雅子皇太子妃・徳仁皇太子・愛子内親王の現状は”第二の女系天皇問題”安倍元総理暗殺は第3の敗戦、愛子天皇は終末の敗戦だ

※当ブログでは明治典範にも違反する生前の譲位に抗議し、ブログタイトルは違法即位後も同タイトルとします。

8月7日(月)のつぶやき

2017年08月08日 02時40分21秒 | 国家・教育・秩序・他保守総合/ツイッター投稿一覧

#拡散希望同意#マスゴミ主権 #資料拡散 願います

2017年08月07日 18時50分22秒 | 国家・教育・秩序・他保守総合/ツイッター投稿一覧


#マスゴミ主権 がすっかり日本を支配してしまっています。
#憲法改正 の前に #衆愚政治 是正が先かと。
ここから何とかしないと、日本はあと30年持たないかも知れない。
#原爆の日 #終戦の日 と政治性のある日が続きます。
しかも明日は、生前退位お気持ち表明から1年。

8月6日(日)のつぶやき

2017年08月07日 01時40分10秒 | 国家・教育・秩序・他保守総合/ツイッター投稿一覧

8月5日(土)のつぶやき

2017年08月06日 01時40分12秒 | 国家・教育・秩序・他保守総合/ツイッター投稿一覧

8月4日(金)のつぶやき

2017年08月05日 01時41分06秒 | 国家・教育・秩序・他保守総合/ツイッター投稿一覧

#拡散希望 #衆愚糾弾#衆愚 がまた安倍総理を苦しめる。国民は民主党政権でも何も学んでいないどころ...

2017年08月04日 21時47分32秒 | 国家・教育・秩序・他保守総合/ツイッター投稿一覧


#拡散希望 #衆愚糾弾
#衆愚 がまた安倍総理を苦しめる。
国民は民主党政権でも何も学んでいないどころか、思考力・判断力がさらに低下していないか?
これで主権者とは恥ずかしい限り。
今の日本、まるで無免許運転者であふれる道路。
日本は #無免許主権者 に滅ぼされるのか?

救う会全国協議会ニュース2017.08.04緊迫する米朝関係と拉致問題-東京連続集会報告6

2017年08月04日 21時30分56秒 | 国家・教育・秩序・他保守総合/ツイッター投稿一覧
----- Original Message -----
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.08.04)緊迫する米朝関係と拉致問題-東京連続集会報告6

■緊迫する朝鮮半島情勢下での救出戦略-東京連続集会報告

◆軍事攻撃後の平定作戦が大事

島田 絶望してはいけないという結論に当然なるわけですが、やはり日本が主体
的に何ができるのかということを考えると、ほとんどないんですね。議員のほと
んどは何も考えていないでしょうし、現在の安倍政権においても、今日配布され
た「正論」でも私は指摘していますが、北朝鮮が混乱自体になった時、自衛隊が
救出に行くことを考えたのですが、制空権はアメリカに確保してもらう。かつ自
衛隊の武器使用には色々制限があるので、米軍に自衛隊を保護してもらわなけれ
ばいけない。要するに1から10までアメリカに条件を整えてもらってという話
です。

 トランプさんは、イラク戦争の失敗は占領軍としてずるずると居続けたことだ。
そもそも攻撃事態がおかしかったと言っています。戦争をするとき、アメリカは
相手をつぶす能力は極めて強いですが、その後の占領行政で米軍兵士に死傷者が
出るわけですから、北朝鮮に軍事力を行使する場合も圧倒的な海空軍パワーで拠
点をつぶしまくる。後は隣のアジアの国がなんとかしろ、というかっこうになる
可能性が強い。

 占領軍としてアメリカが長期に留まることは、トランプ氏が去年の選挙戦中に
「馬鹿げてる」とさかんに言っていました。そんなものは周辺諸国に責任を持っ
てやらせればいい、と。

 従って韓国や日本は、アメリカは金正恩本人も狙うし、軍事力もつぶせるだけ
つぶす。後の平定作戦は韓国と日本がやれという話になる可能性が非常に強い。
その時、「法上日本は何もできません」では話にならない。

◆危機が目の前にあるということを感じる時

西岡 私も米軍の情報関係に近い人と時々会うんですが、同じことを言っていま
した。「つぶすのは簡単だ。しかしその後が問題。軍事攻撃を躊躇する理由の一
つは、後のプランができていないことだ、と。

 イラクでもリビアでも、せっかく倒した後、逆にテロ勢力が跋扈するようになっ
た。しかし、アメリカ軍は攻撃したら休暇をとって帰ると思っている。残って何
か統治をする準備はない。確かに英語しかしゃべれない人が北朝鮮を統治できな
いでしょうし、その場合にまずは韓国政府がどういう対応をとるかということで
すが、今の政府は、そういうことに反対するような政府です。

 そういう中で中国にやらせるのかという話が今出ているわけです。自衛隊が言っ
ても治安維持はできません。朝鮮語ができませんから。できるとすれば韓国軍し
かないんですが、韓国軍の統帥権者がそういうことを望まない人を国民が選挙で
選んだのが今の状況ですので、そこが軍事力を使えない一つの要素になるとする
と、金正恩は追い込まれたと思わないのではないか。すると最後に日本に譲歩し
てくることはなくなるかもしれない。

