櫻井さん(司会)》
家族は本当に長い間苦しんできました。多くの国会議員の人たちはそっぽを向きました。けれども少数派の人たちは国会議員たちは助けてくれました。その少数派の人たちが今ここに来ております。そして(拍手)『北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟』というものを作り、この何年間か行動を共にしてくださいました。その会長の中川昭一さんからご挨拶を頂きたいと思います。(拍手)
《中川昭一拉致議連会長挨拶》
(具体的に言え)(お~)
『北朝鮮に拉致された日本人を救うための衆参超党派の国会議員団』を代表して一言申し上げさせて頂きます。主催者としてまず皆様に感謝とお詫びを申し上げなくてはなりません。途中私や西村幹事長、平沢事務局長は中座をせざるを得ませんでした。というのは今蓮池透さんからお話があったとおり何千人という方が入れずにそして何千人という方々がそれにも関わらずーとロビーにいたもんですから横田さんの奥様や蓮池透さん方がご家族という立場でありながら深々と頭を下げて『まことに申し訳ありません』と謝るその姿を見た時に、我々、今回の想像を絶する国民の皆様のご参会に感動すると共に主催者としての不手際をこの場をお借りいたしまして関係者にお詫びを申し上げなくてはなりません。
しかし後ほど石原慎太郎知事もここでのお話がおわったあとに駆けつけてくださいまして『一緒に戦おうではないか』というシュプレヒコールをやって、この怒りの気持ちがここ(会場内)と同じように問題解決の為に力を合わせようという前向きのエネルギーに変わっていったということをまず皆様方にご報告させて頂きたいと思います。 (大きな拍手)
我々が議員連盟を作ったとき一体どこから手を付けていったらいいのかと(思ったものですが)、そして今回第五回のこの大集会。こんなにも大勢の皆様にお集まり頂き、壇上でひしひしと皆様方の国民としてのいや一人の日本人として人間としてのお気持ちというものを感じたときに、今までの二十年三十年のご家族の皆様方に対するお詫びの気持ち、不策に対する責任というものを政治家の一人としてそして又日本の立法府、政府としてお詫びを申し上げ全面解決に向かってやるべき事をすべてやっていかなくてはならないという決意を持っているのであります。(大きな拍手)
昨年の九月十月以来、政治的社会的には状況が大きく変化をいたしました。しかし今ご家族の皆さんのお話を伺っていても家族の皆さん方のとっては状況は変わっていないであります。5人の帰国者の皆様方も『子供が早く帰ってきてもらいたい』と。死亡と言われている八人の方々もいろんな状況からお元気で暮らしていらっしゃる。そして何十人、何百人という北朝鮮が認めていない拉致被害者の皆様方も元気で暮らしているわけでありますから、早くこの問題を全面解決するまでは五人の皆さんもご家族の皆さんも全くその苦しみは実は全く変わっていないのであります。(そうだ、そうだ)(拍手)
これを何としても安部副長官や中山参与等々心ある日本の政府の皆さんと国民の皆さんと一体になって、万が一日本政府がこの目的に対してプラスとならない行動をとるときということになったならば、我々も緊張感を持って政府を対峙していかなくてはならないと思っているところであります。
もう家族の皆さんだけでこの問題に取り組むと言う状況ではない。(拍手)日本人全体が日本全体がこの拉致という国家のテロ、国家の犯罪、他国民の普通に暮らしている国民の命をもてあそび、核兵器をもてあそんでおる北朝鮮、金正日(キム・ジョン・イル)のこの政府を何としても(打倒するために)何としても目的達成のために、戦っていかなくてはならないのです。(おおきな拍手)
今日お集まりの皆さんも『拉致被害者の皆さんも大変なんだろう』とか『頑張ってもらいたい』というだけではなくて皆さんもご家族の皆さんや我々と一緒に戦ってください。(拍手)
