今日のひとネタ

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折角なので解説しよう

2009年11月01日 | 日記・雑記・ただの戯言
 昨日今日とレコードの録音を続けてて、今までのところPCに取り込めたのは

新田一郎/シュミレーション
庄野真代/ぱすてる33・1/3
庄野真代/るなぱあく
庄野真代/DOMESTIC MAYO LINE
松原みき/ベストアルバム
上田知華&カリョービン/SONG
キャンディーズ/10000人カーニバルVol.2
中原めいこ/ロートスの果実
MARIAH/YENTRICKS
NAZCA/NAZCAⅡ

の10枚。

 新田さんのは、一応彼のソロ名義では最後の作品になります。このあとには新田一郎withホーンスペクトラム名義のインストアルバム「SAGA」を出してますが、そちらではヴォーカルが聞けません。発売当時はCDも出てたのですが今は廃盤。これではのっけからブルースブラザーズをやったりB面でフィル・コリンズ&フィリップ・ベイリーをやったりしてますが、カバーではありません(笑) カバーといえばアランパーソンズプロジェクトの「自由はすくそこに」をやってるのが意外ですね。圧巻はエリア88でもお馴染みの「Messin' With The New Kid」でしょう。

 庄野さんのは「るなぱあく」が2ndアルバム。CD化されたことはあるんでしょうか? ほとんどの演奏がサディスティックスなので、特にユキヒロ氏のドラムが印象的。(ムーンライトシティウーマンとか。) 「ぱすてる」の方は3rdアルバムなので「中央フリーウエイ」が入ってます。これのラストの「カフェテラス」というのが凄く好きで、公式サイトの掲示板に「21世紀に残したい名曲だと思います」と書いたのですが、レスによるとご本人が「う~ん、どんな曲だったろう」という反応でした(笑) 本人の作詞作曲なんですけど、いっぱい作ってるとそんなものなのかも。

 さらに「DOMESTIC MAYO LINE」というのは、世界一周旅行に行くための一時休業前に出たベスト。A面が中央フリーウエイ~ジャングルコングまでのいわゆるヒット曲。B面はアデューから始まりますが、初期の自作曲中心の構成。最後は「ルフラン」で締めるという名盤です。写真集も充実してるアルバムで当時は大好きでした。多分CDで全部音源は集められると思うのですが、これはこれでレコードで聞きたいと。

 松原みきさんはこれしか持ってません。学生時代にNHKFMの「ひるの歌謡曲」で特集してて「真夜中のドア」だけ録音しようと思ってたのがそのままテープを止めるのを忘れてたら「JAZZY NIGHT」とか「愛はエネルギー」とか入ってて、聞いてるうちに気に入ってしまって結局レコードを買ったという。この人は写真で見るたびにイメージが違うので結局どういう人だかよく知らないままでした…。このアルバムのジャケットは結構好きです。色っぽくて。

 上田知華&カリョービンは上田知華さんのピアノとボーカルに弦楽四重奏の「カリョービン」を加えたグループですが、このアルバムはたしか6枚目。他のアルバムは本当にピアノ&ストリングスだけだと思うのですが、ここでは曲によってシンセが入ったりゲストミュージシャンが入ったりでちょっと趣が違います。私としては渡辺直樹さんのベースが入ってるのがポイント高いです。ただし好きな曲は「メロディ」。これはいいですね。ちょっと気分が沈んでるときに聞くと絶好です。

 キャンディーズのは蔵前国技館ライブの2回目。圧巻なのはA面の出だしのメドレー。プラウドメアリー(洋楽カバー)~あなたに夢中~ Do You Love Me ?(洋楽カバー)~危ない土曜日~恋のあやつり人形~朝日のあたる家~ Never My Love という長さで、大体A面の半分を占めてます。アイドル歌手のライブとしては頂点といえるかもしれませんね。(って、好みによるでしょうが)

 中原めいこさんの「ロートスの果実」は「キウイパパイヤマンゴ」が入ってるので当時はかなりヒットしたはず。しかし現在CDは廃盤。もったいないです。「キウイパパイヤマンゴ」は新田さんのアレンジでホーンスペクトラムの演奏ですが、同じくヒット曲の「エモーション」は数原グループ。このアルバムでは2つのホーンセクションが2曲ずつ担当してるので聞き比べができるのが楽しいです。それと彼女自身が乗りに乗っているという感じですごくポップが曲が多く、できればCDにしてもらいたいと思う次第です。

 MARIAHというグループはどれくらいの人が知ってるでしょうか? 1980年頃にスタジオミュージシャンが集まって作ったものですが、清水靖章さんがリーダーで、笹路正徳さん、土方隆行さん、渡辺モリオさん、村川ジミー聡さんに、ドラムで山木秀夫さんが加わってました。こういう人たちが集まるとフュージョンぽいものをやるかと思ったら、これがまぁ物凄いハードロック。土方さんはこれのタイトルチューンのギターソロで一気に注目されて当時の若手ギタリストのトップに躍り出ました。その曲のイントロではわけのわからないストリングスのメロディが流れるのですが、当時友人がそれを聞いて「頭が狂いそう…」と言いました。的確な表現です(笑) 一時期CDも出てたのですが今は廃盤。私はそのときセカンドアルバムを買ったので、これはレコードしか持ってません。

 NAZCAは3枚ほど出てますが、これは名前の通り2枚目。ドラムがリューベンから藤井章司さんに代わってかなりバンドの印象が変わりました。3枚のうちではこれが一番好きなのですがこれだけCDになってないんですよね。笹路さんはエイジアに触発された部分も大きいのではないかと思うのですが、絶対こっちのバンドの方がかっこいいです。曲自体がそもそもかっこいいですし、さらに日本人でこういう迫力あるボーカルというのもなかなかいませんし。このアルバムが出たあとのライブを京都のライブハウス「BIG BANG」で見てるんですがそれは一生の自慢です。そんなにお客さん多くなかったし。(笑)

 ということなんですが、10枚中ちゃんと曲ごとに分割してタイトルをつけたのはまだ3枚。そもそも2GBのSDカードをPCに読み込むこと自体で5分ほどかかるし、不要部分をカットしたり音量を均等化したりするたびに待ち時間が発生するのが非効率極まりないと。

 ということで、さらに作業続行です。