 様々な変数があり、まだ結論的なことは言えませんが、島田さんの話でも、ア
メリカは一枚岩でないことが今日よく分かりました。アメリカも両極化していて、
一枚岩ではない。様々な考えがアメリカの中にもある。保守派の中にさえあると
いうことですね。

 そしてトランプという、ういう経験があまりない人が最終決断をするところに
いる。世論の中には爆撃すべきというものもかなりあるが、世論は移りやすくて、
泥沼のような戦争になったら、そんなことじゃなかった筈だというかもしれない
と、島田さんが指摘したようなこともある。

 しかし、列車が近づいていることだけは間違いない。トランプは「戦略的忍耐
は間違いだった」と言っている。アメリカ本土まで届く核・ミサイルを持たせな
いということからして、「戦略的忍耐は間違いだった」と言っている。

 忍耐しないと言っても、彼の任期は4年ですから、来年が終わったら、DIA
の報告で言うと、核・ミサイルができてしまうと言っている。できてしまったら、
「戦略的忍耐は間違いだった」と言った自分が間違いだったことになる。

 私は、「産経新聞」に寄稿した中で、ティラーソン国務長官が、「北朝鮮の問
題には少し時間がかかるが、ある程度の忍耐は必要だ」と言ったので、「あなた
は忍耐は間違いだと言っていたんじゃないか。忍耐するのか。オバマ政権の対北
政策を批判する資格はない」と批判したんですが、そういう中でアンテナを立て
ながら、安全に全被害者をどう取り戻すかということを、北朝鮮の核を取り上げ
るという大戦略の中でまず最優先でやらなかればならないと。

 最初の話に戻りますが、しかし、4月に比べて列車は少し近づいている。緊張
は全然下がっていない。むしろ高まっている。そういう危機が目の前にあるのに、
危機だと思っていない。

 アメリカの空母が来ない限り危機じゃない。本来ならアメリカの空母が来てね
いことが危機でもあるわけです。北の核武装を容認してしまうという危機もある
んです。そういうことについてほとんど議論がないこと自体がまず危機で、そう
いう中で拉致被害者を安全に取り戻すという2つ目の目標を我々は考えている。

 安倍政権は第一次政権以降、拉致問題対策本部を作り、拉致問題担当大臣を置
いているわけです。そこで北朝鮮が三度目の譲歩をするかもしれない時期がきた。
今までは拉致対策本部がなかったから失敗したとも言えたわけですが、今はそう
ではない。

 ライフワークとして拉致問題に取り組んでいる人が総理大臣で、危機ですけれ
どもチャンスも来ている。ここでも取り戻せなかったら、家族の人たちの健康状
態を含めて、本当に取り戻すことができない結果になてしまうかもしれないとい
う点で、我々も追い詰められているんですが、金正恩も追い詰められている。

 危機が目の前にあるということを感じてない人たちに私は本当にいらいらして
ならないんです。

島田 今臨時ニュースで「稲田防衛大臣辞任」と出ました。内閣改造前に辞任す
るでしょうが、やはり今日話をしてきたように状況にあるわけで、アメリカによ
る軍事攻撃があってもおかしくない状況です。そういう事態に対処できるような
見識、そして今合法すれすれのラインですが、違法になってもいいからとにかく
拉致被害者を救出に行くんだという意思を持った、しっかりした人を防衛相にす
ることが大事ですね。

◆閉会中審議をするならミサイル問題を

本間勝(田口八重子さん兄)

 みなさんこんばんは。私の兄飯塚繁雄が東京連続集会には必ず来て、みなさん
に拉致被害者の救出を訴えてきましたが、ちょっと健康を害して、検査入院のレ
ベルですが入院していることを報告させていただきます。

 島田先生から、米中韓の情勢と拉致被害者救出の話がありました。安倍政権が
支持率26%と言われているような状態にまで落ち込んだ。拉致被害者の救出は
今後どうなるのか。政府に実行力があって、色々な問題を解決していけるのかと
いう不安があります。

 政府は強力でなけれなばらないわけですが、最近の情勢を見ると、色々なこと
で足を引っ張られて弱体化に向かっているのかなと心配です。安倍さんという人
は、2002年の小泉訪朝の時から拉致問題に関係してきています。そして政権
を担った時に、自分が拉致問題を最優先で取り組みます、責任を持って解決しま
すと言われた。

 その人がこの先、安定した政権を保てないならば難しくなってくる。当然北は
それを見ているわけです。交渉するには安定した政権を求めるでしょうし、野党
の民進党でさえ弱体化している。与野党が不安定になっている状況です。これで
拉致問題の解決に行動していけるのか。

 今閉会中審議を加計問題でなどでやっています。拉致問題は通常国会では取り
上げられていますが、閉会中でも何か問題があれば議員が集まって討議できるの
であればですが、北朝鮮がミサイルを飛ばし続けている状況に対し、日本は何も
手を打てないんですよね。

 国内にもしミサイルが飛んできたらどうしようかと、避難訓練をやっている始
末ですよね。日本のEEZ(排他的経済水域)の範囲内にミサイルが飛んでくる
ということは、漁民がいたり、飛行機が飛んだりしているわけですから、もし漁
船に落下するような被害を受けたらどうするのか。政府は何の対策も打てないの
か。そういう状態です。

