1a 栽培日誌

2019年から田舎で畑を始めました。のんびり生きるうえで、日々のやりがいを探しています。

段ボールコンポストで堆肥づくり。~失敗からの再生~

2023年09月27日 | 堆肥づくり
段ボールで生ごみのコンポストを作って堆肥を作ってみた。
それまで、順調に生ごみは消えてうまく堆肥化できていたのに、最後に入れたごみからウジが沸いてしまった。

これって、使えるのか?と疑問に思った。
そこで、ミミズによる堆肥の品質調査をしてみようと思いついた。

雨が沢山降ったあとで水分を吸って湿っぽくなっていたので、よけいに虫が湧いたのかもと、堆肥をシートに乗せて晴れの日の庭に広げた。

畑から、4,5匹のミミズを取ってきて堆肥に乗せる。
しばらく見ていたが、なかなか土に潜らない。
失敗している堆肥だと、ミミズが逃げるのだとか。成功するとミミズが潜ってくれるというのだ。ちょっと動きが遅いので、1時間ほど経ってから見に来ることに。

1時間後、見に来たら、ミミズ動かなくなってた。
数匹がカチカチのミイラになってた。1匹はのろりのろりと堆肥の外を目指して移動してきたのか遠くで動かなくなってた。

どうやら、失敗です。これは使えません。
ではどうしたらいいか?

菌体資材で「菌の黒汁」というのを持っている。
菌の黒汁は光合成細菌らしいので、「天日にさらした状態の堆肥に使える!ちょうどいいかも」ということで、散布することにした。

数日後、再度ミミズを2匹捕獲して、菌の黒汁を散布した堆肥に放す。
ゆっくりだったけど、今回は土に潜っていく。
「待てよ...土の中で絶える可能性もあるから、数時間後に土の中を探そう」
そう思って、他の仕事をしていたら、結局日が暮れてしまい、翌日になった。

翌日、土をひっくり返してミミズを探す。
「いた!」
ちゃんと生きていた。土の外へ出すと、また土に潜っていった。
こうなれば使えそうだ。
近くに 生ごみとして捨てたマクワウリの種が発芽しているものも見つかった。
これで安心して使えるわぁ~(´▽`*)

失敗を繰り返した雑草堆肥も菌の黒汁で使えるようにできるかもしれない(もう、使えないと決めつけていますが)。
無駄にしなくて済むかもしれない。

 

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雑草堆肥づくり完了。 切り返し(5回目)

2023年09月24日 | 堆肥づくり
2023/09/20
前回の切り返しから2,3日ということで温度を見に行った。
今日は、50℃。
よし、下がった!切り返しのタイミングだ。

白い菌も表層にたくさん見えてきた。順調かな。

掘り返すと白い菌の層がある。
以前と異なり掘り返す度、熱い空気が上がってくる。よしよし!
とあることに気が付いた。このコンクリブロックの枠に底がある。底面のブロックにぶつかってびっくり。排水性低いってことか?てっきり、底抜け式だと思い込んでた。
棲みはじめ ここは危険物(ガラス、鉄、ビンなどのごみ)入れになってて、底も土が入ってたし、木の根っこみたいな太い根がいっぱい出てきたから、底はないものと信じていた。
とすると、ここは貯蔵庫として野菜を埋めていたのかもしれないな。っと今更ながら、ここの使い方の間違いに気が付く私  ('ω')/

ま、でも水分なくなってるし、排水しないわけではなさそうだ。
よって、続行。

で、またしてもフォーク壊れる。
もう、買い替えましょうか。

しかたなく、ミニ熊手とスコップを使って切り返す。
今回は均さず、切り返しやすいように左に盛って完成。
またブルーシートをかけておく。
予定では、切り返してもまた 温度は上がるらしいので、引き続き温度計測はしていこうと思います。
切り返し後の温度30℃。

2023/09/21
温度確認 40℃
水分足さなかったからかな?

2023/09/23
温度確認 37℃
やばい、下がってる。
米ぬか足して、ほぐしておくかな。
多分、切り返しを細かくやり過ぎて温度が下がったんだと思う。
どこかの記事で、空気は通ればよくて、掻き混ぜすぎもよくないと失敗経験者さんがコツとして書いていた。
やるとしたら、お昼過ぎだな。(今日は納豆だ!)

その後気が変わる。
コンクリ枠に底あったのだから、好気性発酵自体が難しいのかもしれない。
底あり(5面塞がってる)=密閉と考えれば嫌気性発酵の方が成功しやすいのではないか。
苦労して撹拌しても通気ができないのであれば、失敗を繰り返すだけなので、
構造上の問題から、好気性発酵はあきらめて、嫌気性発酵に切り替えようかと思う。
ただ...嫌気性発酵だと50℃までしか温度が上がらないという物理的な問題があって、種子も虫の卵も死なない気がする。

2023/09/24
温度確認 35℃ぐらいか。
堆肥が冷えてる。
表面に出てきていた白カビが灰色に見える。
も、ダメかな。
他の方法を考えるとしよう。



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雑草堆肥づくり失敗 切り返し(4回目)

2023年09月20日 | 堆肥づくり

堆肥温度が30℃を下回ってる。
前回9/10から 6日めにして温度が下がっている。
さっそく切り返す。
すると、堆肥の中で灰色になった米ぬかを見つける。
「腐敗?」
臭いもカビ臭い気が。


またしても失敗してる。もう再生できないかな?


