今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

石川ひとみ Premium Live 2024 at 羽田ティアットスカイホール

2024年11月30日 | 石川ひとみ

 昨日羽田ティアットスカイホールで開催された「石川ひとみ Premium Live 2024」に行ってきました。昼と夕の2回公演ですが私が行ったのは夕方。18時半開演でしたが、途中の電車も大混雑だったし、何しろ会場は羽田空港の出発ロビーのすぐ上。会場内外で華やかな雰囲気が漂うライブでした。

 事前に公式Xや公式サイトから発せられた情報によれば、「プリンプリンのメドレーがある」「懐かしいアルバム曲も多数ありそう」という事で、まさにプレミアムな予感。

 今回のバンドメンバーは以下の通り。すべてお馴染みの方々で、この人たちならどんな曲でも演奏できそうですし期待感いっぱいでした。

Gt 山田直毅 (ex.MMP)
Piano 斉藤哲也 (from Under current、ナタリーワイズ)
Bass 石村順 (from 葡萄畑 ex.NEW PONTA BOX)
Dr 夏秋文尚 (from moonriders)
Sax 園山光博
Pec 元田優香(from Percussion Performance Players!!(PPP))


 そして今回のセットリストは以下の通り。

Private Film Star
右向け右
懐かしきリフレイン
夕暮れて
さよならの理由
プリンプリン物語~
空(そら)~
おかあさんのうた~
わたしのそこく
ハッピー・アドベンチャー
三枚の写真
空色のフォトグラフ
くるみ割り人形
夢番地一丁目
笑顔の花
Do You Love Me?

<アンコール>
にわか雨
まちぶせ
らぶ・とりーとめんと


 今回は平日かつ月末の開催だったので、どうしても都合がつかず涙をのんだファンも多かったのではないでしょうか。私も日程を聞いた時には一瞬悩んだのですが、参加して本当によかったです。行かなかった場合、誰かにセットリスト教えて貰ったら「なんじゃ、こりゃ~!」と叫んで激しく後悔したと思いますし。

 何よりも、いつもは静かに始まることが多い1曲目がいきなり夏秋さんのスネアの「タカタカタン!」で始まる「Private Film Star」で度肝を抜かれました。先に昼公演もあったのでひとみさんものってたのでしょうが、出だしの声の張りで「わお、絶好調!」と感じました。

 「Private Film Star」もそうですが、まさかの「懐かしきリフレイン」もあり、本編ラストが「Do You Love Me?」でここまで「まちぶせ」が出てこなかったというのも衝撃的。私はライブ参加歴6年ほどの新参者ですが、生では初めて聞いた曲が3曲もあってまさにプレミアムでした。

 そして中盤には予告通り「プリンプリン物語」のメドレーもあり、出色は「わたしのそこく」。あの曲の高音域をそのまんまのキーで聞かせてくれたのはびっくりでした。さすがにこれは回避するか、あってもメドレーでちょろっとかと思ってたのですが、メドレーとはいえフルコーラスであの声が何度も聞けましたし。45年前の曲をそのまま歌えるのはもう超人と言えましょう。

 途中では、ボンボン、おさげ、カセイジンに語り掛けるプリンセス・プリンプリン風のセリフも入ったり、こちらも今回の特別な企画かと思います。

 アンコールは「にわか雨」から始まって、「まちぶせ」のエンディングが終わるかと思った瞬間にいきなりのリズムチェンジで何が始まるかと思ったら、これが「らぶ・とりーとめんと」のサビ。

 そのまま頭に戻ってフルコーラス披露で、間奏では山田直毅さん、石村順さんとのダンスもあり、これまたプレミアムな企画でした。この曲は聞ければいいと思ってたのですが、こういう形で聞けたというのは最高の盛り上がりでの終了でした。