 北に対しては、「ミサイルの開発をやめろ」と言葉で言っているだけで、何の
実力行使もしていない。北朝鮮への制裁はあらゆる手段で対処して拉致問題に取
り組むことになっているわけですが、ミサイルを連発され続けている。

 拉致問題だけでなく、日本国民の安全を現実に脅かしているわけですから、朝
鮮総連関係の学園の公金支出は即止めて、資金が北朝鮮に流れ込まない対策をす
ぐにうつことこそ、北に対しての実力行使なんです。日本ができることとです。

 武力も使わず、日本国民がお金を使って北朝鮮を援助しているような状態にな
らないように、即実行してほしい。私は今の情勢をみながらそう思っています。
ありがとうございました(拍手)。

西岡 9月17日の国民大集会には櫻井よしこさんに総合司会をしていただき、
安倍総理にも出席を要請しています。また、9月前半に訪米を予定しています。
アメリカの世論が両極化、先鋭化している中で、トランプ政権に対し、拉致を含
む人権問題の重要性を考えるべきこと、日本に協力を求めるなら被害者救出に関
心を示さないと日本は協力できないということなどを訴えたいと思っています。

 また、9月17日といえば1年のほぼ3分の2が過ぎようとする頃です。運動
方針は変えませんが、最高責任者を含めて各党代表が、全員救出のために9月ま
でに何をしてくれて、今の見通しはどうなのか。我々はまだ可能性があると思っ
ていますが、そのためには全関係者が全力を尽くすことが前提です。「求めよ、
さらば与えられん」であって、求めなければ道は開けません。できる限りのこと
をみんなでしていくしかない。

 家族会の人が次々とここに来れなくなりつつあります。それはあきらめたから
ではなくて、運動の最先端に立って体を張って闘ってきたからこういう結果になっ
ているわけです。我々もできる限りのことをやって、天命を待ちたいと思います。

 日本人が怒っていることを欠かしてはいけませんので、様々なところに足を運
んでいただき、ご協力を是非お願いいたします。絶対負けない。向こうにいる人
たちが今どんな気持ちで日本側の空を見ているのかと思うと、我々はあきらめる
わけにはいかない。宜しくお願いいたします。一緒に頑張りましょう(拍手)。

以上


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
■安倍首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
[PC]https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
[携帯]http://form1.kmail.kantei.go.jp/cgi-bin/k/iken/im/goiken.cgi

葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿

■救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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8月3日(木)のつぶやき

2017年08月04日 01時37分03秒 | 国家・教育・秩序・他保守総合/ツイッター投稿一覧

救う会全国協議会ニュース2017.08.03緊迫する米朝関係と拉致問題-東京連続集会報告5

2017年08月03日 17時52分00秒 | 国家・教育・秩序・他保守総合/ツイッター投稿一覧
----- Original Message -----
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.08.03)緊迫する米朝関係と拉致問題-東京連続集会報告5

■緊迫する朝鮮半島情勢下での救出戦略-東京連続集会報告

◆「救出をアメリカにお願いしている」では無責任

島田 仮に、ボルトン氏的な意見が通ってアメリカが軍事攻撃する。北朝鮮の中
にまだ抵抗勢力が残っていて、金正恩がビン・ラディンのように隠れ家に潜んで
いるかもしれない。

 そういう場合に入って行って、実際につぶしにかかるのはアメリカの特殊部隊。
ビン・ラディンを殺害したのは海軍の特殊部隊ネイビー・シールズのチーム6で
した。これはネイビー・シールズの中でも特殊な訓練を受け、テロ襲撃専門班で
す。

 かつてイランで、アメリカ大使館員が人質にされた事件があり、ジミー・カー
ター政権の時です。カーターは救出作戦をやりますが、全然訓練もしていなかっ
たということで、砂漠の砂嵐に襲われてアメリカ軍のヘリコプター同士が激突し
たり大失敗に終わりました。

 それを踏まえて、救出に特化したような襲撃部隊をつくらなければいけないと
いうことで、チーム6を作りました。当時ソ連から見て、そういう部隊がたくさ
んあると思わせるために6という名前を付けたそうですが、実際は1つしかない。

 一番問題は、現在チーム6は通訳も雇っているんですが、ほとんどがアラビア
語通訳です。現在最大のターゲットはイスラムのテロリズムですから、チーム6
に日本語の通訳なんか、いるかいないかという感じです。

 チーム6が北朝鮮に入っていったとして、ある場所を襲撃する。仮に、拉致被
害者が「自分たちは日本人なんだ」と日本語で声を上げても分からないという状
況になるわけです。

 だからやはり日本も、「憲法上北朝鮮に入っていけないです」と言っていると、
言葉が通じない上に拉致被害者が見殺しにされてしまうことも考えられる。アメ
リカに対して、日本語の通訳を増やせとか、そんなことを言っても、「お前ら自
分でやれ」となります。

 従って、安倍さんが国会答弁しているような、「拉致被害者の救出はアメリカ
に頼んでやってもらいます」というのは極めて無責任だと言わざるをえない。や
はり、きちんと日本語ができる人が何らかの形で特殊部隊に参加できるように、
日本側から人を入れるとか、そういう枠組みを作らないと、とんでもないことに
なります。

