元祖 ひまうま本舗

「ひまうまの世間は、鬼ばかり?」後身blog

金の轡?

2024-11-23 06:59:01 | ジャーナリズム


フランスのことわざに「老いた牝(めす)らばに金の轡(くつわ)」と言うものがある。これは、欠点を飾り立てて隠すと言う意味合いだが、これ小生、日頃揶揄する「割れ鍋に綴じ蓋」に近いだろう。小生の趣味は、カセットデッキが中心ではあるが、音響機材の修理だ。その趣味は、(思い起こせば)小学生の時に作ったゲルマニウムラジオがキッカケだ。それは成人を迎えても、オーディオ製品の整備位はしていたので、その知識は役には立っていた。そこで更にのめり込んだのは長かったコロナ禍だ。特に謹慎期間中は、時間が空くので尚更だ。それからの現在である。後はこのblogで見た通りだ。手を上げたTEAC「A-450」は業者に頼んだが、ようやく完成だ。来月辺りには、自室のオーディオラックに鎮座をするだろう。走行系を再調整した(カセットデッキ、)TRIO「KX-7000」は3日目にして安定。ピッチもそろそろ落ち着くだろう。「A-450」は、その上にスタックしよう。年明け前に間に合った。問題は追加の手数料だが、既に予告はあるので、幾らで済んだかだけである。



さてオールドメディアの劣化は、そのまま業界の衰退に連鎖してるが、その凋落振りを見ていると、業界自体が"原因を認めたくない"てな印象しかないのだ。中日スポーツに「NHK稲葉会長、ジャニー喜多川氏特集『Nスペ』に「皆さんが感じたような違和感を感じました」言及」てな記事があった。『Nスペ』即ち「NHKスペシャル」だが、自局の番組について、あまりにも他人事ではあるまいか?ちなみに今年の「紅白歌合戦」には、その芸能事務所を引き継いだタレントは出ないが、「もう勝手にやんなはれ」だ。芸能界や歌謡界、映画やテレビ、果ては舞台までの娯楽産業を独占し、壊したのは(旧)ジャニーズ事務所なのだ。しかしその穴埋めを韓国のグループアイドルに頼るのは愚策の賜物だ。



だがその酔態は、そんな業界に及ばず、官庁にも言える。自分の言葉で議論も出来ない大臣ばかりの政府は、各政党からの質問に対し、官僚に書かせた回答を読んでいるだけなので、宛ら国会中継は、まるで演劇だ。つまり官庁で刃先を決めれば、大臣達は官僚が書いたシナリオ通りに事が進んでしまう。それが【官僚政治】と言われる由縁である。だから総括する者が、余程しっかりしないと官庁の言いなりになってしまう。つまり内閣総理大臣が、官庁との駆け引きをしなければならず、その辺の方針が曖昧な総理は、官庁の意のままになってしまう。財務省には、特に操られやすい。外務省も然りである。そこで「悪夢の民主党政権」を振り返ると、その政権。当初は【政治主導】だった。だが上手く行かなかった。そこが当時の大臣達のコミュニケーション能力であって、結局は呑み込まれた。安倍さんは、その辺の立ち回りが上手だった。只、それだけだ。

外務省再生へ「名指し批判」「正論」の必要性 国民世論と遊離した組織…匿名性のカーテンの陰に隠れ、
説明責任を負わず(夕刊フジ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/8082267274d63f5e92a50efa3ef47597ec8d6390
NHK稲葉会長、ジャニー喜多川氏特集『Nスペ』に「皆さんが感じたような違和感を感じました」言及(中日スポーツ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/73374f4a21caa595af16cdac8dd24cc76d52b1b8

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