 終わってみれば、最新アルバムの「笑顔の花」からはタイトル曲の1曲のみだったわけで、実際にチャレンジングなセットリストだったと言えるでしょう。

 石川ひとみさんは最後まで声も笑顔も絶好調で見ているこちらは大満足。いつもより頬が紅潮して見えたのは私だけでしょうか。昨年の45周年コンサートを見た時は「こういう石川ひとみが見たかった!」と書きましたが、今回は「こういう石川ひとみも最高!」と記しておきます。

 そして今回のお買い上げはカレンダーとこちらのTシャツ。ご本人による似顔絵イラスト入りです。ロゴだけよりはこういうのがいいですよね。


 あとは備忘録ですが、ドラムの夏秋さんが今回は普通のセットだったことが意外。いつもはセットの右手にハイハットがあるオープンな叩き方なのが、普通に左側にあったと。まああれだけのキャリアの方だからいかようにもできるのでしょうが。

 さらに、いつもは5弦ベースの石村順さんが普通に全編ジャズベースでした。同じ曲をやるにしてもかなりフレーズが変わる気がするのですが、そこはそれ今回も盤石の演奏で最強のリズム隊でした。

 山田直毅さんは、ほとんどが最近メインで使っているP-90が二つ搭載されているフジゲンのストラトタイプのエレキで、一部いつものASTURIASのエレアコでした。今回はポップで賑やかな曲が多かったですしね。そして開演前に足元もチェックしたら、Kemperのフットスイッチ以外にコンパクトエフェクターもセットされていて「ほぉ~」と思いました。以上ギターオタクからの報告です。


 本当に素晴らしいコンサートでしたが、今回は平日だから行けなかったという方にはまだ年内にコンサートがありますので、そちらへお出かけになっていかがでしょうか。バンド編成が違うので同じ曲にはならないと思いますが、逆にまた全然違うセットリストが聞けるかも。詳細は以下の通りです。


<2024年12月15日:プレミアムコンサート~笑顔の花~>

日時:12月15日(日) 開場13:30 開演14:00
会場:森町文化会館大ホール
    静岡県周智郡森町森1485
料金:ミキホール友の会 6,000円    一般 6,500円
出演 石川ひとみ Gt 山田直毅 Vlin 武藤祐生

チケットは電話予約・チケットぴあ・各プレイガイドでも取扱あり。
お問い合わせ 0538-85-1111(月休)


そこはやはり石山透作品ですので

2024年11月29日 | プリンプリン物語

 再放送中の「プリンプリン物語」に、先々週の放送でらせつの国の女王が出ていました。らせつの国には悪魔の子孫が暮らしていて、2万5千年前に存在していたとか。

 その女王とプリンプリンとボンボンが乗ったのが箱舟に見せかけたタイムマシンだったわけですが、その際の映像を見て少年ドラマシリーズの「タイム・トラベラー」を思い出したのは私だけではないはず。私なんぞは頭の中で「その時、彼女は飛んだのです。時間の流れを。」というナレーションが聞こえて来たくらい。

 考えてみれば「タイム・トラベラー」も石山透作品であって、それを考えるとらせつの国の女王は「新八犬伝」の玉梓が怨霊の雰囲気もありました。そして、三波豊和が番組の担当者としてスタッフ役で出てきますが、同じく石山透作品の「怪人オヨヨ」も「やあ、僕この番組のディレクター」というのが毎回の始まりではなかったでしょうか。

 「プリンプリン物語」は局側にビデオが保管されていたわけではなく、出演者や関係者、視聴者からのビデオの提供でほぼ揃ってきたという経緯があります。「タイム・トラベラー」になると、さらに古いのでちゃんと揃ってなかったのではないかと。(一応DVDは出てるようですが。) 「怪人オヨヨ」に至ってはまったく話題にも上らないくらい。そして「新八犬伝」も初回とか最終回以外はほとんど無いようにも聞いております。そこはすごく残念。

 それにしても、石山透さんは1985年に58歳の若さで亡くなったのですね。もっといろんな作品を書いていただきたかったです。今の世の中をどう見て、どういう風におちょくってくれただろうかと。