戦おうではありませんか。(大きな拍手)皆さんと、家族の皆さん一緒になって我々も皆さんのご指導を頂きながらこの問題を全面解決に向かって全力を挙げて戦うこと誓って主催者としての御礼のご挨拶とさせてください。
《 櫻井さん(司会)》
中川さんありがとうございました。
会場内も盛り上っていたが、外でもそれほどの人が集まっていることを知って、会場内もどよめきました。これ以上曖昧な態度を政府、外務省がとることはもう許されない。被害者、家族の苦しみは何も変わっていない。中川氏は長年家族と連れ添って活動してきたからこそ、今こそ『全面解決』の時期だと体感しているのだと思いました。会場の熱気はさらに高まっていきました。
上へ 6-2.大会関係者挨拶 平沢勝栄さん 下へ
《 櫻井さん司会 》
この後拉致議連事務局長の平沢勝栄さんにご挨拶を頂きます。
《 平沢勝栄拉致議連事務局長挨拶 》
(やや興奮気味)
大勢の皆さんお集まり頂きまして本当にありがとうございました。本当はこの会は日本武道館で開かなければならなかったんです。(笑い)(拍手)(そうだ~の声)
このような集会をもう一回開くことのない様に私達はこの問題を全面的に全力で取り組んでいかなくてはならないと思っております。
今日のこの集会の盛り上がりを最も苦々しく思っていたのは--、国内にもおりますけれど--何よりも金正日(キム・ジョン・イル)なのです。今日のこの盛り上がりを、私達は絶対に許さないという怒りのこのメッセージを金正日政権に送りつけなくてはならないと思います。
(会場中『そうだ~』他、多くのかけ声と拍手で騒然)
尚、今日のこの集会に本来なら黄・ジャン・ヨプさん、ご案内の通り1997年北朝鮮の労働党書記のお立場から韓国に亡命なさった方ですが、金正日(キム・ジョン・イル)の側近中の側近であった方でございます。この方が今日この会場に来られる予定でございましたけれども、パスポートの発給が間に合わないという、こういう事情で(欠席になりました。)まぁいろいろ事情があると思います。わかる方にはわかる、わからない方にはわからない。
(ばかばかしい)(なんで)(拍手)
この方からメッセージが届いておりますのでご紹介します。
黄・ジャン・ヨプ元朝鮮労働党書記メッセージ
「北朝鮮に拉致された日本人・家族を救出する国民大集会」に招請してくださった議員連盟側と出席者の皆様に、真心からの感謝と敬意を表します。
韓日両国の共同の敵は北朝鮮の独裁政権であり、金正日独裁体制を崩壊させることにおいて 決定的意義を持つのは韓日両国間の民主主義的な同盟を強化することです。
今回の大会を契機に韓国と日本の民主勢力をはじめとする世界の平和を愛好する人民たちの親善協力がより発展することをお祈りいたします。
2003年5月6日
北韓民主化協議会 代表会長
黄・ジャ・ヨプ
(大きな拍手)
尚、私達はおよそ百名で超党派の拉致議連を作っております。
社民党共産党除くほとんどの政党です。(笑い)(拍手)
ご紹介致しますので、拍手はあとでお願いします。(笑い、拍手)
安倍晋三 あべ しんぞう 内閣官房副長官 (山口4区)(あべさ~んの声)
中川昭一 なかがわ しょういち 自民党衆議院議員(北海道11区)
西村慎吾 にしむら しんご 自由党衆議院議員(大阪17区)(しんご~の声)
上田清 うえだ きよし 民主党衆議院議員(埼玉県4区)
小池百合子 こいけ ゆりこ 自民党衆議院議員(兵庫6区)
塩田晋 しおた すすむ 自由党衆院議員 (兵庫10区)
金子善次郎 かねこ ぜんじろう 保守新党衆院議員 (比・北関東)
高木毅 たかぎ つよし 自民党衆院議員 (福井3区)
山谷えり子 やまたに えりこ 保守新党衆院議員 (比・東海)
大石尚子 おおいし ひさこ 民主党衆院議員 (神奈川県4区)
松原仁 まつばら じん 民主党衆院議員 (東京都3区)
よしだ すすむ? 自民党衆院議員?(言い間違い、訂正聞き取れず)
★自民党に吉田姓の議員が数名いるが拉致議連とすれば吉田六左右衛門氏か?
