GWに妹に便乗して帰省することが決まった。
現在育苗中のため、水やりやハウスの温度管理をなんとかしないといけなくなった。
まずは熱対策。どんどん気温が上がってきて、日中はハウス内40℃を超えることがある。ハウスの開け閉めなしに普通にハウス内に置いておくことはとても危険である。
まずは扉のビニールを防虫ネットに切り替え、風が入るようにした。でも、通風孔は作ってないので、上方は熱がこもりやすく、夜は冷気が入りやすい。
それでも高温になるよりはましかな?と思うので、苗は地上30㎝の場所から、地面上へ移動させた。数日間気温の変動を見ていても30℃を超えることは間違いなかったので、生育温度の低い野菜の苗は、外へ出し、寒冷紗とビニールでトンネルして、風通しと、湿度が確保できるかな?程度で帰省前日に緊急設置した。
水やりについてはポットやセルトレーの下に水をできるだけ入れて鉢底吸水方式でなんとか乗り切ってもらうことにした。
帰省は2泊3日の予定でいたが、3泊4日になってしまった。
実家からリモートで温湿度のデータ確認を毎日していた。5/2、3までは30℃前後で程よい感じだったが、5/4、5は気温が上がりハウス内最高気温は36℃を記録した。(地上20㎝のところで)
2023/05/05の温度データ
帰ってきて確認したところ、ハウスでは、水を吸いすぎて徒長したものがあった。エダマメとピーマンが伸び伸びになっていた。節と節の間がやたらと長い。
ミニトマトやスイカ、マクワウリは小さい苗のままで成長がみられない。高温で成長が止まったのかも?マクワウリの1本が萎えてしまっていた。外へ置くべき苗だったのかもしれない。(写真↓ 小さい苗がミニトマト)
(写真↓右1列スイカ、左2列マクワウリ)
一方外のトンネル育苗は、日光が当たりすぎてか?風が通るからか?ハウス内よりも土が乾燥していて、用土が白く見える。幸い枯れてしまうほどではなかったが、もう一日遅く帰ってきたら枯れ始めたかもしれないという感じ。
培養土の種類によっては表面に苔が張ってしまった。(自論ですが、苔が生えると上面からの水が浸透しなくなる。苔って、水を吸うけど浸透させないので、その下の土は乾いてしまう。苔が生えてしまったら培養土は入れ替えた方がよい気がします。)
とりあえず、全滅は免れました。
この結果をもとに、いろんな改良点が見つかったのでもっと上手に育苗管理できるハウスの作り方を考えていこうと思います。