◆拉致担当の駐在武官を韓国に

西岡 あまり種を明かしてもよくないし、できないこともたくさんあるんですが、
例えばの話です。ソウルの日本大使館には武官が陸海空の3人います。私は4人
にしましょうと言いました。定員を増やせばできることです。米韓軍が北進すれ
ば、その地域は韓国になるんです。

 韓国に駐在する武官はその地域に行くことができる。武官ですから軍事的情報
を交換することができる。アメリカとの間は同盟国ですからできます。

 政府は今拉致被害者、特定失踪者のDNAを持っています。認定被害者につい
ては、12人しかいませんから、私は誰ですと言えば分るでしょうが、それ以外
の人たちもたくさんいる可能性があるので、そういう情報を端末等のようなもの
で持ていて、「私はこれです」と言った時、確認できる。

 北朝鮮の工作員は日本語ができる人がいますから、こう言ったら撃ってこない
だろうと日本人になりすまして、向こうから撃ってくるということもあるかもし
れない。

 様々なことがあるので、色々なことを想定しながら、あまり公開で話をしない
方がいいんですが、静かに、しかし色々なことを想定してシミュレーションして
もらわなければ困る。これは第一次安倍政権の時以来ずっと申し入れしています。

 こちらが、そういうことをしてくれと言うためにもまず、集団的自衛権の行使
はできないと言っていてはだめ。人に物を頼むとか、作戦の中に入れてくれと頼
む前に、まず米韓軍は日本の自衛隊に何をしてほしいのか。米韓軍の被害が少な
くなる方に日本の自衛隊が貢献したという実績を作って、それは在日米軍基地を
徹底的に守ることだと思います。有事になったら北朝鮮は工作員を入れて、在日
米軍基地を攻撃してきますから。

 普天間や嘉手納や三沢の滑走路が使えなくなるかならないかは、戦況に重大な
影響を与えます。朝鮮戦争の時も、日本共産党に入っていた在日共産党のの部隊
が米軍基地を襲う火炎瓶闘争をやりました。祖国で戦っている同朋を守るためだ
と、かなり過激なことをやりました。同じことが起きる可能性があります。

 それを徹底的に防ぐ。そういうことをやった上で、日米間の枠組みの中で何が
できるか、何をこちらが要求するのか。その時に拉致を国政の最優先課題として
いるという前提でやってほしいと言いつけています。

 第一次政権以降、「色々なシミュレーションをしています」ということだけ聞
いていますが、全部は言えないと。言ってもらう必要もないと思っていますが。
2002年型で安全に、緊張感のなかった時に、金正恩が安倍訪朝というカード
を切って、緊張をそらすというのが一番安全に取り戻せることで、我々にとって
はそれを今目標としていますが、すべてのことが我々の思う通りに進むわけでは
ない。

 拉致救出の三条件は、日本の中に全員救出の体制を作ること、北朝鮮が困って
日本に接近してくること、この二つが起きて交渉で取り戻すこと。しかし、その
前に北朝鮮の政権が崩壊したり、内乱状態になるかもしれない。その時、安全に
取り戻せる準備を秘密にしておくことです。これが3つ目の条件です。この15
年間ずっと言ってきたわけですが、その大きな枠組みは変わっていないと思いま
す。

 今まさにチキン・レースが続いていて、アメリカの中で今島田さんが指摘した
ように、アメリカにおける北朝鮮政策の議論は、両極化しながら先鋭化している。
ゲーツ氏のような国防長官やCIAの要職をやった人が、「アメリカまで届く核
さえやめればいい」という秘密交渉をしようと言っている。

 一方、もしかしたら安保補佐官になるかもしれないボルトン氏は、「すぐにバ
ンク・オブ・チャイナにも制裁をしろ」と言い、「軍事行動以外ない」とも言っ
ている。その中間で、ウォールストリート・ジャーナル等は、「中国にまかせて
金正恩政権を倒せばいい」と。

◆サード(THAAD)が韓国に配備されるか

 この間、現職のCIA長官が、「金正恩と核を切り離すことがいい方法だ」と
言いました。そうしたら北朝鮮が、「アメリカに核をぶちこむ」と言いました。
その3つのものの中で中国をどう利用するのかというような議論が進んでいる。

 島田さんに聞きたいのは、韓国との関係で、文在寅大統領が6月に訪米した時
に、表向きは友好ムードでしたが、共同声明を見ると、サードの問題に一切触れ
ていない。

 文在寅大統領は、サードをさらに配備するはずなのに邪魔していることについ
て、トランプ大統領が激怒していると伝えられていたのに、共同声明には一切言
及がなかった。

 もう一つ私が注目したのは、文在寅が「戦時作戦統制権の回収作業を再開する」
と言ったことです。「戦争になったら韓国軍は米韓連合司令部の指揮に従う」と
なっていた。司令官がアメリカ人で副司令官が韓国人です。狭い半島で一緒に戦
争する時に、別々に作戦をするというのは非合理的なのでそういう体制になって
いるわけですが、盧武鉉政権の時、主権国家として作戦統制権は主権の一部です
から、「それを返してくれ」と言ったら、アメリカは「返す」と。