西博義 にし ひろよし 公明党衆議院議員(近畿)(声小さくなる)
浜四津敏子 はまよつ としこ 公明党参議院議員(東京)
漆原良夫 うるしばら よしお 公明党衆議院議員(北陸信越)
近藤基彦 こんどう もとひこ 自民党衆議院議員(新潟2区)
林省之介 はやし しょうのすけ 自民党衆議院議員(比例近畿)
西川京子 にしかわ きょうこ 自民党衆議院議員 (比例九州)
保坂三蔵 ほさか さんぞう 自民党参議院議員 (東京)
白保台一 しらほ だいち 公明党衆議院議員(沖縄1) (言葉に詰まりはっきりしない)
弘友和夫 ひろとも かずお 公明党参議院議員(福岡)
福島啓史郎 ふくしま けいしろ 自民党参議院議員 (比例)
森ゆうこ もり ゆうこ 自由党参議院議員(新潟)
間違った方は特によく覚えておいでください。(拍手 笑い)
どっちにしましても私達拉致議連は北朝鮮からいろいろと妨害を受けておりますが決してこうした妨害に屈することなく負けずに頑張ります。(拍手)
【櫻井さん(司会)】
ありがとうございました。
【櫻井さん(司会)】
ありがとうございました。
興奮ぎみの平沢議員でしたが、特に拉致議連の議員紹介では、名前の読み上げに戸惑うシーンもあって、この人は
本当に正直なのだと思いました。選挙区は調べて付け加えましたが、我々は本気になって被害者を救おうとする議員を見定める必要があります。さらに、そういう議員を増やし後押しし家族や被害者の力になるよう、政治家に積極的に声を届けなくてはいけないと思う。私達も行動しなければならない時なのだから。メールでも電話でもいい。
《櫻井さん司会》
拉致はテロであります。韓国の人がこの横断幕を韓国で作って持ってきてくださいました。(拍手)
韓国からのゲストが大きな横断幕を持って壇上中央に広げる。上部の大会看板の
【拉致はテロだ!第五回国民大集会】に対応して韓国の方の持ってきた大きな大きな横断幕には
【韓国人の拉致もテロだ】と書いてある。
『拉致』と『テロ』は赤字で書いてある。
韓国人の拉致もテロです。 (拍手でよく聞こえない)
テロは日本人の拉致だけではありません。韓国人の拉致もテロであります。(拍手)
韓国の人の皆さんは486人、8万人あまりの人が未だに行方不明です。韓国の人たちの拉致問題を解決するためにも私達日本人はは韓国の方々と協力して全員救い出すために終わりまで頑張りたいと思います。
韓国の皆さんありがとうございました。
韓国からわざわざこれを作って持ってきてくださいました。
本当にありがとうございました。カムサムニダ。(拍手)
それではここで私たちの今日の会として声明を発表したいと思います。
土屋たかゆき都議にお願いをしたいと思います。都議の皆さん方の活動は国会議員の皆さん方活動が低迷期に入ったときに、家族のみなさん方をほ・ん・と・う・に力づけてくださいました。ありがとうございました。よろしくお願いします。
3.大会関係者挨拶 土屋たかゆき さん
《土屋たかゆき都議声明文発表》