「青い壺」知りませんでした

2024年11月28日 | 日記・雑記・ただの戯言

 NHKの朝のニュースで「50年前の小説が読まれている」という話題があり、何の本かと思ったらこれが有吉佐和子の「青い壺」。

 約50年前ということで70年代中期の作品だそうですが、私は読んだ事がなくそもそもこういう本の存在も知りませんでした。今日は何も調べず書いてますが、そのニュースで聞いた話だとある青い壺を手にした人の話がいくつかある短編集だとか。

 内容は地味というかほのぼのというかそういう雰囲気のようで、「呪いの青い壺」とか「実は宇宙から来たらしい」とかいう話ではなさそう。

 有吉佐和子の本というと「複合汚染」しか読んだ事がなく、あれも小説ではなくルポルタージュのような感じだったと記憶してます。何しろ読んだのが40年以上前。

 そして有吉佐和子というと、「笑っていいとも」のテレフォンショッキングに出て50分ほどしゃべり続け、他のコーナーが全部とんでしまったというのが印象に残ってます。(私は当日は見てません。)

 「笑っていいとも」も初期はそういうハプニングが多くて、黒柳徹子もそういうことをやったかもしれません。もっとも有吉佐和子はかなり躁状態という感じだったように聞いてますが、伝説として語り継がれるうちに話が大きくなったのかも。

 とはいえ、生放送というのはそういうハプニングがあるのも楽しみで、何があっても面白くするタモリがいたからあの番組も人気があったのでしょう。2000年以降は大体番宣か、フジテレビが絡んだ映画やイベント関係のゲストばっかり出るようになった記憶があります。そうなると話す内容もガッチリ決まってて面白くなかったし。

 それはそうと「青い壺」がそんだけ受けてるならそのうち映画になったりドラマになったりするのでしょうか。どういう話か知りませんが、クリスタル製のたん壺を作ったら、中身が溜まって段々青くなってきたという話だったら勘弁。←キタネー


新しい言いまつがいを聞きました

2024年11月27日 | 国語の時間

 あるラジオ番組で、コメンテーターの方が「ネットの情報は『玉石混合』だと言われますが…」と言ってて「ん?」と。

 大概の人はわかると思いますが正解は「玉石混交」。(もっとも「玉石混淆」が正式のようです。読みは同じ。) この意味は小学館デジタル大辞泉によると「価値のあるものとないものとが、入りまじっていること。」で、「[補説]「玉石混合」とするのは誤り。」ともあります。

 雰囲気として「混合」でも通じるような気はしますが、溶けて混じり合っているわけではなくバラバラに散らばってるのが「混交」なのではないかと個人的には思います。わざわざ正しく知らない言葉を言わなくてもいいような気もしますが、確かにネットの情報を表するのには「玉石混交」を使いたい気持ちはわかります。

 これ以外に、今でもよく間違いを聞くのが「侃々諤々」(かんかんがくがく)と「喧々囂々」(けんけんごうごう)を混同した「喧々諤々」(けんけんがくがく)という言い方。

 意味としては「侃々諤々」は正しく議論をするさまを表し、「喧々囂々」は激しくののしり合う様子ということです。これを文章で書くのは面倒なので主に使われるのは話しことばですが、会議室から出てきて「今までケンケンガクガクやってたんだ。」なんてのは身近でも聞きました。

 こういうときPCで変換すれば「喧々諤々」なんて妙な言葉は出てこないので誤りに気づくでしょうと思ったら、なんと私のMS-IMEでは「侃々諤々」も「喧々囂々」も四字熟語として一発で変換されることはありません。こういうところに誤用のタネがあるのかもしれませんね。

 なお、その「玉石混合」と言ったのは親子そろって経済アナリストでラジオに出てらっしゃる方の息子さんの方です。お若いとはいえラジオに出るならもっと注意した方がと思ったりしますが、大きなお世話かもしれません。


今週金曜は石川ひとみ Premium Live!

