今日のひとネタ

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隠れ家的

2009年11月06日 | 日記・雑記・ただの戯言
 ある本を読んでいたら面白い話がありました。著者の友人が「隠れ家的なイタリアンレストランを作ろう」と思ったらしいのですが、始めてみたら「本当の意味で隠れ家になってしまってあんまり客がこない」ですって。

 「隠れ家的な店」というと、料理人の夫婦だけでやってて一見さんお断りで予約限定で1日に2組くらい入れば採算が合うくらい単価が高いというイメージを持つのは私だけ? 「知る人ぞ知る」というと、それはそれで「目立たないけど安くて美味い店」という感じもあるのですけど。

 昔、仕事関係の知り合いにショットバーに連れて行かれたことがあるのですが、それが雑居ビルの4階か5階で外には看板が出てなくて一見何の店かわからないのですが、店の中は雰囲気がすごくほのぼのとしたいい感じで、お酒のメニューが豊富な上に生のフルーツを使ったオリジナルカクテルが美味しくて、驚いたことがあります。(そこではジンジャービールとジンジャーエールの違いをレクチャーされたような記憶が…)

 その時はその知り合いに「ここは俺たち仲間うちで大事にしてる店だから他の人には教えないでくれ」と言われたのですが、そういうのって店の方では有難くないこともあるのではないでしょうか? 「どんどん宣伝してくれ」って思ってるかもしれませんしね。

 なお、私はというと中肉中背、服装も極めて地味、話し声も小さいです。まったく目立ちません。知り合いが何日か前の飲み会の話をしてて「○○さんがまたバカやっちゃって、みんなドン引きでさぁ」とか言ったとき、「あ、そこに私もいました」というと「あれ? あんときいたっけ?」とか言われることは多数。

 いわゆる「どこでも隠れ家」というか隠れ家不要論者です。ひとたび風景に紛れ込むと絶対に発見されることはありません。潜入捜査官とかに向いてるかもしれませんね。フンだ。

 ちなみに冒頭に書いた本とは、ゲッツ板谷氏の「BESTっす!」です。面白いですよ。ケンちゃん最高です。(あ、今日もまたケンちゃんだ)