みなさんこんばんは。ご紹介いただきました地方議員の会の会長をしております都議会議員の土屋たかゆきです。地方議員の会の副会長の古賀俊昭(こが としあき)都議会議員、田代ひろし都議会議員、井上ひろし市会議員 中村実(なかむら みのる/船橋市議会議員)も出席しております。私たちの地方議員の会の活動は平成十年から始まりまして、平成十一年に正式に決成されました。地方議員の立場として全国3,200の自治体の中で拉致問題に正面から取り組んで参りました。今ご紹介した以外にも今日は多数の私たちの同士がこの会場の中にいらっしゃることを改めて私からご紹介させて頂きたいと思います。
今日のこの国民大集会は五回目ということでありますが、私は何故政府の主催でこうした集会が開催されないかと(疑問に)思っております。(拍手、そうだ!)さらに本日小泉内閣総理大臣や川口外務大臣がこの場にいないということに全く納得できないのであります。
テロリストである金正日(キム・ ジョン ・イル)から私たちの同胞や拉致された韓国の人たちを奪還する決意と金正日政権打倒の決意を込めましてこれから決議文を読ませて頂きます。
第5回国民大集会声明
私たちは本日、東京国際フォーラムに集まり「拉致はテロだ! 北朝鮮に拉致された日本人・家族を救出するぞ! 第5回国民大集会」を開催した。
昨年9月に第4回大集会を開いたあと、金正日が拉致を認め謝罪、5人の被害者の帰国と、拉致問題は大きく動いた。しかし、その後、北朝鮮は「拉致問題はすでに解決した」などと開き直り、5人の家族を日本に帰さず、10人の未確認者について「死亡」「未入国」などという根拠ない主張を続け、百人を超えるとも予想される未認定拉致被害者に関しても否定するという、不誠実きわまりない姿勢を続けている。韓国人拉致についても全面的に否定し、北朝鮮民衆への抑圧を強化しながら、核武装への道をひた走っている。
このような金正日政権とたたかうため、私たちは日本全国だけでなくワシントン、ロサンゼルス、ジュネーブなど世界各地を訪れ、「拉致はテロだ!」という訴えを行った。それに対して、米国政府は全面的協力を約束し、4月に北京で行われた核問題をめぐる北朝鮮との交渉の席で拉致問題解決を迫った。また、同じ4月にはEUが主導して国連人権委員会が北朝鮮人権決議を採択したが、同決議は明確に拉致問題の解決を求めている。その直後に、家族会は人権委員会作業部会で陳述を行い、北朝鮮の主張を完全に論破した。いま、拉致は人類共通の敵であるテロであり、許し難い人権侵害だという認識が、国際的に大きな広がりを見せ始めている。
しかるに、当事者たる日本政府が、「拉致はテロ」と強調せず、自国民を奪還するために毅然たる政策を実施するという姿勢が希薄であることは残念でならない。ここで金正日政権に警告する。近く日本も米国をはじめとする世界各国と連帯して、核問題と拉致問題の完全解決を求めて、経済制裁を必ず断行する。なぜなら、拉致完全解決を求める日本国民の怒りの声と国際的非難が日に日に高まっているからであり、金正日テロ政権が核武装することを日本は絶対容認しないからだ。
私たちは、この会場から強く以下のことを金正日政権に要求する。いますぐ、日本人拉致被害者とその家族を全員帰国させよ。韓国人拉致被害者もすべて返せ。核武装と戦争準備を止めて、北朝鮮民衆の生活向上に力を尽くせ。それらを実現するため、私たちは世界の心を同じくする人たちと連帯を強め、たたかい続けていくことを誓う。
平成15年5月7日
「拉致はテロだ! 北朝鮮に拉致された日本人・家族を救出するぞ!