 盧武鉉政権は回収作業を始めて、本当は2015年に回収になっていたのです
が、李明博、朴槿惠政権となって延期になっていた。盧武鉉は政権を降りた後、
あるセミナーで、作戦統制権を求めた理由について、「作戦統制権がアメリカの
下にあると北朝鮮が恐がるから回収を求めたんだ」と言った。

 つまり、こんな時期に北朝鮮を恐がらせない方がいい。北朝鮮に安心を与えた
い政策をもう一回文在寅がやった。多分作戦統制権の回収作業が進めば米軍が撤
収するんじゃないか。

 軍事攻撃をする場合に、シリアではすぐにできたことが北にはなかなかできな
い理由の一つは、在韓米軍が北の長距離砲の射程の中に入っているからだと思わ
れます。一部米軍撤収の動きがあるのではないかという議論があります。その辺
についてアメリカの中の議論はどうですか。

◆アメリカは軍事攻撃を考えている

島田 今問題になっているサード(THAAD)、つまり最新の迎撃ミサイルを
韓国に配備することについて、レーダーが中国の基地などをカバーするというこ
とで中国が非常に反対して、韓国に色々嫌がらせをしている。ロシアも同様の理
由で反対しているという状況です。

 文在寅訪米の前に、アメリカの超党派の上院議員団が韓国に行っています。共
和党側はコリー・ガードナーという若手の上院議員ですが、上院外交委員会東ア
ジア太平洋小委員長で北朝鮮問題を最も発信しており、徹底した制裁を中国にか
けろと発信している人です。民主党の方はディック・ダービンという民主党上院
のナンバーツーです。二人とも韓国での議論を、帰ってきてから非常に怒ってい
ます。

 つまりサード・ミサイルは在韓米軍兵士の命を守るためのものでもある。とこ
ろがその配備を、文在寅がなんだかんだと言って遅らせている。米軍兵士の命が
守れないんだったらもう引くしかないし、サードをずるずる伸ばすのだったらお
金も予算に組み込まないと、共和党、民主党両方の有力議員が言っている。

 ある意味で、議会がそういう強い立場に出ているので、トランプ政権としては
敢えて強いことを文在寅に言う必要もなくなったということもあるでしょうし、
また先ほど話したマクマスター安保補佐官は、韓国の新政権とあまりもめない方
がいいとアドバイスをしたらしい。

 やはりサード配備をずるずると遅らせるというのであれば、米軍兵士を撤退さ
せるいい理由にもなるということで、例えばジョン・ボルトン氏などは、「釜山
にさえ拠点があればあとは全部引いた方が作戦を展開しやすい」と言っています。

 従ってアメリカ側としては、文在寅の対応を見つつ、北に接近するのだったら
いいよ、と。アメリカはどんどん引いて、アメリカから先制攻撃をいつでもでき
る体制を作る。それが政権及び議会のかなりのコンセンサスになっているという
感じです。

◆在韓米軍の家族が引き揚げれば攻撃の兆候

西岡 それと関連して、アメリカが軍事攻撃を考える一つの兆候としてみんなが
ウォッチしているのは、在韓米軍の家族を引き揚げさせることです。94年の時
は、家族を日本に引き揚げさせた記憶がありますがどうですか。

島田 どこまで動いたかは分かりませんが、準備はかなりしました。ただ、カー
ター訪朝で止まりましたから、実際どこまで進んだのか分かりません。

西岡 論者によっては、在韓米軍の家族以外にも、アメリカ人が20万人くらい
韓国にいるのだから軍事攻撃はできないという議論もありますが、一方そういう
人たちを避難させる作戦を、在韓米軍は既に持っている。

 軍事攻撃をするということになれば、まずそういう作戦でアメリカ人の安全を
はかってやる。アメリカが先にしかけるなら、アメリカが時期を決められるわけ
ですから、そういうことは当然やるでしょうし、その場合、ソウルにいる日本人
をどうやって逃がすのかについて、94年の時も実は在韓日本人は大変緊張して
いたんです。

 結局言われたのは「歩け」ということでした。「まずソウルの川の南側まで行
け。そして最終的には釜山まで行けば船が来るだろう」。車に乗っても、高速道
路は渋滞でだめだろうから、ともかく歩け。釜山まで歩くための食料と水くらい
は準備していて行きなさい、と。

 一つの可能性としては、軍事力を使わざるをえないが、使えるのはここ1、2
年です。核報復できる力を持ってしまったら、ほぼできなくなる。最後のチャン
スが今なのです。そうなると在韓米軍家族会及び米国人やそれ以外の外国人、そ
して韓国人にも被害が出るだろう。しかし、必要だと思えばやるかもしれない。
そして「やるかもしれない」というシグナルが送られた時以外に、北朝鮮は本当
に慌てて譲歩してくることはない。

 まだまだ緊迫してくるでしょうが、今年中に全員取り戻すという我々の方針が、
全く絶望になったわけではない。今年中にもしかしたら戦争が起きるかもしれな
い、あるいはテロが起きるかもしれないという可能性もあるし、アメリカが裏交
渉をして、日本に届く核は容認して、拉致は棚上げにして、自分のところだけ安
全をはかるという可能性もある。

