桐野夏生さんの作品で一番最初に読んだのが「東京島」だったのですが、それ以来「水の眠り灰の夢」「柔らかな頬」「ファイアボール・ブルース」「魂萌え!」なんかを読んでました。そして今年の正月にたまたま「アンボス・ムンドス」を読んだらおもしろくてはまってしまったと。
その後「ナニカアル」と「残虐記」を読んで、今は「グロテスク」を読んでます。この人は天才ですね。最初が「東京島」だったのですが、どちらかというとあれはちょっと変わった毛色の作品だったように思います。
ある作家の作品が気になると読み尽くしてみたくなるのですが、ここ数年だと奥田英朗、司馬遼太郎、吉村昭、梁石日、上田秀人、垣根涼介、山田宗樹などを結構読みましたが、これからしばらくは桐野作品を追っかけようかと。作品は結構ありますし、手強いのもありそうなので楽しみでもあります。
実はグロテスクは入浴中に読んでるのでなかなか進まなかったり…。