北朝鮮が韓国に砲撃したニュースで大騒ぎです。何しろ民間人にも犠牲者が出ているそうですし。「北朝鮮もまさかそんなことまではやらないだろう」と言ってた人や「韓国は米軍の後ろ盾があるので北もおいそれとは手を出せない」とか言ってた人もいるでしょう。そういう人たちはいま何を言うのでしょうか。
あるいは作家の室井佑月氏などは以前に防衛力に関するテレビ討論で「外国から何されても『やめて下さい。やめて下さい。』ってだけ言ってればいいと思う。」とか言ってたのですが、もし自分の家族とかが被害にあってもそんなのんきなことを言ってられるのでしょうか。(って、多分自分や自分の家族が被害に遭うとは考えてないのでしょうが)
で、北が砲撃しても韓国の反撃の武器が屁たれだったらしいし、米軍が一緒に報復措置をするわけでもなく、それを考えると「もし日本が狙われたらどうする?」とかいうのも考えねばならん時期でしょう。もちろん考えるのは武力装備だけじゃなく、周辺諸国を巻き込んだ外交も含めて。
そういうことを国民全体でいろいろ考えねばならないと思ってるのですが、今朝のめざましテレビの7時台トップニュースは「市川海老蔵殴られる」でした。これは北朝鮮問題を考えさせないようにする陰謀ですね。そう考えれば犯人なんぞすぐに見つかりそうなものですが、もしやもう海を渡ってるかもしれません。
それにしても今回の北朝鮮のことを考えるとまるでヤクザ映画のシーンのようです。
「ええかお前ら。いよいよこの息子に跡目を継がせることにしたけえの。」
「はい、親分。」
「これからはの、こいつの言うこともワシのいう事じゃ思って聞いてやってくれの。」
「はい、親分。」
「まぁそうは言うても、ワシは口だけの奴は信用せんけえの。」
「はい、親分」
「そやったら、こんなぁの気持ちをワシに見せてくれや。なぁ。」
「はい、親分。」
…ドカン!
という感じで。ちなみに、一応広島弁のつもりです。が、お手本がお手本なだけにどうも怪しいと。