2024年11月26日 | 石川ひとみ

 

 

 石川ひとみさんといえばヒット曲「まちぶせ」でお馴染みですが、昨年はデビュー45周年を迎えその記念コンサートが大成功を収め各方面から絶賛された事も記憶に新しいところ。

 今年の活動としては7月に丸の内コットンクラブで初のライブを行い、9月には定番ともなってきたビルボードライブ横浜と大阪でのステージもありました。いずれのステージでも変わらない歌声を聞かせてくれて、ファンも大いに盛り上がりました。

 その石川ひとみさんですが、今週末29日(金)にライブがあります。タイトルは「石川ひとみ Premium Live 2024 at 羽田ティアットスカイホール」ということで、今年初のホールコンサートとなります。

 現在Eテレで「プリンプリン物語」が再放送中ですが、主人公プリンセス・プリンプリンの声優も努め、主題歌や劇中歌で明るい歌声を聞かせてくれたことも皆さん記憶しているかと思います。

 最近のステージではサプライズとして「プリンプリン物語」を歌う事もありましたが、今回は公式サイトで『「プリンプリン物語」メドレーも披露予定!』とはなから宣言されています。

 また、懐かしい曲もたくさん歌うというのも公式Xにて告知されていますので、名前の通りプレミアムなコンサートになることは間違いありません。昔好きだったとか、アルバム何枚か持ってたけどコンサートは行ったことなかったという方には、あの歌声を生で聞く絶好のチャンスです。行ってみればわかりますが、曲のキーはすべて昔のまま。ファンだった人にとっては感涙ものでしょう。(近年のステージの様子としては冒頭の動画をご参照下さい。)


 ということで、詳細は以下の通りです。平日の開催ではありますが、夕公演は18時30分開演ですので仕事があっても都合付けられる方もいるのでは? 今の世の中、自然災害とか感染症の蔓延とか色々ありますので、「まあ、そのうちにまた」とか「今回はやめとくけどいつか機会があったら」なんて言っていると、次の機会は来ないかもしれません。今回は初のハイタッチ会という企画もあります。これは滅多にないかも。(詳細はこちら

 そんなこんなですが、少しでも気持ちが動いたら羽田へGO! ねえみんな、青春とは羽田に向かっていくものなのよ。頑張って…。

 

<石川ひとみ Premium Live 2024 at 羽田ティアットスカイホール>
日程:2024年11月29日(金)
会場:羽田ティアットスカイホール
   東京都大田区羽田空港2-6-5

昼公演(1回目) 開場 14:30 / 開演 15:30~
夕公演(2回目) 開場 17:30 / 開演 18:30~
料金全席指定席 ¥8,000(税込)
チケットチケットペイにて発売中

[昼公演(1回目)]の購入はこちら。
[夕公演(2回目)]の購入はこちら。

出演
石川ひとみ
Gt 山田直毅 (ex.MMP)
Piano 斉藤哲也 (from Under current、ナタリーワイズ)
Bass 石村順 (from 葡萄畑 ex.NEW PONTA BOX)
Dr 夏秋文尚 (from moonriders)
Sax 園山光博
Pec 元田優香(from Percussion Performance Players!!(PPP))


来月はWOWOWでオッペンハイマーですって

2024年11月25日 | 映画

 来月のWOWOWのプログラムガイドが届きました。表紙がご覧の通り「オッペンハイマー」。昨年話題になりアカデミー賞も獲ったあれです。原爆を開発した物理学者の話で、私も興味を持ってました。

 が、実際に映画館で見た人は「長すぎる」「わかりにくい」という話もあり、実際3時間あるので躊躇してるうちに上映は終わってました。

 それがWOWOWで放送されるなら録画しておけば好きな時に一時停止してトイレにも行けるし、二日に分けてみるという手もあります。これはチャレンジしてみねば。今回は字幕と吹替と両方放送されるので、吹替なら見られるかも。

 他には来月の初放送作品として「風が吹くとき」というアニメもあります。これはイギリスの映画ですが、核戦争の恐怖を描いた絵本をアニメ化したものだとか。見てみたいです。

 さらに「関心領域」もあります。こちらはアカデミー賞で国際長編映画賞を受賞してます。地味といえば地味ですが、かなり深いテーマがありそうな。結構話題になってたので気になってました。