 しかし、絶望ではないというのが今の状況かなと思っています。

(6につづく)



★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
■安倍首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
[PC]https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
[携帯]http://form1.kmail.kantei.go.jp/cgi-bin/k/iken/im/goiken.cgi

葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿

■救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
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8月2日(水)のつぶやき

2017年08月03日 01時38分50秒 | 国家・教育・秩序・他保守総合/ツイッター投稿一覧

8月1日(火)のつぶやき

2017年08月02日 01時37分08秒 | 国家・教育・秩序・他保守総合/ツイッター投稿一覧

救う会全国協議会ニュース2017.08.01緊迫する米朝関係と拉致問題-東京連続集会報告3

2017年08月01日 18時23分13秒 | 国家・教育・秩序・他保守総合/ツイッター投稿一覧
保守なら、いや日本人なら、救出は義務である。

----- Original Message -----
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.08.01)緊迫する米朝関係と拉致問題-東京連続集会報告3

■緊迫する朝鮮半島情勢下での救出戦略-東京連続集会報告

島田洋一(救う会副会長、福井県立大学教授)

◆対ロシア、イラン、北朝鮮制裁へ-米議会
島田 アメリカが他の国と比べて圧倒的な力を持っているのは軍事力と金融力で
す。この二つを使えば、アメリカは単独でテロ国家を倒すことができる。従って
北朝鮮との関係が緊迫化してきて、軍事力と金融力の行使という話が前面に出て
くるのは当然です。

 日本の国会の惨状について西岡さんから話がありましたが、アメリカでもいわ
ゆる「ロシアゲート」をめぐって実体のない話を政争の観点から色々やっていま
す。

 同時に、アメリカは1週間前、対ロシア、イラン、北朝鮮制裁、この3か国に
対する制裁を合わせた法案が下院で通りました。新たに付け加えられたポイント
は、北朝鮮の奴隷労働力を使って作られた製品は一切輸入を認めないこと、また
北朝鮮の奴隷労働を使っている企業に様々な制裁をかけることです。

 これが入った理由はロシアをにらんでのことです。だから対ロシア政策にも同
じ法案でそれが盛り込まれたわけです。

西岡 上院はどうですか。

島田 上院では、対ロシア、対イランについては同じような法案が通っているん
ですが、下院が対北朝鮮を付け加えてきたので上院もほぼ同じような内容の法案
に作り直して通す。最終的には上下両院の、日本風に言うと両院協議会ですり合
わせて一本化する作業になります。

 上院ではご存知のマルコ・ルビオ議員が対北朝鮮制裁法案をまとめて出してい
ます。そこでも北朝鮮の奴隷労働を取り締まるのが柱です。

 日本では、安倍政権がロシアとの関係を良好に保っていきたいという発想です
が、北朝鮮の万景峰号をロシアに入れるとか、ロシアが今後北朝鮮の奴隷労働を
もっと受け入れる契約を結びましたが、そういうことに関して、日本もロシアに
対して、そういうことを進めるんだったら日本との経済協力は断念してもらわな
ければいけないよというくらいのことは言うべきだと思います。

 それを全然言っていない。私は安倍政権を基本的には支持しますが、この点は
大きな問題点の一つと思います。

 アメリカは特にロシア、そして中国をにらんで「奴隷労働」を使う企業に対す
る制裁を具体的に盛り込んできているわけです。

◆アメリカは対北議論が分極化しつつ先鋭化している

 アメリカは、7月4日の、北朝鮮がICBM実験を成功させたことを受けて、
対北議論が分極化しつつ先鋭化していると言えると思います。

西岡 「分極化しつつ先鋭化」ですか。

島田 後で詳しく言いますが、一方ではもう軍事力行使以外にはないという意見
が強まり、一方では北朝鮮が日本に届くような核ミサイルを20、30発持つの
は認めようじゃないかという意見も出ています。

西岡 それが分極化ですね。

島田 そうですね。まず興味深いファクト(事実)を紹介します。4月19日に
アメリカの「フォックス・ニュース」が世論調査を発表しました。調査をしたの
は1月16~18日。その中にこういう設問があります。「あなたは北朝鮮が核
開発をするのを止めたり、アメリカが軍事行動をとることに賛成ですか、反対で
すか」。

 これに対して全体の51%が賛成でした。だいたい半分ですが、共和党員に限
ると73%が賛成でした。現在ホワイトハウスは共和党で、議会は上下両院どち
らも共和党です。共和党の議員たちは、支持者の意見を最も気にします。軍事力
行使に関する心理的なしきいがかなり低くなっています。

 ついでに言うと、「フォックス・ニュース」は割と共和党寄りのテレビ局です
が、この調査は民主党系の有力世論調査会社と共和党系の世論調査会社に合同チー
ムを作ってもらって、固定電話だけでなく、携帯電話にもかけ1020のサンプ
ルをとった。固定電話だけでは日中家にいる高齢者が多くサンプルが偏ってしま
うので、携帯電話に多くかけたそうです。そういうことで、かなり信頼性の高い
世論調査と言えると思います。

