さて相変わらず、英国の女流作家、メアリー・シェリー氏の代表作「フランケンシュタイン あるいは現代のプロメテウス」から名言や台詞を紹介しているが、これは青年探検家のウォルトンが、姉に宛てた手紙だ。そこにはウォルトンが、フランケンシュタインが語った事が書かれてある。曰く「私がやらなければならないのは、自分が生み出した怪物を追いかけ、それを破滅に追いやる事」。「それが終われば、この地上での私の運命は果たされて、死ぬ事がで出来るでしょう」と。つまり怪物は、フランケンシュタインを【善】とするならば【悪】の部分だと言えるだろう。だからこそ消し去りたい。と言う事である。そうした負の部分は誰しもあるものである。
話は変わるが、昨日から、家庭の記録である8ミリフィルムのテレシネを始めたが、見つからないフィルムがある。いつも同じ場所に保管してあり、昨年の7月にも(当時の機材で)テレシネをしているので、当然、いつもの場所に置いてある筈なのだが見当たらない。そこが不思議で、後は自身の記憶に頼るしかない。浮かぶ処から探してみよう。いやはや厄介なものである。取り敢えずは、一昨日に発注した管ヒューズが届き次第、TRIOのカセットデッキの調整作業が始まる。正に「それが終われば?」である。TEACのカセットデッキは専門業者に修理を依頼したが、それに必要な契約書も送り、後は(作業の)経過を伺うだけである。