第5回国民大集会」参加者一同
(盛大な拍手)
力強く声明文を読み上げた土屋議員、会場も大きな拍手の渦で盛り上がりました。
以下参加議員のHPとメールアドレスをわかる範囲で記載します。
田代 田代HP htashiro@h-tashiro.tttnet.ne.jp
土屋 土屋HP fwja9724@mb.infoweb.ne.jp
古賀 古賀HPhouki@msh.biglobe.ne.jp
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家族は本当に長い間苦しんできました。多くの国会議員の人たちはそっぽを向きました。けれども少数派の人たちは国会議員たちは助けてくれました。その少数派の人たちが今ここに来ております。そして(拍手)『北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟』というものを作り、この何年間か行動を共にしてくださいました。その会長の中川昭一さんからご挨拶を頂きたいと思います。(拍手)
《中川昭一拉致議連会長挨拶》
(具体的に言え)(お~)
『北朝鮮に拉致された日本人を救うための衆参超党派の国会議員団』を代表して一言申し上げさせて頂きます。主催者としてまず皆様に感謝とお詫びを申し上げなくてはなりません。途中私や西村幹事長、平沢事務局長は中座をせざるを得ませんでした。というのは今蓮池透さんからお話があったとおり何千人という方が入れずにそして何千人という方々がそれにも関わらずーとロビーにいたもんですから横田さんの奥様や蓮池透さん方がご家族という立場でありながら深々と頭を下げて『まことに申し訳ありません』と謝るその姿を見た時に、我々、今回の想像を絶する国民の皆様のご参会に感動すると共に主催者としての不手際をこの場をお借りいたしまして関係者にお詫びを申し上げなくてはなりません。
しかし後ほど石原慎太郎知事もここでのお話がおわったあとに駆けつけてくださいまして『一緒に戦おうではないか』というシュプレヒコールをやって、この怒りの気持ちがここ(会場内)と同じように問題解決の為に力を合わせようという前向きのエネルギーに変わっていったということをまず皆様方にご報告させて頂きたいと思います。 (大きな拍手)
我々が議員連盟を作ったとき一体どこから手を付けていったらいいのかと(思ったものですが)、そして今回第五回のこの大集会。こんなにも大勢の皆様にお集まり頂き、壇上でひしひしと皆様方の国民としてのいや一人の日本人として人間としてのお気持ちというものを感じたときに、今までの二十年三十年のご家族の皆様方に対するお詫びの気持ち、不策に対する責任というものを政治家の一人としてそして又日本の立法府、政府としてお詫びを申し上げ全面解決に向かってやるべき事をすべてやっていかなくてはならないという決意を持っているのであります。(大きな拍手)
昨年の九月十月以来、政治的社会的には状況が大きく変化をいたしました。しかし今ご家族の皆さんのお話を伺っていても家族の皆さん方のとっては状況は変わっていないであります。5人の帰国者の皆様方も『子供が早く帰ってきてもらいたい』と。死亡と言われている八人の方々もいろんな状況からお元気で暮らしていらっしゃる。そして何十人、何百人という北朝鮮が認めていない拉致被害者の皆様方も元気で暮らしているわけでありますから、早くこの問題を全面解決するまでは五人の皆さんもご家族の皆さんも全くその苦しみは実は全く変わっていないのであります。(そうだ、そうだ)(拍手)
これを何としても安部副長官や中山参与等々心ある日本の政府の皆さんと国民の皆さんと一体になって、万が一日本政府がこの目的に対してプラスとならない行動をとるときということになったならば、我々も緊張感を持って政府を対峙していかなくてはならないと思っているところであります。
もう家族の皆さんだけでこの問題に取り組むと言う状況ではない。(拍手)日本人全体が日本全体がこの拉致という国家のテロ、国家の犯罪、他国民の普通に暮らしている国民の命をもてあそび、核兵器をもてあそんでおる北朝鮮、金正日(キム・ジョン・イル)のこの政府を何としても(打倒するために)何としても目的達成のために、戦っていかなくてはならないのです。(おおきな拍手)
