今日のひとネタ

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2024年 今年読んだ本

2024年12月30日 | ブックレビュー

 今年も読書マウントの時期がやってまいりました。とはいえ、読んだ本は下記の通りで合計45冊。マウントとれるほどは読んでないですね。(再)と書いてあるのは再読の本ですが、前に読んだのをすっかり忘れているのもありました。


用もないのに/奥田英朗(再)
きょうも涙の日が落ちる/渥美清
らもチチ 私の半生 青春篇/中島らも・チチ松村(再)
50歳になりまして/光浦靖子
天職は、声優。/日高のり子
ショッピンインアオモリ/能町みね子
本 人の縁とは不思議なもので…/さだまさし(再)
バッタを倒すぜアフリカで/前野ウルド浩太郎
投資依存症/森永卓郎
ひとりじめ/浅田美代子
九州少年/甲斐よしひろ(再)
かさぶた/甲斐よしひろ
荒馬のように/甲斐よしひろ(再)
紋切り型社会/武田砂鉄
嵐の季節/石田伸也(再)
昨日、ホームレスになった。/岸田健作
本気で言いたいことがある/さだまさし
稲妻日記 甲斐よしひろ(再)
「踊り場」日本論/小田嶋隆 岡田憲治
稲妻日記part2/甲斐よしひろ(再)
街場の共同体論/内田樹
昭和史/半藤一利(再)
杖下に死す/北方謙三
いつか虹の向こうへ/伊岡瞬(再)
だからあれほど言ったのに/内田樹
ゴールデンボーイ/スティーブン・キング
B面昭和史/半藤一利(再)
調子悪くて当たり前/近田春夫
リバー/奥田英朗
ヘルメス/山田宗樹
マル暴甘糟/今野敏
水木サンの幸福論/水木しげる(再)
賢いお金の減らし方/大江英樹
ぼくは戦争は大きらい/やなせたかし(再)
書いてはいけない/森永卓郎
プロデューサー/酒井政利(再)
霖雨/葉室麟
タイガース世界は僕らを待っていた/磯前順一(再)
半暮刻/月村了衛
ゲゲゲの女房/武良布枝(再)
総員玉砕せよ/水木しげる(再)
芸能界今日モ反省ノ色ナシ/ダン池田(再)
ちばてつやが語る「ちばてつや」/ちばてつや(再)
ガサコ伝説「百恵の時代」の仕掛人/長田美穂
南沙織がいた頃/永井良和(再)

 作家あるいはライターとして初めて読んだのが月村了衛、内田樹、岸田健作、武田砂鉄、浅田美代子、能町みね子、日高のり子、光浦靖子、渥美清など。月村了衛の「半暮刻」が面白かったので他のも読んでみようかと思ったら、なんと娘1号の本棚から大量に発掘されたのでちょいと臆してしまいまだ読んでません。

 他に小説で面白かったのは「リバー/奥田英朗」「マル暴甘糟/今野敏」で、こうやって見ると今年は小説が極端に少なかったので、来年は胸躍るような話をあれこれ探してみたいとは思ってます。実は「百年の孤独」も半分ほどで止まったままだったり。

 小田嶋隆と岡田憲治の「街場の共同体論」は何年も前の本なのですが、まさに今あちこちで見られることについて当時から問題視していたので、目からウロコが落ちるような感じ。もっと早く読んでおけばと思いました。おまけに小田嶋おじさんはもういないし。

 タレント本では、意外だったのが浅田美代子。「ひとりじめ」というのは樹木希林が亡くなったあとに共に過ごした時間のことを中心に綴った本で、あの人は庶民派というか自然体のイメージを勝手に持ってたのですが、その生活が「ザ・芸能人」というものでやはりスターは違うなあとあらためて思いました。ま、どうでもいいですけど。

 別に数を読めばいいというものではないですが、少なくとも知らなかった事を知ることができ、見たことのない時代や世界を見せてくれるという点で読書は楽しいです。想像力が高まるということもありますが、多くの本を読めば好みの本に巡り合える可能性も高いので常に情報網は張り巡らしておきませんと。来年も頑張ります。