Blue jewel

拉致の解決を願って
「蒼き星々」関連テキストなど(ココログにも掲載)現在gooがメイン。
デザイン時々変更。

第5回国民大集会(1)

2003-05-07 | 第5回国民大集会(2003/5/7)
2003年5月7日(東京フォーラム)
1 開会  開式 櫻井よしこさん(司会)

みなさまこんばんは。

(おちついたゆっくりした声、拍手、会場からこんばんは~の声)

只今より第5回国民大集会を開催させていただきます。
きょうはまず最初に、みなさま方に心からのに御礼とお詫びを、申し上げなければなりません。
この広い会場にいっぱいに多くの人たちが来てくださいました。それと同時に1000人を超える人たちが会場にはいれることができずにお帰りになられました。(拍手)
日本国民の『拉致はテロである。決して許すことができない』という思いでご参集くださったみなさま方、会場に入りきれずにお帰りになった皆様方、その全員の方々に心からのお詫びと、そして来てくださった事へ心からの御礼を申し上げます。

1977年に 横田めぐみさん、久米裕さんが拉致され、それから26年間が過ぎました。
長い四半世紀を越える時間がが流れ、ようやく5人の方々が戻ってこられました。
私たちは、5人の皆さん方の帰国にどよめきました。
しかし未だに5人の方々のご家族の皆さん方は戻ってきてはおりません。多くのその他の人々は消息さえもわかりません。
私たちが愛する家族のひとりびとりの消息が明らかになっていない一方でいくつかのことも判明してまいりました。それは北朝鮮に拉致された人々は60年代から姿を消しているという事でございます。1960代から~1990代の始めまで拉致は続いていたとみなければならない状況がおきております。

日朝交渉がはじまったのが91年でございます。テーブルの上で日本と北朝鮮の友好をうたいそして国交正常化の交渉を行う一方で、卑劣なテロであります拉致事件は続いていたわけです。私たちは北朝鮮によるこのような拉致をけ・っ・し・て許すことはありません。

           (会場大きな拍手)

またこの拉致を只放置する日本の外交のメカニズムもけ・っ・し・て許すことはありません。
また日本国民、そして韓国の国民の皆さん方も含めて卑劣な拉致の犠牲者になっているの事態を見て見ぬふりをして無気力に只受け入れることも、私達はけ・っ・し・て許すことはありません。
日本人から拉致された全ての人々、韓国から拉致された全て人々、卑劣なテロ行為であります拉致の犠牲者を全員救い出すために、私達はまた今日ここに集い気持ちを新たにして共に手を携えながら、助け合いながら励まし合いながら進んでいきたいと思います。
           
               (拍手)

新たな決意を胸にこの会を進行して参りますけれども、まず北朝鮮の拉致被害者家族会代表の横田滋さんに開会の辞をおねがいします。

2.開会  開会の辞 横田滋さん

只今ご紹介頂きました拉致被害者家族連絡会の横田でございます。本日はお忙しい中、第五回国民大集会に大勢の方にお集まり頂き厚く御礼申し上げます。初めて5千人規模の会場を選んだわけでございまして、私たちはどのくらいの方にきて頂けるかとちょっと心配しておりましたんですが、杞憂に終わりました。
この姿を金正日に、是非みせてやりたい気がします。

             (大きな拍手)(そうだ~)

今までは『各家族会』『救う会』『行動する議員連盟』『地方議員の会』の主催でございましたが、今年はこれに加えまして『特定失踪者問題調査会』それから『北朝鮮による拉致被害者の救出に取り組む法律家の会』の6者で共催で行うことになりました。
昨年9月金正日は拉致を認めたにも関わらず8ヶ月以上(7ヶ月?)たった現在、5人の被害者は家族を残して帰国してから6ヶ月経過いたしました。この間は北朝鮮は蓮池さん地村さん曽我さんの家族人質として抑留し続け、横田めぐみら生存未確認者確認者10人に対して日本政府が提起した150の質問に一切こたえず、また15人以外の多くの拉致の真相を隠蔽した状態です。
この状態を打破するために我々は(家族会では)3月にはワシントン東部をおとずれました。また4月には国連に訴えるために(国連人権委員会)ジュネーブにも行きましたし、『民間との対話』ということでロサンゼルスも訪れております。

今こそ拉致問題の解決を図らなければならない時です。
そのためには日本国内で被害者、家族、支援者、政府、国民が一体となって救出の声をあげていくほか米国、韓国をはじめ国際社会に強い支持を得て金正日政権に対して拉致問題の完全な解決を断固として求めていくことになります。(拍手)
金正日政権は拉致問題すでにほとんど解決したとし論議する必要もないと主張していますがどうかみなさま最後までいろんなかたが来ておりますし。。。家族の声もありますのでお聞き頂き拉致の真相を、最後までお聞き頂きたいと思います。

          (大きな拍手)


いつもの、やさしい横田節、5000人の会場が満席の喜びが笑顔に表れていました。

◆―――――――――――――――――――――――――◆
この記事が参考になった方は、下記バナーをクリックしてください。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第5回国民大集会(2) | トップ | 第5回国民大集会(目次) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

第5回国民大集会(2003/5/7)」カテゴリの最新記事