元祖 ひまうま本舗

「ひまうまの世間は、鬼ばかり?」後身blog

良心の呵責

2024-02-28 10:43:27 | 独り言




「おまえは俺を人殺しと非難するが、それでいて自分が造ったものを破壊しようとし、良心の呵責を感じない。まったく人間の永遠の正義とは、大したものだ」。こちらも昨日に続き、英国の女流作家、メアリー・シェリー原作の「フランケンシュタイン 或いは現代のプロメテウス」からフランケンシュタインが創造した怪物の台詞だ。此処に怪物の創造者であるフランケンシュタインの自己矛盾があるのだが、人間とは誠に勝手なものだ。そこまで深刻な話ではなくとも自己矛盾てなものは、日常でもあるものだ。人間関係の場合は、それが確執の原因ともなる訳だが、国家がそれをする事は多々ある。実に世知辛い世の中である。さて今日も休みだが、このblogの更新が終ってからする事は、NEC(のカセットデッキ、)「DianGo AUK-5100」のレベル調整だ。実はこの機種、届いてからは一度もその辺のチェックはしていないのだ。音質はまづまづだが、ビギナー機故にその程度だろう。その代り、回転精度は優秀な部類だろう。レベル調整の際にどれだけの計測上のブレがあるかは解らないが、特に問題は感じない。それと昨日にバイアスを再調整したTRIOの「KX-7000」の方は。「この位でいいかな?」レベルだ。その回転精度をあげるにはキャプスタンベルトをオリジナルよりも細くしたりと、色々と癖のあるカセットデッキだ。その理由は、肝心のフライホイールの精度がイマイチで、そのブレを打ち消す為に程度の問題だが、そのフライホイールを暴走気味にさせて、カウンターベルトで抑え込むやり方でないと精度を上げる事が出来ないからだ。その方法に気が付いたのは今月に入ってからだが、実行をしたのは此処、二週間だった。その為にトルクが微妙だが、今の処は問題はないようだ。北海道の冬は寒い。その手の回転系(モーター等)が安定するまでは、電源を入れてからは一時間位は掛かる。



実際には面倒なので、ウォーミングアップも兼ねてテープの再生をしているのだが、90分のテープが聴き終わるまでは安定しているので、もし録音をするものがあるのならば、"その後"と言う事となる。TRIOのそれではまだテスト録音しかしていないので、今日こそはしてみるが、そのソースは、かなり以前にNHK-FMの「オペラアワー」でエアチェックをしたベートーヴェンの歌劇「フィデリオ」で試してみよう。指揮はカール・ベーム博士。1963年のベルリンドイツ歌劇場の引っ越し公演で、東京の日生劇場のこけら落としになった演目だ。その後はまだ荒井由実だった頃のライブをやはりNHK-FMで過去にエアチェックしたテープを(PCのライティングソフトで)リマスターした音源があるので、それもである。NECのカセットデッキを調整している間には、良いBGMになる。その後は昨日に途中まで手を付けた、ELMO「ST=800」なる8ミリ映写機の調整の続きだ。販売当時は割と御高めの値段だったので、まあまあ優秀な部類なのだ。それを使って過去の8ミリフィルムのテレシネ作業をHDでしている。するとかなり高画質のデジタルリマスターが出来た。なのでサッサと仕上げよう。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 惨めな境遇 | トップ | 平和な生活 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