つむぎは、普段は ケージの脇の 冷え冷えマットの上で
ゴロ〜ンと寝ているのですが、
あれ? 姿が見えない、と 父が焦って あちこち捜しながら、
あっ、あいつ、狭いところに 入り込むのが好きだった!
ということを思い出して、父が座っているイスの下を見ると、、
見てのとおり、よくまあ、こんな狭い空間に入り込むなぁと
呆れてしまうような場所で ゴロ〜ンしています。
いつもは、そのままの姿で眠っているのが、今回は 父の顔をじっと見ながら、
なにかを 訴えているようでした。
実は、この日曜日の深夜から
急に ベランダの窓を叩く雨の音が 聞こえて来ていたんです。
雷や花火の音、目の前で吠えるワンコの声には
まったく動じない つむぎなんですが、
台風が 襲ってくることを 野生の本能で 感じたのでしょうか。
かわいそうというより、かわいいなあ と 思った父でした。
だいじょうぶだよ、つむぎ。
なにがあっても、とうさんが ぜったいに 守るから。
それでは、また。