日本映画専門チャンネルで「高倉健劇場」なるものをやってたので録画しました。今回見たのは「博徒一家」。健さんが出るヤクザ映画という以外はまったく予備知識無しで見たのですが、これは鶴田浩二主演の博徒シリーズ第7作だそうです。主演とは言え鶴田浩二が出てきたのが途中からだったので、てっきり高倉健主演だと思ってました。
パッと見てる限りは一体いつの時台の話かわからなかったのですが、解説によると舞台は明治40年。ヤクザの縄張り争いから最後は壮絶なバトルになるわけですが、結構面白かったです。
この類のヤクザ映画は「人生劇場 飛車角」しか見たことなかったのですが、着流しに長ドス持って殴り込みに行くというのがかえって新鮮だったりします。
ケメの「バイオリンのおけいこ」という曲では「だけど僕の大好きなのは 長島みたいな選手 仁義に生きる健さんだもんね」という歌詞がありました。多分この辺に憧れたのでしょうね。いい時代でした。「仁義なき戦い」の山守組長に憧れるという人はいませんものね。
とはいえ、博徒シリーズ全部見ようとは思いませんがぁ。