走れボルト

遊び大好き、いつも陽気で甘えん坊。ゴールデンレトリバー、ボルトの日々を書きます。ウサイン・ボルトから命名しました。

草木染め体験(17)

2014-10-04 17:28:36 | 草木染め
今にも降り出しそうな山道を急いで、草木染めの教室にやってきました 





10月のお題は「 くり  」
食べられる植物で染めるのは初めてのこと、
栗の渋皮煮と染めのダブル体験です 

 

栗は下処理が大変なんだよね 
熱湯に入れグラッとしたら、栗の鬼皮をひとつずつむいていきます   
なんなくむきむきする教室の染め友のうち、約1名が出遅れています   
渋皮に傷をつけると、煮ている時に栗がこわれるので、焦りながらも慎重に・・・
ひぇ、間に合ワン ・・・ますます焦っていたら、救いの手があちこちから
ありがとうございました 


重曹をほんの少し入れた左側の鍋を火にかけると

 

ぐらぐら沸騰した右側の鍋はアクがいっぱい

今回はこのアクを集めて、染めるんだよね   鬼皮で茶色が染まると思い込んでいました
栗のアクが抜けるまで、数回ゆでこぼして染め液を作ります

 

染め液は、重曹のアルカリをお酢の酸で中和
やっと渋皮煮と染め液の準備ができました 



水洗いしたスカーフを1回目の染め

 


20分後に水洗い、みょうばんでばいせん

  


20分後に水洗い 

 

2回目からは染め液の温度を80℃まで上げて


染め、水洗い、ばいせん、水洗いの工程をあと2回繰り返します

 

左側のボールは2回目の染め、右側のボールは3回目の染め
少しずつ色素がシルクに入って、今日はもういっぱいのことろで染めを終了


みんなの作品を影干し



同じ布を使っても、出来上がりの色が微妙に違うのはいつものことだけど、
青みを帯びたピンク、紫がかったピンク、赤を含んだピンク、見事に違うね 

先生のお話では、それは栗のアクの量の違いとのこと 
今回は自分の栗を持って行って、そのアクだけを集めて自分の布を染めたんだよね 
周桑、高知、新宮 いろいろな産地の栗が集まりました 


お持ち帰りの栗の渋皮煮 

 

おいしくて楽しい染め体験でした 

Uちゃん家の立派な新宮栗、ありがとう
栗で染めたスカーフ、気に入ってくれるとうれしいなぁ 
優しく澄んだ色が出たよ   



ボルトにはおみやげがなかったね 



おやつをもらっても、いたずらはしてると思うんだけど

じゃ、またね