今日のひとネタ

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嫌われる歌というと

2016年10月19日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 今月の初めにTBSでやってた歌の4時間スペシャルにて、黒沢年男の「時には娼婦のように」が流れた途端、妻が「この歌嫌い!」と言ってました。まぁ女性でこれを好きだという人は余程の変わり者か受け狙いか黒沢年男のファンだけでしょう。曲そのものがセクハラのようなものですが、当時はまだそういう概念はなかったのですし。


 そういう曲があったとしても別にいいのですが、当時の状況を想像してみましょう。会社の飲み会で行った居酒屋の有線でこれが流れたとします。するとおじさんが若い女性社員に「今、これが流行ってるんだよ。結構いいんだよね~。」なんて言って無理矢理聞かせて反応を見て喜んでたりしたのではないかと。ちなみに私は当時中学生でしたので娼婦という人がこの世に実在するとも思わず、な~んも考えずに聞いてました。テレビで見た時に「レコードと歌い方が随分違うなぁ」と思ってたくらいで。


 ただ、私からするとそういうハレンチな歌はいっぱいあるわけで、山口百恵の「あ~なた~が望むなら~ 私ナニをされてもいいわ」とか「あ~なたに~女の子~の~ 一番大切な~ アレをあげるわ~」とかいうのは大嫌いです。これはこれで、可憐な少女がそういうのを歌うのを見ておじさん達が喜ぶという単純な図式が嫌いで。


 そこへ行くと鶴光師匠の「イザベル」とか畑中葉子の「後ろから前から」とかいうのは、最初から18禁の雰囲気が漂ってるのでOKだったりします。カラオケで歌おうとも思わないし。イザベル モナムール…。