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大河ドラマ「どうする家康」終了しました

2023年12月19日 | ドラマレビュー

 どうする家康をどうする?と継続するか悩みながら、結局最後まで見ました。大河は2015年の「花燃ゆ」から9年連続完投です。ちなみに2014年の「軍師官兵衛」は最初からまったく見てません。何しろ戦国時代にほぼ興味がないので。

 家康については、三十数年前に山岡荘八の「徳川家康」全26巻を読んだので、何から何まで知ってると言いたいところですが、すっかり忘れてしまいました。なので、山岡荘八ヴァージョンとどう違うか、史実とはどの程度変わってるかなどまったくわかりません。ただ、そんな私でも瀬名の描き方は斬新だという気はしました。

 それで、ドラマとして面白かったかというとあんまり…。ストーリーよりも「そんなセリフはありえんな~」とか「ラブコメやってんじゃねーよ!」とかいう方が先に立って、どうにも集中できなかったり。

 あとは、岡田准一扮する信長の乗馬シーンなど取ってつけたようなCGが随所にあって、あれは興ざめでした。演出上の問題でわざとああいう風にしたのでしょうが、効果的だったのかは私にはわかりません。

 展開として面白かったのは、秀吉が死んで石田三成がブイブイいわしてきて関が原に至るあたり。元々あの辺の流れがよくわかってなかったので、そこは興味深く見ました。まあやはり戦とか権力闘争がないと盛り上がらないのかもしれません。

 このドラマでも真田幸村がギラギラしてましたが、最後に家康と一騎打ちして首をはねるでもなく、柳生十兵衛が家光の首をとるでもなく、普通に終わったのがちょっともの足らず。

 あの最終回の後半部分については賛否あるのでしょうが、私としては余計な事しとるなあと思いながら見てました。あんなんだったら、別に延長しなくてもよかろうにと思う私は頭が古いのかもしれません。旧来からのいわゆる「大河ドラマファン」というと、私の親父くらいの年代のイメージですが、今生きてたとしても90だしそういう年代の人は今年はもう見なかったかも。

 なお、同じく賛否があったらしいナレーションですが、私は結構楽しんで見てました。特色出す意味ではよかっただろうし、メリハリがあって聞きやすかったと私は思います。「あ、物語が始まった。」という感じがして。

 ということで、個人的な全般的評価はよろしくありません。再放送あっても見ないし総集編も興味なし。今のご時世視聴率が良くなかったとかいう話は参考にならんのかもしれませんが、去年よりも落ちたようですね。

 さて、来年はいよいよ紫式部の話。予告を見た限りではまたまたセリフが現代風すぎる感じでしたが、脚本は大石静先生なのでまずは期待しましょう。あとは吉高由里子のシャワーシーンがあるかどうかが焦点。(そらないわ。)