2024年2月16日
昨年栽培した長芋を掘り起こしました。
波板で栽培したのですが、定植時に植え付け方を間違ってしまい、波板の外側にその実をつけてしまった "あの"長芋です。
ようやく気温も上がり、日陰の雪も消え、土も掘りやすくなったので 掘り上げ作業の途中、たくさんの発見がありました。
まず、埋めた波板は角度が浅かったみたいで、波板上で成長したもののほとんどが
う💩こ型に
もっと角度は深くてよかったようで 5°か10°ぐらいの傾斜じゃ理想の芋型にはならないということが分かった。
芋の成長って、液体みたいな流動体みたいな動き方するんだね。
根っことして伸びるもんかと 勝手に想像してたな。
型どりしたら、ハートにもひょうたん型にもなりそうだよね。きゅうりじゃないけど。😁
...あ!だからパイプで育てるのか!😲
う💩こ状の長芋、芋肌に赤や黒の班があって
いろいろ調べていて、思い当たる節もあり
可能性として、センチュウが土壌に蔓延している可能性が高くなった。
昨年栽培したサツマイモ。保存して数か月して発覚した”芋肌に黒い班”、そして実の内部にまで黒い腐敗部分ができていた。
その症状を調べてみてもセンチュウの症例に該当した。
他にも、昨年栽培したネギ。太く短足になったネギ。結局食べずに、越冬してネギ苗にでもしようかと、先日、根と葉を切り落としていた際に、根っこにでっかいコブがあることに気が付いた。
残していた全株にコブがあった。「ネコブ病?」それとも「分けつした新芽?」
これも調べていたらセンチュウではないかという意見を見つけた。
土壌にセンチュウが蔓延したと仮定すれば、
野菜の生育不良はすべてセンチュウのせい、原因は枯葉の埋め込み。か。
いやぁ まじで終わってるわ
秋植えの緑肥の育ちが悪いのは雨が降らなかったせいでもないのかも。
センチュウ対策で「米ぬかを撒く」「石灰窒素(農薬)を散布」「太陽光消毒をする」「緑肥を漉き込む」などがある。
石灰窒素(農薬)以外は、まあまあやってきたつもりだったけど
それも下記の理由で効き目が悪かったのかもしれない。
今回の長芋掘りしていて 新たに判明したことがあって
深度60㎝以下に粘土質の層が広がっていること
黄色みががったとういか黄土色の、ねっとりとした断面が穴掘り作業中に見つかって。
たまたま見返した古地図で うちの畑に、田んぼの地図記号があったこととが 急に頭の中で合致して
どんなに耕耘しても 水はけが悪いことも、それが”水田に向いている土”ならでわの仕業だったかと。
いろいろ逆算的に想像したものの点と点がつながって 5年目にして絶望的な畑と化してた。
用土が薄く、固い土に腐植を増やそうと、草や枯葉を米ぬか混ぜて埋め込んできたが、粘土質+水捌け悪い=酸素が欠乏して腐敗させてしまっただけだった。
そして 病気、カビ、害虫の発生につながってるということか?
※注意:あくまで素人の考えです。
まずは、粘土質の土壌で通気性があって水が腐らず水持ちの良い土をどう作るかとなりそうです。
でもね、粘土質土壌に伸びた長芋は 芋肌が白く透き通っておいしそうです。長芋栽培は粘土土壌に絶対に向いている。
ただし、長芋が折れたり、実を削ったりで、掘りにくいですけどね!!