©明治産業・グッドラックスリー
映画「邯鄲の夢 かんたんのゆめ
三重芝居と四人の役者」
〈あらすじ〉
脚本家の沢田冴之介(須賀貴匡)は
仕事に行き詰まり、
鬱積した日々を過ごしていた。
冴之介はとある大衆演劇一座の
後継者争いに巻き込まれた過去があった…
沢田(沢竜二)座長の
後継者の座を狙っていた
座長の息子・冴之介。
弟子の三津葉銀次(松林慎司)は、
冴之介に対して強い嫉妬心を抱き、
冴之介もまた、
座長に剣劇の腕を認められ
一座で一目置かれている銀次を
尊敬とともに妬ましく思っていた。
ある日、真正女澤正劇の稽古中、
銀次の刃先が冴之介の片目を
突いてしまう悲劇が起こる―。
冴之介は役者を続けられなくなり、
銀次は一座を追いやられてしまう。
2 人の数奇であり遠回り、
迷い込んだ長い“夢追い人の物語”が
始まるのだった。
〈高橋裕之のシネマ感〉
7月公開紹介作品の中で
意外にも一番好きな作品(笑)
現在と過去が入り乱れ
現実と空想も入り乱れ
脚本と芝居も入り乱れ
三重にも何重にも
重なる展開でした。
色んな要素が散りばめれているが
終盤になるに連れ
見事に回収される。
生芝居を観てるのか
映画を観てるのか?
わからなくなるのが
この作品の魅力。
見出しに偽りない!
国内外の 8 つの国際映画祭で
評価されたのも納得。
三天屋多嘉雄も
(主演・監督・脚本)
自分のままなのか?役なのか?
沢竜二も(出演・舞台監修)健在。
芝居好き映画好きな方にお奨め
須賀貴匡、松林慎司の
演技も見物。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます