今日のひとネタ

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仁左衛門はん

2009年11月15日 | ドラマレビュー
 CSのチャンネルNECOでドラマ「雲霧仁左衛門」が始まりました。これは池波正太郎原作ですが、最初に仲代達矢主演で映画になって、その後天知茂、松方弘樹、萬屋錦之介、山崎努と4回もドラマ化されてるそうな。人気作なんですね。

 今回再放送が開始されたのは天知茂版。初回放送は1979年だそうで、私はそれ以来見るのは初めて。当時は見てましたが結構面白かったです。映画では岩下志麻が演じた七化けの千代を大谷直子がやってて、それはそれでグーです。あとは池上季美子も出てるしホーンユキもお色気担当でなかなか見せると。

 最近は山崎努版の再放送が多いですが、松方弘樹や萬屋錦之介のは見たことありません。ちなみに雲霧一味は盗賊ですが一切殺傷をしないというのが売りで、その辺が火盗改めとのせめぎ合いで魅力になるのでしょう。勧善懲悪というわけではないので。

 なお、最初に「雲霧仁左衛門」というタイトルを見たときはてっきり「くもきりじんざえもん」だと思ったのですが、正しくは「くもきりにざえもん」だそうです。(映画では「くもきり」ではなく「くもぎり」でしたが) これってもしかして「時任三郎」を「とき にんざぶろう」と読むようなものでしょうか?

 その昔、NIFTY-Serveのプロレスフォーラムである「FBATL」にハンドル「天草哲郎時任」という人がいて、この人は「あまくさてつろうときただ」と読むそうです。本人によると天草四郎とプロ野球選手の加藤哲郎と時任三郎からそれぞれ取ったということでした。ある時のオフ会に本人が参加したそうですが、てっきりオヤジだと思われてたこの人が若い女性だったことで、その場がどよめいたとか。(私は会ったことありませんが)

 パソコン通信の時代は、参加する際にまずハンドルを決めるのに命を賭けてたようなところがあって、妙な名前の人がいっぱいいました。(特にFBATLがそうですが) NIFTY-Serveではハンドルとは別にNIFTYのIDがありましたから、匿名が可能とはいえNIFTY内の世界では今のインターネットの時代よりモラルはあったような気がします。プロバイダ側では完全に個人が特定できたでしょうし。

 私はというと、1993年6月にネットデビューした際は「ハイハイパパ」というハンドルでしたが、諸般の事情により今は「ハイパパ」だったり「ハイファイパパ」だったり。とはいえ、16年もほぼ同じハンドルで書き込みしてますと「FBATLにいましたよね」と言われることもあり、ありがたいのやらなんやら。

 ということで、まずは雲霧ですね。天知茂版を見たことない人は是非チャンネルNECOをご覧下さい。映画版とはまた違う魅力があるので結構いけますよ。いろんな人が出てますが財津一郎さんが熱演だと思います。