文化放送にて「谷村新司 ラジオデイズ」という番組が放送されました。昨日19日の 午後7時から2時間に渡り、「セイヤング」を中心とした文化放送でのチンペイさんのラジオパーソナリティーとしての足跡を辿るものでした。
MCは野村邦丸アナ、ゲストはチンペイさんの盟友バンバンことばんばひろふみさん。さらに「セイヤング」の当時のディレクターも登場。コメントのゲストは、「天才秀才バカ」の伝説のハガキ職人、「青春キャンパス」のキャンパスリーダーだったアナウンサー、さらに現在「セイヤング21」でパーソナリティーを務めている甲斐よしひろさんなどなど。
バンバンからは当時の放送の様子が聞けたし、当時のディレクターの方にはあの「燃えよドラゴン」を選んだ話や、本当に始末書ものの事態があったのかなどいろいろ聞けて面白かったです。
もちろん当時の「天才秀才バカ」も流れましたが、ラジオからカセットに録音したものだったのでしょうか。音質は当時ラジオで聞いてたような感じでした。が、さすがに今聞いても大笑いしてしまいました。チンペイさんは思いっきり「チ〇ボ」とか「マ〇毛」とか言ってたし。
私がセイヤングを初めて聞いたのは確か1975年。兄が録音してた「天才秀才バカ」を聞いたのですが、あまりにも下品で大笑いしたのを覚えてます。「放送でこんなこと言ってていいの?」と。
最初は誰が喋ってるのかわからなかったのですが、そのうちにパーソナリティーがチンペイさんである事を知り(とはいえ、まだアリスは知らず)、投稿のネタで「いちご白書をもう一度」がしょっちゅういじられてるうちにパートナーがバンバンという人であることも認識しました。その後、時間帯と番組が変わって「青春大通り」になったあたりまで、聞いてたと思います。
「天才秀才バカ」については、今回流れた録音も聞き覚えありました。チンペイさんが肋間神経痛で「笑うと痛い」と言ってた回はよく覚えてます。あとは、一時期テーマ曲が「おまんた囃子」になった話や、暗い過去コーナー、超心理学コーナーなども思い出しました。
あのワニの豆本の「天才秀才バカ」も話題になってて、うちにも何冊かありました。ただ、本になったのを読むと全然面白くなかった記憶あり。その辺の秘密も今回出ましたが、あの印税がどこに行ったのかは不明とか。
コメントゲストでは甲斐さんが出てきたのが意外でした。バンバンの話によると甲斐さんがデビュー前にレコード会社を探して上京した際、バンバン達が滞在してた部屋で雑魚寝した事もあったとか。「そんな交流が?」と思ったのですが、アリス、バンバンの所属事務所だったヤングジャパンにはリンドンもいたのですね。その辺の繋がりでしょうか。もちろんチンペイさんと甲斐さんはその後「セイヤング」のパーソナリティーとしての繋がりもあったわけですが。
そんなこんなですが、2時間では足らない内容と思いつつ、今は当時の「天才秀才バカ」のネタをオンエアできるほどおおらかな世の中ではなく、まずまず美しくまとまった番組だったかと思います。聞きたい方はradikoのタイムフリーでお早めにどうぞ。