ライブ帝国のDVDを借りてきました。これは昔テレビ神奈川の「ファイティグ80's」という番組で放送されていたもので、シリーズとしていろいろ出てますが今回見たのは「柳ジョージとレイニーウッド」。
何が今になってようやくわかったかというと「酔って候」という曲が、司馬遼太郎の小説を元にしているもので「鯨海酔侯」というのが山内容堂のことであるということ。レイニーウッドは兄が好きでデビューアルバムが家にありましたから、初めて聞いたのは32年くらい前だと思いますが当時は中学生だったので「なんかわけのわからん歌詞やなぁ」とだけ思ってました。お恥ずかしい限りで…。
今回の映像では思わず注目したのがベース。何がどうだと言ってイーグルなのですよ。当時は流行ってたのでイーグル自体は全然珍しくないのですが、ヘッドの文字は「g」。ということは、本家BCリッチじゃなくて弟分のB.C.リコでもなくて、なんと国産コピーモデルのグレコ製。あれだけ売れてたバンドなのに、あえてグレコというのはメーカーと契約かなんかしてたんでしょうか?
イーグルといえばベースは今でも普通に売ってますが、ギターはなぜかモッキンバードの方が主流。イーグルはちょっと違った形で妙な仕様のものになってしまいました。私のイーグルはアリアのマホガニーボディの物ですが、これはこれで非常に気に入ってるので兄弟のメープルボディーの物も欲しかったり。どうせなら、当時のフェルナンデスのとグレコのと全部並べて弾き比べをしたいもんじゃと思っとりますが、国産とはいえジャパンヴィンテージはどれも結構な値段がするので全部買うと本物が変えるくらいになるかもしれません。特にグレコの奴は中古でもほとんど見かけませんね。
あのレイニーウッドのベースの方は今もあれをお持ちなのでしょうか???