今日お集まりの皆さんも『拉致被害者の皆さんも大変なんだろう』とか『頑張ってもらいたい』というだけではなくて皆さんもご家族の皆さんや我々と一緒に戦ってください。(拍手)
戦おうではありませんか。(大きな拍手)皆さんと、家族の皆さん一緒になって我々も皆さんのご指導を頂きながらこの問題を全面解決に向かって全力を挙げて戦うこと誓って主催者としての御礼のご挨拶とさせてください。
《 櫻井さん(司会)》
中川さんありがとうございました。
会場内も盛り上っていたが、外でもそれほどの人が集まっていることを知って、会場内もどよめきました。これ以上曖昧な態度を政府、外務省がとることはもう許されない。被害者、家族の苦しみは何も変わっていない。中川氏は長年家族と連れ添って活動してきたからこそ、今こそ『全面解決』の時期だと体感しているのだと思いました。会場の熱気はさらに高まっていきました。
上へ 6-2.大会関係者挨拶 平沢勝栄さん 下へ
《 櫻井さん司会 》
この後拉致議連事務局長の平沢勝栄さんにご挨拶を頂きます。
《 平沢勝栄拉致議連事務局長挨拶 》
(やや興奮気味)
大勢の皆さんお集まり頂きまして本当にありがとうございました。本当はこの会は日本武道館で開かなければならなかったんです。(笑い)(拍手)(そうだ~の声)
このような集会をもう一回開くことのない様に私達はこの問題を全面的に全力で取り組んでいかなくてはならないと思っております。
今日のこの集会の盛り上がりを最も苦々しく思っていたのは--、国内にもおりますけれど--何よりも金正日(キム・ジョン・イル)なのです。今日のこの盛り上がりを、私達は絶対に許さないという怒りのこのメッセージを金正日政権に送りつけなくてはならないと思います。
(会場中『そうだ~』他、多くのかけ声と拍手で騒然)
尚、今日のこの集会に本来なら黄・ジャン・ヨプさん、ご案内の通り1997年北朝鮮の労働党書記のお立場から韓国に亡命なさった方ですが、金正日(キム・ジョン・イル)の側近中の側近であった方でございます。この方が今日この会場に来られる予定でございましたけれども、パスポートの発給が間に合わないという、こういう事情で(欠席になりました。)まぁいろいろ事情があると思います。わかる方にはわかる、わからない方にはわからない。
(ばかばかしい)(なんで)(拍手)
この方からメッセージが届いておりますのでご紹介します。
黄・ジャン・ヨプ元朝鮮労働党書記メッセージ
「北朝鮮に拉致された日本人・家族を救出する国民大集会」に招請してくださった議員連盟側と出席者の皆様に、真心からの感謝と敬意を表します。
韓日両国の共同の敵は北朝鮮の独裁政権であり、金正日独裁体制を崩壊させることにおいて 決定的意義を持つのは韓日両国間の民主主義的な同盟を強化することです。
今回の大会を契機に韓国と日本の民主勢力をはじめとする世界の平和を愛好する人民たちの親善協力がより発展することをお祈りいたします。
2003年5月6日
北韓民主化協議会 代表会長
黄・ジャ・ヨプ
(大きな拍手)
尚、私達はおよそ百名で超党派の拉致議連を作っております。
社民党共産党除くほとんどの政党です。(笑い)(拍手)
ご紹介致しますので、拍手はあとでお願いします。(笑い、拍手)
安倍晋三 あべ しんぞう 内閣官房副長官 (山口4区)(あべさ~んの声)
中川昭一 なかがわ しょういち 自民党衆議院議員(北海道11区)
西村慎吾 にしむら しんご 自由党衆議院議員(大阪17区)(しんご~の声)
上田清 うえだ きよし 民主党衆議院議員(埼玉県4区)
小池百合子 こいけ ゆりこ 自民党衆議院議員(兵庫6区)
塩田晋 しおた すすむ 自由党衆院議員 (兵庫10区)
金子善次郎 かねこ ぜんじろう 保守新党衆院議員 (比・北関東)
高木毅 たかぎ つよし 自民党衆院議員 (福井3区)
山谷えり子 やまたに えりこ 保守新党衆院議員 (比・東海)
大石尚子 おおいし ひさこ 民主党衆院議員 (神奈川県4区)
松原仁 まつばら じん 民主党衆院議員 (東京都3区)
よしだ すすむ? 自民党衆院議員?(言い間違い、訂正聞き取れず)
★自民党に吉田姓の議員が数名いるが拉致議連とすれば吉田六左右衛門氏か?
