ものごとにはなんでも優先順位というものがあります。
私が暮らしている長崎県ではいま、長崎新幹線の着工がいよいよ実現する、と感無量の人たちがいます。長崎県知事をはじめ、新幹線の実現が低迷する長崎県の景気浮上の切り札、と信じ込んでいる人たちにとって、今年はまさに念願が実現する年となりそうです。
しかし、一般の県民にとって、莫大な税金を投入してわずか二十数分の時間短縮にしかならない新幹線は、他の何よりも優先して実現して欲しい問題ではないのです。世論調査にはっきりと、県民の意識が「反対、もしくは急ぐ必要はない」として示されているのです。そんなことより県民の暮らしを支えることに税金を回してほしい、と願っているのです。
莫大な税金を投入する事業なのに納税者の意向に逆らうとは、ブレーキをなくした暴走列車ではないですか。 それでも「走り出したら止められないお役所仕事」の悪例どおり、県民の意識なんておかまいなしにただひたすら「悲願の新幹線実現」に向かって突っ走っているのです。
これの全国版が「高規格高速道路の建設」です。国民の意見なんか知ったこっちゃない。道路特定財源があるから、中期道路計画があるから、だから誰がなんと言おうとなにがなんでも道路建設やるしかない、というとんでもないバカげた頭の連中が、お役所や政治家にはいるのです。信じられない話ですが、いるのです。
もうすぐ、来月から、75歳以上のお年寄りを「後期高齢者医療制度」というワクに全員とりこんで、保険料を年金から天引きして徴収漏れを封じ込み、供給する医療内容には定額制の歯止めを設ける、という、まさに高齢者を邪魔者扱いする医療制度が始まろうとしています。お年寄りをねぎらい、敬う精神のかけらもない、非人間的な仕組みを平然と実施するいまの政府与党を私は許すわけにはいきません。
優先順位は、高規格高速道路よりも人の命、人の幸せな生活が優先すべきではないでしょうか。道路なんかあとからでもかまわない。優先順位がまちがっています!
私が暮らしている長崎県ではいま、長崎新幹線の着工がいよいよ実現する、と感無量の人たちがいます。長崎県知事をはじめ、新幹線の実現が低迷する長崎県の景気浮上の切り札、と信じ込んでいる人たちにとって、今年はまさに念願が実現する年となりそうです。
しかし、一般の県民にとって、莫大な税金を投入してわずか二十数分の時間短縮にしかならない新幹線は、他の何よりも優先して実現して欲しい問題ではないのです。世論調査にはっきりと、県民の意識が「反対、もしくは急ぐ必要はない」として示されているのです。そんなことより県民の暮らしを支えることに税金を回してほしい、と願っているのです。
莫大な税金を投入する事業なのに納税者の意向に逆らうとは、ブレーキをなくした暴走列車ではないですか。 それでも「走り出したら止められないお役所仕事」の悪例どおり、県民の意識なんておかまいなしにただひたすら「悲願の新幹線実現」に向かって突っ走っているのです。
これの全国版が「高規格高速道路の建設」です。国民の意見なんか知ったこっちゃない。道路特定財源があるから、中期道路計画があるから、だから誰がなんと言おうとなにがなんでも道路建設やるしかない、というとんでもないバカげた頭の連中が、お役所や政治家にはいるのです。信じられない話ですが、いるのです。
もうすぐ、来月から、75歳以上のお年寄りを「後期高齢者医療制度」というワクに全員とりこんで、保険料を年金から天引きして徴収漏れを封じ込み、供給する医療内容には定額制の歯止めを設ける、という、まさに高齢者を邪魔者扱いする医療制度が始まろうとしています。お年寄りをねぎらい、敬う精神のかけらもない、非人間的な仕組みを平然と実施するいまの政府与党を私は許すわけにはいきません。
優先順位は、高規格高速道路よりも人の命、人の幸せな生活が優先すべきではないでしょうか。道路なんかあとからでもかまわない。優先順位がまちがっています!