日曜日は、夕方 散歩に出かけました。
いつもの散歩コースの始まりあたりは、
フラワー・フェスティバルでヒトや車が多いので
まったく 逆まわりのコースを歩くことにしました。
いきなり ビルとビルの谷間の 空間に着くと、
ビル風が 心地よく吹いていたので 休憩しました。
とうさん、歩かんのじゃったら、お菓子 ちょうだい？！
その袋の中の お菓子 ちょうだいやあ〜！？
まだ、あまり歩いていないのに おやつと 水をやって、
出発しました。
結局、反対周りしても 普段とは違って ヒトや車は多くて、
いつもの 元安川沿いの道を歩いていると、
な、なんだあ、これはっ！？
多くのゴミ屑が、道に 散乱していました。
つむぎを 遠くに休ませておいて、 ゴミ屑に近づいてみると、
ベンチ前にも 川をふたつほど渡ったところにある
あるファストフード店の 食べ物の容器と 食べカスでした。
土手のところにも ゴミ屑が あって、
きっと カラスが、ベンチの下に捨て置かれた食べカスを
漁って 散らかしたのでしょう。悲
ファストフードの容器の量や ファスト店の位置から、
市内に住む 大人数の家族が、フラワー・フェスティバルに
行く前に 買って来たジャンクフードを ここで食べて
持ち帰らずに そのまま 捨てていったのでしょう！ 怒
まさに、フラワー・フェスティバルの暗部でした。
ここは 爆心地から１キロ以内の場所で、
当時は 多くの人たちが、この川べりの道や 川の中で
息を引き取って 累々と横たわっていたところです。
そばには 複数の慰霊碑が、建っているところなのです。
市内に住んでいる者ならば、
子供の頃からの 平和教育でしっかり勉強していて、
このあたりは、決して けがしてはならない場所であると
当然、分かっているはずなのです。
神聖な場所であることを 少なくとも感じているはずなのです。
それなのに、平気でゴミを残して行く広島市民。
我が街の悲劇よりも 自分の満足しか考えられない愚かな人間たち。
それも それが 親子連れだったとしたら、その親の態度を見て
その子供も そういう大人になって行くのでしょう。
広島に限らず、そういう日本人が増えているのは 確かで、
残念なことです。
心の中で 悔し涙を流しながら 慰霊碑のひとつのそばにあった
ホウキと コミバサミで ゴミ屑を 集めて片付けていると、
ワンッ！
と つむぎが ひと鳴きしました。
おお、ごめん、ごめん、つむぎぃ〜！
待たせたのお？！
と言って つむぎのほうに戻り、最後に
確認のために 片付けた場所のほうに 振り向くと、
おおっ！
いつの間にか、そばに 例の前世はえらいヒトだったネコがっ！！
ネコ様、もしかして あなたは、神様の化身だったのですか？
じっと動かない 神様のネコ。。
すると、やっとその存在に気づいた つむぎが、
近づこうとしたので 慌てて ちょこんとお辞儀をして
その場を 後にすることにしました。
平和大通りのほうに向かって歩いて行くと、
クン活に忙しくて まったく気づかない つむぎの前に
人だかりが？！
どうも なにかのイベントに参加していた
カヌーや シーカヤック、サップを扱うショップか
愛好者が、道具を 雁木から 陸揚げしていたようでした。
その脇を なんら興味も示さず
クン活しながら通過する つむぎでした。呆
平和大通りに出ると、最終日の夕方ながら
前日と同じく 賑やかな音楽と 屋台に群がるヒトビトで
いっぱいだったので、すごすごと うちに戻ることに。
すると、案の定、いつもどおり つむぎが、ぺった〜ん！！
起き上がって 歩いても タイルを見つけると ぺった〜んするので、
結局、途中から 重いつむぎを抱っこして帰りました。
うちに帰ると ハアハアする つむぎに 水をやりました。
落ち着いた つむぎの顔は 無垢で、父は ぶち 癒されました。
じゃけど、つむぎが 無垢であればあるほど、
世の中の 歪みと汚れが目立って
しょうがないんじゃ、とうさんは。。
間違っとるかのお、つむぎぃ？
それでは、また。
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