 ま、こうやって自分で書いておけば録画を忘れないでしょうということで。とはいえ、オッペンハイマーの放送は月末なので見るのは来年でしょうね。鬼が笑いますわ。ワッハッハ。


1971年の紅白歌合戦ですって

2024年11月24日 | 紅白歌合戦

 NHKが1971年の「第22回NHK紅白歌合戦」を再放送するそうです。なにやら放送100年プロジェクトの一環として、NHK総合で前編が12月14日16時30分から、後編が12月15日16時30分から。なんか知らんけど2日に分けてです。

 今やWikipediaで見ると出演歌手はすぐわかりますが、私が見たいのは

<紅組>
南沙織/17才
ピンキーとキラーズ/何かいいことありそうな
岸洋子/希望
トワ・エ・モワ/虹と雪のバラード
由紀さおり/初恋の丘
伊東ゆかり/誰も知らない
いしだあゆみ/砂漠のような東京で
本田路津子/一人の手
渚ゆう子/京都慕情

<白組>
はしだのりひことクライマックス/花嫁
デューク・エイセス/いい湯だなメドレー
ダークダックス/白銀は招くよメドレー
堺正章/さらば恋人

などなど。圧倒的に紅組が多いです。

 まあ実際は南沙織だけ見られればいいのですが、他にも当時どんな感じで歌ってたのか気になるのはあります。岸洋子の「希望」なんて、そういうタイトルなのになんであんなに暗い曲なんだろうかと。おまけにこの人は膠原病で苦労したそうですし、その辺も気になって。

 ピンキーとキラーズの「何かいいことありそうな」は当時知ってて、歌い出しが「丘を越えてゆこうよ どこへ行くの車は」というものですが、ずっとタイトルがわからずでした。キラーズのメンバーには、現在再放送中のプリンプリン物語でシドロ役のパンチョ加賀美もいるのでそこも楽しみです。既に故人なのが残念ですが、プロフィールを見るとこの人は東京芸大卒なんですね。それでドラム担当とは。ふ~む。

 あとは由紀さおりの「初恋の丘」も好きな曲です。大人になるとあの歌詞が沁みるのですが、あのざわざわした会場でどんな感じで歌うのか楽しみ。

 本田路津子の「一人の手」は随分あとになってからちゃんと聞いた曲ですが、恥ずかしながらこの人が紅白に出てたのは知りませんでした。大ヒットしたんですね。

 渚ゆう子の「京都慕情」は、ベンチャーズの曲なのに歌が演歌チックなのが面白いです。が、こちらも好きな曲です。

 白組では、はしだのりひことクライマックス「花嫁」がありますが、ここはリードボーカルが女性なのですが白組なんですね。はしだのりひこがリーダーだからでしょうか。レコードでは相当聞きましたが、ライブで聞くのは楽しみ。ちなみに組分けについてはヒデとロザンナが白組で、トワ・エ・モアは紅組という判定基準がよくわかりません。チェリッシュが出た時は紅組だったように思いますが。

 面白いのはコーラスグループのデューク・エイセスとダーク・ダックスの両方が出るんですね。私は見分けがつかないのでメンバーシャッフルしても全然気づかないレベルですが、生放送でバッチリコーラスを決める歌唱は興味あります。ダーク・ダックスがどんだけダークなのかも見たいし。(なのか?)

 他には別に聞きたいわけではありませんが、水原弘は「こんど生まれて来る時は」で、この曲は知ってます。結構怖い顔してる人ですがイメチェンの一環か一時コミカル路線に走ってて、変な女だか変な男だかそんなのも歌ってました。で、この「こんど生まれて来る時は」は今の時代だとアウトのような気もするのですが、そこは大きなお世話かも。

 あとは、眞帆志ぶきが「嘆きのインディアン」を歌うそうで、「どっかで聞いたような」と思ったら、やはりこれはマーク・リンゼイとレイダースのカバーでした。今の世なら「嘆きの北米大陸先住民族」と言わねばならないのかも。(か?) ま、曲としてはピンクレディーの「UFO」みたいな感じです。(と言っては身もふたもない。)

