日曜日の午前中、
とうさん、いろいろ用事をしていて、
朝の散歩が延び延びになってしまいました。
昼過ぎになると、
さすが、痺れを切らしたつうが、
とうさん、散歩してよ、というような
無言の要求。
とうさん、慌てて散歩の準備をしました。
でも、なかなかドアから廊下に出ようとしないつう。
理由が分からず、無理に廊下に出すと、
なんか不安そうな顏のつう。
どうしたんだぁ？
嬉しくないのかい？
あっ、ロープを着けていなかった！！
ロープを着けると、さっそく
タッ、タッ、タッと 走りだすつう。
そのまま、進むがままに 任せてみました。
すると、
普段 父さんが誘導する道とは、まったく違う方向に！
予想がつかないんですけど、
どこに向かうんだぁ？
行きついた先は、ある老ワンコくんの家の前。
最近、うまく歩けなくなって、
散歩に出かけられなくなった
大きなミックス犬のおじいさんワンコです。
ワンワン、ワンワン、
つうは、何かを呼びかけていましたが、
おじいさんワンコは、うちの奥のほうに引っ込んでいるのか、
姿を見せてくれませんでした。
それから、
いつものコースに戻って散歩を続けましたが、
もう 散歩は充分というように、
つうは、突っ伏してしまいました。
老犬との恋？！
なんで、急に？！
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