西博義 にし ひろよし 公明党衆議院議員(近畿)(声小さくなる)
浜四津敏子 はまよつ としこ 公明党参議院議員(東京)
漆原良夫 うるしばら よしお 公明党衆議院議員(北陸信越)
近藤基彦 こんどう もとひこ 自民党衆議院議員(新潟2区)
林省之介 はやし しょうのすけ 自民党衆議院議員(比例近畿)
西川京子 にしかわ きょうこ 自民党衆議院議員 (比例九州)
保坂三蔵 ほさか さんぞう 自民党参議院議員 (東京)
白保台一 しらほ だいち 公明党衆議院議員(沖縄1) (言葉に詰まりはっきりしない)
弘友和夫 ひろとも かずお 公明党参議院議員(福岡)
福島啓史郎 ふくしま けいしろ 自民党参議院議員 (比例)
森ゆうこ もり ゆうこ 自由党参議院議員(新潟)
間違った方は特によく覚えておいでください。(拍手 笑い)
どっちにしましても私達拉致議連は北朝鮮からいろいろと妨害を受けておりますが決してこうした妨害に屈することなく負けずに頑張ります。(拍手)
【櫻井さん(司会)】
ありがとうございました。
【櫻井さん(司会)】
ありがとうございました。
興奮ぎみの平沢議員でしたが、特に拉致議連の議員紹介では、名前の読み上げに戸惑うシーンもあって、この人は
本当に正直なのだと思いました。選挙区は調べて付け加えましたが、我々は本気になって被害者を救おうとする議員を見定める必要があります。さらに、そういう議員を増やし後押しし家族や被害者の力になるよう、政治家に積極的に声を届けなくてはいけないと思う。私達も行動しなければならない時なのだから。メールでも電話でもいい。
《櫻井さん司会》
拉致はテロであります。韓国の人がこの横断幕を韓国で作って持ってきてくださいました。(拍手)
韓国からのゲストが大きな横断幕を持って壇上中央に広げる。上部の大会看板の
【拉致はテロだ!第五回国民大集会】に対応して韓国の方の持ってきた大きな大きな横断幕には
【韓国人の拉致もテロだ】と書いてある。
『拉致』と『テロ』は赤字で書いてある。
韓国人の拉致もテロです。 (拍手でよく聞こえない)
テロは日本人の拉致だけではありません。韓国人の拉致もテロであります。(拍手)
韓国の人の皆さんは486人、8万人あまりの人が未だに行方不明です。韓国の人たちの拉致問題を解決するためにも私達日本人はは韓国の方々と協力して全員救い出すために終わりまで頑張りたいと思います。
韓国の皆さんありがとうございました。
韓国からわざわざこれを作って持ってきてくださいました。
本当にありがとうございました。カムサムニダ。(拍手)
それではここで私たちの今日の会として声明を発表したいと思います。
土屋たかゆき都議にお願いをしたいと思います。都議の皆さん方の活動は国会議員の皆さん方活動が低迷期に入ったときに、家族のみなさん方をほ・ん・と・う・に力づけてくださいました。ありがとうございました。よろしくお願いします。
3.大会関係者挨拶 土屋たかゆき さん
《土屋たかゆき都議声明文発表》
みなさんこんばんは。ご紹介いただきました地方議員の会の会長をしております都議会議員の土屋たかゆきです。地方議員の会の副会長の古賀俊昭(こが としあき)都議会議員、田代ひろし都議会議員、井上ひろし市会議員 中村実(なかむら みのる/船橋市議会議員)も出席しております。私たちの地方議員の会の活動は平成十年から始まりまして、平成十一年に正式に決成されました。地方議員の立場として全国3,200の自治体の中で拉致問題に正面から取り組んで参りました。今ご紹介した以外にも今日は多数の私たちの同士がこの会場の中にいらっしゃることを改めて私からご紹介させて頂きたいと思います。
