1a 栽培日誌

2019年から田舎で畑を始めました。のんびり生きるうえで、日々のやりがいを探しています。

GWに育苗をほったらかして帰省した結果

2023年05月07日 | ハウスの改造

GWに妹に便乗して帰省することが決まった。

現在育苗中のため、水やりやハウスの温度管理をなんとかしないといけなくなった。

まずは熱対策。どんどん気温が上がってきて、日中はハウス内40℃を超えることがある。ハウスの開け閉めなしに普通にハウス内に置いておくことはとても危険である。

まずは扉のビニールを防虫ネットに切り替え、風が入るようにした。でも、通風孔は作ってないので、上方は熱がこもりやすく、夜は冷気が入りやすい。

それでも高温になるよりはましかな?と思うので、苗は地上30㎝の場所から、地面上へ移動させた。数日間気温の変動を見ていても30℃を超えることは間違いなかったので、生育温度の低い野菜の苗は、外へ出し、寒冷紗とビニールでトンネルして、風通しと、湿度が確保できるかな?程度で帰省前日に緊急設置した。

水やりについてはポットやセルトレーの下に水をできるだけ入れて鉢底吸水方式でなんとか乗り切ってもらうことにした。

帰省は2泊3日の予定でいたが、3泊4日になってしまった。

実家からリモートで温湿度のデータ確認を毎日していた。5/2、3までは30℃前後で程よい感じだったが、5/4、5は気温が上がりハウス内最高気温は36℃を記録した。(地上20㎝のところで)

2023/05/05の温度データ

帰ってきて確認したところ、ハウスでは、水を吸いすぎて徒長したものがあった。エダマメとピーマンが伸び伸びになっていた。節と節の間がやたらと長い。

ミニトマトやスイカ、マクワウリは小さい苗のままで成長がみられない。高温で成長が止まったのかも?マクワウリの1本が萎えてしまっていた。外へ置くべき苗だったのかもしれない。(写真↓ 小さい苗がミニトマト)

(写真↓右1列スイカ、左2列マクワウリ)

一方外のトンネル育苗は、日光が当たりすぎてか?風が通るからか?ハウス内よりも土が乾燥していて、用土が白く見える。幸い枯れてしまうほどではなかったが、もう一日遅く帰ってきたら枯れ始めたかもしれないという感じ。

培養土の種類によっては表面に苔が張ってしまった。(自論ですが、苔が生えると上面からの水が浸透しなくなる。苔って、水を吸うけど浸透させないので、その下の土は乾いてしまう。苔が生えてしまったら培養土は入れ替えた方がよい気がします。)

とりあえず、全滅は免れました。

この結果をもとに、いろんな改良点が見つかったのでもっと上手に育苗管理できるハウスの作り方を考えていこうと思います。

 

 

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ハウスの温度

2023年04月20日 | ハウスの改造

野菜の種まきを今年はハウスで育苗している。

ここは山間部なので、寒暖差が激しい。

3月頃はハウス内が暖かく日中作業するには快適であった。雨風を防いで、なおかつ花粉も防いでくれる。

しかし!4月に入って気温が上がってくると ものすごく高温になってしまう。

逆に雨の日は 室温10℃を簡単に下回るほど寒くなる。

そんな 1.8坪の小型のハウスである。

どのぐらいになるものかと ハウス内にデータロガータイプの温湿度計を設置してみた。

結果が実に面白い。

4月17日から4月18日の「温度」の記録 ↑

18日の早朝5時に氷点下(-0.6℃)になっている。おそらく畑では遅霜が降りたことでしょう。

ジャガイモの葉が黒くなっておりました。

こちら「湿度」の記録。↑

夜間は湿度が高くなり日中は乾燥する。

そして ここ最近は40℃を超えているのである。↑

苗がうまく育たないのはこういう寒暖差が激しいから生育が止まってしまってるのかぁ…と納得。

(播種から植え付けまで約55日もかかってしまった、徒長気味のブロッコリーとか。全然うまくいってません)

ハウスの屋根には黒とシルバーの遮光ネットを掛けているのですが、多少温度を下げているのだろうけど…

遮光している分、苗にとっては日照不足になる。(そのため徒長しまくりです)

ハウスには通風孔を用意していないので、熱がこもりっぱなしになり 結局、日中は苗をハウスの外へ出して管理。

虫の産卵場所になってしまいそうである。

 

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ハウスの強風対策(になるか?)

2023年02月26日 | ハウスの改造

強い風、吹く日が多くなりました。

今日は、ハウスの中で育苗作業をしていたところ、時々ハウスが強風にあおられて大きく揺さぶられるので、この風をどうにかいなせないかと思い対策することに!しました。

うちの小さなハウスは移設可能で、固定が簡易。そのため吹き飛んでしまう恐れがあるのです。

ビニールハウスは去年夏に建て、新設1年目なのでビニールが破れないよう、黒い遮光ネットをかぶせた。幸い台風も特に影響なく過ぎたため、穴開くことなく1年越せました。できれば今年も同じビニールで通したい。

そこで前にバイクのカバーが強風によく飛ばされていた時のことを思い出した。風がカバーに入り込んで、大きなバイクごと煽られてひっくり返る。結果、カウルが破損した。見かねて、その上に要らなくなったボロボロの寒冷紗をかけてあげたところ、カバーもバイクも飛ばされなくなった。

それを思い出したので「風の力をネットの網目で緩和できるとしたら、網をかければ、ハウスも強風から守れるのか?」と言う考えに至り

(本来、「防風ネット」というものがあるようなのですが)要らなくなった穴開きの防獣ネットがあるので、これを風除けとして、ハウスの出入り口の妻面へ斜めに掛けることにした。側面(胴回り下半分)にも遮光ネットを掛けて、平面に当たる強風も和らげると想定。

ネットを掛けた後は、心配になるほどの揺れは起きてない感じでした。(風が弱まっただけなのかもだけど...)今日は簡易に設置したので写真なし。追々強化していきたいと思います。

さてこれで(お金を掛けずに)台風まで防げたらいいんですが。

ハウスの改造ではやりたいことが山ほどあって、空調、防虫、換気、防寒など。今は、道具置き場だけど、いずれハウス内で栽培できるようにもしていきたいと思うところです。

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