◆北朝鮮が核ミサイルを持ってもいいがICBMはだめ-ゲーツ元国防長官

 こういう世論の動向も踏まえて分極化が分かる。一つは8月1日発売の「月刊
正論」に私が書いたものですが、一つは「ウォールストリート・ジャーナル」の
7月10日付に、ロバート・ゲイツ元国防長官のインタビュー記事が載りました。

 ゲイツという人は大学を出て、ちょっとだけ海外に出てすぐCIAに入り、そ
の後26年間CIAに勤めて、内部昇進で副長官までいって、ブッシュ父政権の
時CIA長官をやっています。いわばアメリカ情報部の主流派を代表するような
人物です。

 またブッシュ息子政権の後半とオバマ政権の前半に国防長官を務めていますの
で、民主、共和の両党の党派的な違いを越えて、だいたい穏健派とされる勢力が
安全保障問題でも信頼する人物です。現在73歳で、まだぼけてるようなことも
ない。

 彼はインタビューで、まず「軍事的解決はありえない」と。北朝鮮は反撃能力
を持っているからソウルは火の海になってしまう。従って話し合いしかないんだ、
と。どういう話し合いをするかというと、アメリカは、北朝鮮が20、30発の
核ミサイルを持つことをはっきり認めろ、と。その上で北朝鮮を国家承認して平
和条約締結の準備に入る。そして在韓米軍も編成替えする。

 その見返りに北朝鮮はミサイルの射程を短いものに留める。つまりアメリカに
届くものは作るな、と。ここで注目すべきなのは、この記事は7月10日付でし
たが、例のオットー・ワービアム青年が亡くなったのが6月19日。その後のイ
ンタビューなのに人権問題に全く触れてないことです。

 そういうものはどうでもいいという発想。むしろ人権問題等は棚上げして、も
ちろん拉致問題等も棚上げして、アメリカに届く核兵器さえ実戦配備しないのだっ
たら、日本に届く核・ミサイルを20発くらい持ってもいいよとして、人権問題
を問題にしていない。それで平和条約を結んで制裁を解除しろ、と。

西岡 平和条約を結んだら米軍の主力は撤退することになる。

島田 我々から見ると、とんでもない提案なんです。そしてゲイツは、まず中国
と交渉し、この提案を中国に呑ませてから北と交渉する、と。そして北朝鮮が実
際に核・ミサイルを20~30発に抑えているかどうか中国に査察してもらう、
と。中国の査察がどれだけ信用できるか。これは中国政府による劉暁波氏の診察
と同じだと思います。

 そして中国と北朝鮮がこの提案を受け入れない場合どうするかというと、アメ
リカは中国に対して厳しい措置を取るべきだと言います。厳しい措置とはミサイ
ル防衛網をアジアにしきつめる、太平洋艦隊を増強する、北朝鮮が発射した大陸
間弾道弾と認めるものはすべて撃墜する。この姿勢を示せば中国は大変嫌がるは
ずだ、と。

 これはどう見ても、中国にとって決定的理解の話は何もないんです。こういう
ことを元国防長官が言っています。しかも、「ウォールストリート・ジャーナル」
というのは、アメリカの共和党の主流派に近い新聞で、私がアメリカの動向を把
握する時は、「ニューヨークタイムズ」、「ワシントンポスト」という民主党よ
りの新聞と、共和党に近い「ウォールストリート・ジャーナル」、もっと草の根
に近い「トークラジオ」等を全部見ます。

 ゲーツのインタビューを担当したのが、「ウォールストリート・ジャーナル」
のワシントン支局長であるジェラルド・シールという、ジャーナリストの中で最
も有力な記者の一人です。その人物がこのインタビューの最後に、「ゲイツの提
案はスマートなものだ。評価できる」と言っています。

 従って、ゲーツが何か浮いた議論をしたのではなく、共和党主流派に近い新聞
の有力記者までいいと言っている。こういう現実が一方にあります。

 ゲーツが言ったことは、トランプですら言ったことがないような、まさに「ア
メリカ・ファースト」の議論です。アメリカに届かないようにすれば、あとは何
をしてもいいよと言わんばかりの議論です。

◆融和派の補佐官にトランプ大統領が激怒

 もう一つの議論は、さきほど西岡さんが言ったジョン・ボルトン元国連大使の
議論です。彼は「フォックス・ニュース」にレギュラーに近い形で出てコメント
しています。

 また最近のワシントンの政治状況を見ていると、最近マクマスターという安全
保障担当の大統領補佐官が解任されるのではないかと言われます。ジェフ・セッ
ションズ司法長官もトランプともめていますが、マクマスター補佐官の解任理由
は、韓国配備のSAARD(サード)で、トランプがサードの金は韓国に払わせ
ると言った直後に、マクマスター補佐官がコメントを出して、「あのお金はアメ
リカが払うことになっています」と大統領発言を訂正したのです。

 これにトランプが激怒したと言われています。「俺が総合的な政治判断から韓
国にプレッシャーをかけようとしているのに、それを補佐官が俺に相談もなく否
定的なことを言うんだ」と。

 これがまず第1弾で、もう一つはトランプの議会演説の際、トランプが「ラディ
カル・イスラミック・テロリスム」、過激イスラムテロと戦うということを演説
の目玉にしようとしたんですが、マクマスターが反対して、オバマ政権等と同じ
論理ですが、「イスラムという言葉を入れると、イスラム諸国等の反発があり得
るからその言葉を入れない方がいい」と。