今日のこの国民大集会は五回目ということでありますが、私は何故政府の主催でこうした集会が開催されないかと(疑問に)思っております。(拍手、そうだ!)さらに本日小泉内閣総理大臣や川口外務大臣がこの場にいないということに全く納得できないのであります。
テロリストである金正日(キム・ ジョン ・イル)から私たちの同胞や拉致された韓国の人たちを奪還する決意と金正日政権打倒の決意を込めましてこれから決議文を読ませて頂きます。
第5回国民大集会声明
私たちは本日、東京国際フォーラムに集まり「拉致はテロだ! 北朝鮮に拉致された日本人・家族を救出するぞ! 第5回国民大集会」を開催した。
昨年9月に第4回大集会を開いたあと、金正日が拉致を認め謝罪、5人の被害者の帰国と、拉致問題は大きく動いた。しかし、その後、北朝鮮は「拉致問題はすでに解決した」などと開き直り、5人の家族を日本に帰さず、10人の未確認者について「死亡」「未入国」などという根拠ない主張を続け、百人を超えるとも予想される未認定拉致被害者に関しても否定するという、不誠実きわまりない姿勢を続けている。韓国人拉致についても全面的に否定し、北朝鮮民衆への抑圧を強化しながら、核武装への道をひた走っている。
このような金正日政権とたたかうため、私たちは日本全国だけでなくワシントン、ロサンゼルス、ジュネーブなど世界各地を訪れ、「拉致はテロだ!」という訴えを行った。それに対して、米国政府は全面的協力を約束し、4月に北京で行われた核問題をめぐる北朝鮮との交渉の席で拉致問題解決を迫った。また、同じ4月にはEUが主導して国連人権委員会が北朝鮮人権決議を採択したが、同決議は明確に拉致問題の解決を求めている。その直後に、家族会は人権委員会作業部会で陳述を行い、北朝鮮の主張を完全に論破した。いま、拉致は人類共通の敵であるテロであり、許し難い人権侵害だという認識が、国際的に大きな広がりを見せ始めている。
しかるに、当事者たる日本政府が、「拉致はテロ」と強調せず、自国民を奪還するために毅然たる政策を実施するという姿勢が希薄であることは残念でならない。ここで金正日政権に警告する。近く日本も米国をはじめとする世界各国と連帯して、核問題と拉致問題の完全解決を求めて、経済制裁を必ず断行する。なぜなら、拉致完全解決を求める日本国民の怒りの声と国際的非難が日に日に高まっているからであり、金正日テロ政権が核武装することを日本は絶対容認しないからだ。
私たちは、この会場から強く以下のことを金正日政権に要求する。いますぐ、日本人拉致被害者とその家族を全員帰国させよ。韓国人拉致被害者もすべて返せ。核武装と戦争準備を止めて、北朝鮮民衆の生活向上に力を尽くせ。それらを実現するため、私たちは世界の心を同じくする人たちと連帯を強め、たたかい続けていくことを誓う。
平成15年5月7日
「拉致はテロだ! 北朝鮮に拉致された日本人・家族を救出するぞ!
第5回国民大集会」参加者一同
(盛大な拍手)
力強く声明文を読み上げた土屋議員、会場も大きな拍手の渦で盛り上がりました。
以下参加議員のHPとメールアドレスをわかる範囲で記載します。
田代 田代HP htashiro@h-tashiro.tttnet.ne.jp
土屋 土屋HP fwja9724@mb.infoweb.ne.jp
古賀 古賀HPhouki@msh.biglobe.ne.jp
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