 紅白に関しては今も選考基準が云々言われますが、この回でも50曲中のほぼ半分は知りません。美川憲一、西郷輝彦、和田アキ子、アイジョージ、千昌夫、舟木一夫、都はるみなどは人気歌手だったのでしょうが曲は全然知らないし。歌唱力とかも考慮されてたんすかね。紅白で歌うべき人とかテレビで歌ってもよい人とか。局側が「出してあげます」という態度だった時代でしょうけど。

 まあなんにしても当時はまごうことなく生放送の生歌唱だったわけで、そこはどんな感じなのか楽しみにしてます。「昔の歌手はやっぱり凄かった」となるか、「案外たいしたことないやん」となるか。それと古いビデオをリマスターして4K並みの画質にしてるという触れ込みですが、本当かなあ。


新しいコタツ記事はどうでしょう

2024年11月23日 | ブログ・インターネット

 一般に「コタツ記事」の概念としては、「ライターがまったく取材に行かずネットで調べた事だけで書く記事」ということになりましょうか。それこそ「コタツに入ったまま一歩も動かず書けるようなもの」ということで。

 ただ、今は狭義のコタツ記事として「有名人がSNSで呟いた話をそのまま引用しただけの記事」というのも存在している気がします。

 別にコタツであろうと寝床であろうと風呂で書こうがどうでもよく、記事が面白かったり、取り上げた事象について読者が関心を持ったり、考えさせられるようなものであれば存在価値はあると言えましょう。

 それはそれとして、新しいコタツ記事を考えました。というのは、「ネットで何も調べないで書く」というもの。あるニュースを聞いて、自分が知ってるつもりのことを偉そうに書いて赤っ恥をかくというのが面白そうです。

 というのも、田中康夫が長野県知事に当選した時、街頭で一般人にインタビューしたところ「えっ、おニャン子が知事ですか?」とか「夕焼けニャンニャンでしょ?」という声がありました。

 私はおニャン子には興味なかったのですが一瞬「ん?」と思った後に、「それって田中康夫と秋元康を間違えてない?」と気づきました。どっちも名前に「康」の字が入ってて、小太りで金持ってそうでいやらしそうというのが共通してますし。(いや、もしかして田中康夫も夕焼けニャンニャンに出てたのかもしれませんが、特に繋がりは強く無さそうだし。)

 そして私の事でいうと、富岡製糸場が世界遺産に登録されたニュースを聞いた時、「ほぉ~、昔は女工哀史にあるように人をこき使ってた工場が世界遺産か。『ああ野麦峠』も悲惨な話だっただろうが。」と考えてしまいました。

 が、調べてみて「あっ!」と。富岡製糸場があるのは群馬県で、野麦峠は長野だったか山梨だったかその県境であって全然場所は別。しかも、あそこは官営だったので元武士だったか身分の高い家庭の子女が働いてて環境が良かったという話も見ました。

 ただ、そういう勘違いのまま突っ走って相当妄想を膨らませた記事なら逆に面白いのではないかと思います。

 たとえば、「私が去年見たなんちゃらという映画は、舞台が四国だったか新潟だったかで、主人公は農民だったか漁師だったかで、多分20代か30代の若者で、彼女は幼馴染だったか親友の妹だったかで、最後は死ぬんだったか捕まるんだったか…。」というような映画解説は面白そうです。


 …って、面白くないですか。まあ私も読みたくはないですが、「自分の頭の中の知識だけで書く」というのもある時にはやってみるべきではないでしょうか。なんでもWikiで調べないと書けないってのはつまんないし。

 とはいえ、特定の個人については記憶だけで「あの人って前に捕まったっけ?」とか「不倫してたよね。」なんて迂闊に書いてしまって事実がなければ問題ですから、そこは注意しないと。

