている。
菌の黒汁は光合成細菌らしいので、「天日にさらした状態の堆肥に使える!ちょうどいいかも」ということで、散布することにした。
数日後、再度ミミズを2匹捕獲して、菌の黒汁を散布した堆肥に放す。
ゆっくりだったけど、今回は土に潜っていく。
「待てよ...土の中で絶える可能性もあるから、数時間後に土の中を探そう」
そう思って、他の仕事をしていたら、結局日が暮れてしまい、翌日になった。
翌日、土をひっくり返してミミズを探す。
「いた!」
ちゃんと生きていた。土の外へ出すと、また土に潜っていった。
こうなれば使えそうだ。
近くに 生ごみとして捨てたマクワウリの種が発芽しているものも見つかった。
これで安心して使えるわぁ~(´▽`*)
失敗を繰り返した雑草堆肥も菌の黒汁で使えるようにできるかもしれない(もう、使えないと決めつけていますが)。
無駄にしなくて済むかもしれない。