 トランプは選挙中、「オバマ政権は敵が何かを明確に言わない。敵は過激イス
ラム主義だ」とさんざん言ってきて、演説の目玉にしようとしていた。これにマ
クマスターが反対し、また色々なところにトランプに相談なく根回しして外させ
ようとした。これにトランプが激怒した。

◆他方軍事的解決論も-ジョン・ボルトン元国連大使

 トランプは「ラディカル・イスラミック・テロリスム」とことさら強調して言っ
ていましたから解任されるのではないか、と。そして後任にジョン・ボルトンと
いう話が出ているんです。実際、ジョン・ボルトン氏はさかんにホワイトハウス
に出入りしています。

 アメリカでも、日本の新聞に総理の動向の記事が出ますが、アメリカでも当然
ホワイトハウスに誰が入ったかを記者がチェックして、記録に残しています。最
近ボルトン氏が盛んに呼び入れられている。

西岡 日本人で一番ボルトンの一番の友達は島田さんじゃないですか。

島田 友達かどうかはともかく、結構会ってはいます。そのボルトン氏は拉致問
題に極めて理解が深い。私は横田めぐみさんの弟さん二人と飯塚代表と一緒に、
ボルトン氏に最初に会いました。彼はめぐみさんの話をすると、顔を真っ赤にし
て「許せない」と。その時は国務次官でした。非常に熱い人でもあります。

 という最初に大統領補佐官に任命された人は、ロシアの関係で色々言われてす
ぐに辞任しましたが、その後後任を誰にするかで最後に残ったのが、マクマスター
とボルトンでしたが、その時点でトランプはボルトンにも何らかの形で政権入り
してもらいたいと言っていたんです。

 安全保障担当補佐官なら上院の承認はいらないんので、ボルトン氏が安全保障
担当補佐官になるかもしれない。

西岡 日本政府の役人が島田さんを嫌がっているくらい、国務省がボルトンを嫌
がっている。

島田 ノーコメントです(笑)。ボルトン氏の意見はまず金融制裁。北朝鮮と取
引のある、または北朝鮮の企業の裏にいる中国の銀行を制裁すべきという話を西
岡さんがしましたが、ボルトンの意見は、今まで丹東の銀行に制裁し、次にもっ
と中間ぐらいの銀行に制裁し、最後に中国四大銀行の一つであるバンク・オブ・
チャイナに制裁をかけるという意見があるがそれでは生ぬるいというものです。

 全中国の銀行に対し、何月何日付で、北朝鮮の金融機関と取引をしているとこ
ろは、今後ニューヨークでドル決済をさせない。スリーピングサンクションとい
う一斉に制裁する。個別にやると中国内部で債権の付け替えをやりかねないので
一気にやるべきだという意見です。

 加えて、今でも軍事的解決しかないとボルトン氏は最近さかんに言うようになっ
ています。軍事力を行使すれば、当然北朝鮮は韓国に反撃してくる。最初の一撃
で北朝鮮の軍事能力を全部つぶして、金正恩も殺せればいいのですがなかなか難
しいですから、こちら側がかなり被害を受けることも覚悟して今やるべきだ、と。

 それは、アメリカに届く核・ミサイルが実戦配備される前に軍事的決着をつけ
るべきだというものです。これもある種のアメリカ・ファーストの議論ではあり
ますが、そういう主張をしています。

 軍事力行使となると、先ほど共和党支持者の73%が賛成していると言いまし
たが、こういう数字はちょっと戦況が悪化したり泥沼化の兆候が見えたりすると、
「こんな戦争なら賛成しなかったのに」という世論に変化します。

 なぜ開戦しなければいけないのか、あらゆる理由をかかげて国民を説得しなけ
ればならない。従って軍事力を行使すべきだという人たちは、人権問題も極めて
積極的に取り上げます。当然日本人拉致問題も重要だと、そういう人たちは言う
わけです。

◆日本の議会は安保問題無視

 今言いましたように、同じ共和党系でも極めて妥協的、融和的、アメリカファー
ストで、日本に届く核・ミサイルを20、30発持つのはいいよという議論があ
る。一方で、即軍事力行使という意見もある。どちらもかなりはっきりした形で
出てくるようになってきました。

 日本の議会では、そういうことが全く視野に入らないかのごとく、加計問題を
やっています。まだ言うべきことはありますが、とりあえずここで。

(4につづく)

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葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿

■救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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7月31日(月)のつぶやき

2017年08月01日 01時37分00秒 | 国家・教育・秩序・他保守総合/ツイッター投稿一覧

日本人なら忘れてはいけない、綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件は、戦後の日本弱体化、人権至上、子供性善説の招いた犠牲だ。

昭和から平成にまたがった女子高生コンクリ詰め殺人は終わっていない。犯人の凶悪少年4人(うち犯行現場の少年Cの両親は共産党員)が平然と社会復帰し、再犯までしている現在進行形の事件。 日本人なら被害者(あえて実名で)古田順子さんを弔おう。 元をたどれば戦後レジームの犠牲者だ。