もう一度、米ぬかを投入。それと、今回は納豆菌を入れる。
動画を参考に、お昼に食べた納豆パックの中のネバネバをジョウロに水を入れる際にすすぐ。
失敗中の雑草堆肥と米ぬかを掻き混ぜたものに掛ける(散水)。


腐敗ということは、前回水が多すぎて、排水か蒸発がうまくできずに堆肥内が蒸れてカビが発生...か。
ということで カビのあった位置は比較的上層で見つかったため、蒸発がうまくいかなかったということにして、上掛けしていた不織布が問題の原因かな。
雑草堆肥を切り返したあと、不織布はやめ、そのまま波板を掛けてブルーシートを被せた。
ブルーシートも良くないのか?いや、波板も良くないのか。
切り返し直後の温度は30℃。


2023/09/17
温度確認。

56℃ぐらい。ひとまづ順調か。
一応、波板も1枚(中央)外しておく。毎日確認しに行って、温度の経過を記録しよう。


2023/09/18
温度確認。
55℃ぐらい。昨日と一緒ぐらい。
堆肥化成功は60℃以上が1週間は続くとかいう。温度計の針が10㎝ぐらいしかないので、表層温度を測っているかもしれなくて、もっと深い深部はもう少し高いのかな?60℃以上あるといいが。(´_ゝ`)

2023/09/19
温度確認。
55℃。昨日と一緒。順調かな。堆肥の表面に白い粉のように見える菌が生えている。
発酵は成功か!?
乳酸菌は嫌気性菌で、納豆菌は好気性菌とどこかでみた。(ぼかし肥料つくりの記事でした)
米ぬかだけだと乳酸菌が作られるから、嫌気性の発酵方法がよく、納豆菌を使うなら好気性発酵が良いということになるね。
納豆菌を使用したから、堆肥は踏み込まず、ふわっと掻き混ぜておくことが成功の秘訣なのかな。ちがうかな。
逆に、ヨーグルトや米ぬかで発酵させる場合は、堆肥枠に踏み込みで空気を抜いて嫌気性発酵を行って切り返しなしの放置で完成だったのか?こっちの方が楽だね。

好気性発酵の場合は切り返しは2,3日に1度必要みたいだ。
うちの雑草堆肥には木質が多く含まれているので、完成は6か月後になるみたい。8/13からだから...翌年2/13ころが完成かな?


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雑草堆肥づくり失敗 切り返し(3回目)

2023年09月10日 | 堆肥づくり
大雨が止んで、今朝も霧が濃かった。
牛糞堆肥を追加します。

ひとまず前回踏みつぶした堆肥をフォークで掘り起こすと
ちょっと、ドブ臭い感じの臭いになっていた。なんか失敗してる感じです。

念のため、米ぬかを追加しつつ、発酵牛糞堆肥を40Lを投入して撹拌する。

小枝くらいは平気と思っていたが太枝も見つかって、
木質の割合がちょっと多い(木質の発酵の際、窒素成分を入れないと窒素飢餓を起こす)ので、
硫安の残量が少ないので代用になたね油かすを投入します。


これらをフォークでよくふるいながら堆肥と混ぜていく。

前回、踏み込んで酸素を抜いてしまったことが、
ドブくさい(腐敗)臭いの原因じゃないかと思われるので、
今回は好気性の発酵で、堆肥をふんわり混ぜこんで均しておく。

この↑よく見えない温度計をぶっさして…たぶん25℃。
現在の温度を調べておきましょう。
更に、不織布をかけて(いらないかな?)雨除けの波板で蓋をし、
ブルーシートで少し遮光もしておく。

1つづつ検証したいと思ってたけど、めんどくなりました  (;'∀')q 
とにかく高温になって欲しい(雑草の種とか、虫の卵とか消滅してほしい)ので、また明日、様子を見たいと思います。

[ 9/10 ]
翌朝、通常の地面の表面温度 26℃

ブルーシートの上 31℃ お♪ 期待できますね(´▽`*)

シートと波板をめくると モワっと温かい空気が出てきました。
これはうまくいったのではないでしょうか。
表面温度… 38℃?

でも、土中温度は 50℃になっております!
やっと 使える堆肥ができそうです。

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雑草堆肥づくり失敗 切り返し(2回目)

2023年09月08日 | 堆肥づくり
あれから 10日ほど経ったので、様子を見に行く。9/7
2回目の切り返し。

堆肥の温度なんですが、1回目の時は35℃ぐらいで 2回目(今回)は27℃と冷えてしまっている。外気温と一緒。

ほぐしてみたけど、全然変わってない。失敗か?乾燥してる。
途中経過ってこんな感じなの?
発酵中は60~80℃になるというけど、その気配は全然ない。

とりあえず、もう一度米ぬかを投入して、水を入れて踏み込んで、再度不織布を被せておく。

そしてまたネットで調べてみた。
・微生物、栄養(米ぬか)、水分のどれかが不足していると温度が上がらないらしい。

…全部足りてない気がする。
水分は毎回見るたび乾燥してる。遮光はした方がいいの?
米ぬかの量が雑草の量に対して足りないということもあり得る。
微生物も、投入量が少なすぎたかな。それとも牛糞堆肥を入れるべきか?

じゃぁ どれが重要なのかこれからちょっとずつ試してみよう。
1.まず遮光。波板の上にブルーシートをかけて 水分量を調べてみよう
2.次に米ぬかの量を増量する。発酵熱が上がるか調べる。
3.最後に微生物の量を増やす。コーランネオを投入するか、牛糞堆肥を入れるか。
何が一番不足なのか知りたい。


今日(9/8)見た動画で、ヒントをもらった。
「米ぬかは牛糞堆肥ほど熱が上がらない」という。そか。
だったら、牛糞堆肥が足りなかったのだろう。雨が止んだら、さっそく投入しよう!(´▽`*)q

ちなみに、今日(雨天)の堆肥の表面温度は25℃ 庭の地面の温度は21℃。ほんのちょっとしか変わりませんでした。(-_-;)



 


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