 ということで、今回はまったく何も調べずに書いたコタツブログでした。ま、ブログなんてそもそもコタツで書くものですしね。


ブルースカイどうでしょう

2024年11月22日 | ブログ・インターネット

 ブルースカイというものはご存じでしょうか。Twitterに似た新しいSNSですが、似てるはずでこれはTwitterの創業者が立ち上げたものだとか。

 見かけはTwitterとよく似ていて、短文投稿ができ画像やリンクも貼れます。一説には「機能の少ないTwitter」とも言われているそうです。

 私の画面上でTwitterがXになったのは昨年7月でしたが、その際には「Twitterが今後どうなるかわかりませんが、自分の書いたことが消えるのは仕方ないとして、色々な人とのやり取りの記録が無くなってしまうとしたら寂しい限り。」と書きました。

 その後、昨年は一時アカウントが凍結されたりしてもうTwitterから抜け出そうかとも思ってたのですが、現在のイーロン・マスクの様子を見ていたらいよいよ現実的に考えるようにもなりました。

 とはいえ、公式Xを開設している著名人、言論人、歌手などをフォローしていて、放送局の公式Xなどもありますので、それらの情報チェックのためには簡単にやめるわけにもいきません。様子を見ながらいつでも飛び移れるようにしておく感じでしょうか。

 ちなみに昨年の段階ではスレッズのアカウントも作ったのですが、あまりにも使いにくいのですぐ削除しました。ブルースカイのアカウントを開設したのは今年の3月ですが、世間一般で言われるように「人がいない」というのが現状。Xでフォローしている人を調べると「一応こちらもアカウントあります」という人がチラホラいる程度です。

 そんなこんなでいろいろ考えてはいますが、これも一つの防災計画とか避難訓練ということになりますでしょうか。いつまたXのアカウントが凍結されないとも限らないし。

 ということで、Xで私の姿を見かけないと思ったらブルースカイで探してみて下さい。まずは来年1月のトランプ大統領就任以降が山場でしょうね。


AIに足元を見られる時代

2024年11月21日 | 日記・雑記・ただの戯言

 昨日のNHKのニュースで、ビジネスホテルが高いという話をしてました。そして値段が上がってることは、燃料費をはじめとした物価高の問題だけではなくAIも影響しているのだとか。

 どういうことかというと、今はダイナミックプライシングといって繁忙期とそうでない時期の価格差を大きくするのが一般的。その値付けの判断にほとんどの大手ホテルがAIを導入しているのだとか。

 これまでも予約が多く入るかどうかの判断は、

・カレンダーの休日の並び具合
・周辺のイベント
・天気や気温
・道路の混雑予想
・臨時列車などの運行
・インバウンド客の動向(中国の大型連休とか)

などをはじめとする多くの要素を考慮して人間が予想していたわけですが、そこはいまやAIにおまかせだとか。

 そして、そこの判断には予約しようとしている人の過去の利用履歴や検索履歴までも調べ、普段いくらくらいのところに泊まっているかという要素も取り込んでいるのだとか。予約する人によって部屋の料金まで大きく変えてるのでしょうか。恐ろしいですね。

 しかも、AIが値付けする際に一番優先するのはホテル側の利益なんですと。なので、ちょっと混んでると思って足元を見やがって!なんてレベルではなく、どうやってもホテルが儲かるように客から搾り取るのがAIなわけです。誰かAIに「出血大サービス」とか「清水の舞台から飛び降りる」という言葉を学習させてあげてもらえませんでしょうか。

 で、そのNHKのニュースでは対策も紹介してましたが、

・ワンプライス(すなわち料金固定)の宿泊施設を探す
・ちょっと離れても郊外に泊まる
・車中泊

などでした。実際に軽自動車ベースのキャンピングカーのレンタルを紹介していて、レポーターは「へ~、屋根の上にテントがあって寝られるようになってるんですね~。」と嬉しそうに。

 アホか。庶民は旅先ではもう布団の上では寝られんってか。このうち「初めての野宿のコツ」とか「外でも段ボールがあれば快適に寝られる」とかやりだすのではないでしょうか。フンだ。