WOWOWのドラマ「ヒトヤノトゲ」を見終わりました。面白かったです。8月にはDVDも発売されるとか。が、何しろ舞台が刑務所なので男祭り状態。最終回も女優は一人しか出なかったような。
今回の圧巻は泉谷しげるで、最近多い「凶暴だけど実はいいおじさん」という役じゃなくてヤクザの親分で悪人というのがよかったです。ラストシーンもワクワクしました(?)。
ということで、見てない方は再放送の折に是非どうぞ。DVDは男祭りが好きな人にはお勧めですがぁ。
WOWOWのドラマ「ヒトヤノトゲ」を見終わりました。面白かったです。8月にはDVDも発売されるとか。が、何しろ舞台が刑務所なので男祭り状態。最終回も女優は一人しか出なかったような。
今回の圧巻は泉谷しげるで、最近多い「凶暴だけど実はいいおじさん」という役じゃなくてヤクザの親分で悪人というのがよかったです。ラストシーンもワクワクしました(?)。
ということで、見てない方は再放送の折に是非どうぞ。DVDは男祭りが好きな人にはお勧めですがぁ。
久しぶりに朝ドラ「こころ」の再放送を見ました。今日の15分の間に「そんな適当なセリフはありえんな」とか「そんなテレビショッピングみたいな演出はないんじゃない?」とか5回ほどツッコミを入れました。
実際に朝ドラが低迷していた時期の作品なのですが、どうしても「朝ドラなんてそんなもの」と視聴者をなめてるような印象を受けます。ワンパターンでもセリフが臭くても朝ドラなら許されるというような。
このドラマには伊藤蘭様が出てるのでそこは魅力ではありますが、さすがに見続けるのは苦痛だと。実は初回放送時は2ヶ月ほど見て脱落した記憶があるのですが、よくまぁそこまで見てたこと…。
時代劇専門チャンネルで「変身忍者嵐」を録画しているものですが、第6話「死人ふくろう」の回で出演者に「島田淳子」の名前を発見。島田淳子とは、あのNHK少年ドラマシリーズ「タイムトラベラー」にて主役の芳山和子を演じた女優さんです。私はあのドラマが大好きだったので当時は彼女が私のアイドルでした。
この「変身忍者嵐」では単発のゲストですが、果たして顔を見てみると確かに彼女に間違いありません。彼女はその後名前を「浅野真弓」に変えて、いろんなドラマに出たりレコードを出したり私生活では柳ジョージさんの奥さんになりました。
島田淳子時代は結構ポッチャリしたイメージで、浅野真弓に変わってからはすらっとした女性に変貌したという感じでしたが、「タイムトラベラー」自体は大人になってから再放送は見たことないので島田淳子と浅野真弓がどうにも繋がらなかったのが実際。浅野真弓時代は「気まぐれ天使」でレギュラーだったのでそちらの顔の方が記憶にあったわけで。
それが今回「変身忍者嵐」でマジマジと見てみると、確かに目鼻立ちは明らかに浅野真弓顔で、輪郭はタイムトラベラーの頃よりさらにポッチャリした感じ。しかし、私の中で初めて島田淳子=浅野真弓が繋がった瞬間でした。
ということで全国3万人の浅野真弓ファンの方々は是非「変身忍者嵐」をチェックしていただければと。キーワードは「死人ふくろう」です。
「刑事犬カール」の話をしてるときに、「ヘイ、カール! カール!」とミスター長島の物真似をする技を聞いて大笑いしました。これは極上のボケですね。
なお、当時木之内みどりがラジオのゲストで出たときに「今度のドラマいいね~、名犬リンチンチン!」とボケたのはせんだみつおでした。あれはあれでなかなか。
いずれにしても今の若い人は知りはれへんやろなぁ…。
NHKラジオ「ひるのいこい」で聞いたのが小林麻美の「アパートの鍵」。リリースされた当時マチャアキの番組でコントやってて、その時に聞いて以来だと思います。ラジオでかかるのは極めて珍しいかと。
小林麻美という人はなんかつかみ所無くて、「初恋のメロディー」でデビューしてアイドルやってたのがそのマチャアキの番組に出て、アイドルから脱皮した感じの「ある事情」って曲歌ってそこそこヒットし、その次に出たのがこの「アパートの鍵」でした。
その後はオールナイトニッポンでパーソナリティーやって、資生堂の「マイピュアレディ」のCMに出て、「野獣死すべし」で映画女優になって、また何年か経って「雨音はショパンの調べ」で大人の雰囲気の歌手になってたり。(決して歌は上手くないですが…)
「初恋のメロディー」が1972年、「ある事情」がその2年後、「雨音はショパンの調べ」は1984年ですから、息が長いというかしぶとく生き残ったというか。普通ならとっくに消えててもおかしくなさそうなのが事務所が強かったのでしょうか。当然田辺氏の力もあったのでしょうけど。
肝心のその「アパートの鍵」ですが、あらためて聞いてみるとなんか違う人が歌ってるような感じに聞こえました。曲調としては小川知子とか伊東ゆかりが歌いそうな。ただ、聞いた途端にこの人についての記憶がぶわっと湧いてきて不思議な感じでした。歌には妙な力がありますね。好きな歌ではないですが。
TBS系のドラマですがまずは初回だけ見ました。警察ものですが、事件解決がテーマではなく「警察内部の戦いを克明に描く」のだそうで、「踊る大捜査線」を真面目にやるというか、「半沢直樹」の警察版というかそういうのを想像して見ました。
初回の感想は「まぁ面白くないことはない」という程度。演出とかキャストとかあちこちに、それこそ「半沢直樹」とか「下町ロケット」の匂いを感じるので、局側の「夢よ、もう一度」という気持ちが伝わってきます。ただし、それがいい方ではなく鼻につく方。自作を嬉々としてオマージュしてる感じですが、「半沢直樹」も「下町ロケット」も別に名作とか感動巨編とかいうわけではなかったので「そこまで拘るか?」という感じ。
題材は悪くないので、作りを考えればヒット作になるかと思ったりしますが、私の場合は主演男優があまり好きではないので、「これが上川隆也だったら…」とか、その他は「香川照之は出過ぎだから悪役が中井貴一だったら…」とか考えてしまいます。それとお笑い芸人を重要な役で使うのも興ざめの原因。
とはいえ、ドラマ初回は人物の設定を印象づける意味で極端なストーリーや台詞が多いものですから、まずは3回くらい見てから評価することにしましょうか。何より初回は芳根京子を全然活かせてないのが許せなかったり。
そういえばこのドラマのタイトルの意味がまだわからないのですが、どっかに説明ありましたっけ???
日本映画専門チャンネルの高倉健劇場であれこれ録画したのですが、任侠系の映画はどれも同じようなストーリーで同じようなキャストなのでもういいかと。今日見たのは「侠客列伝」ですが、この映画の事を調べようとしたら「任侠列伝」という映画もあってもうどっちがどっちかわからなくなっちゃって。
毎回のパターンは、大体健さんが寡黙だけど芯の通った男で若い衆からの人望も厚く、若山富三郎が人はいいけど無茶をやって事をややこしくする立ち位置で、鶴田浩二がウルトラマンのゾフィー的な役割で最後は殴り込みに行くと。(この映画では先に死んじゃいますが) おまけに、殴り込みに行くときに流れる曲が大体3拍子で「あれ、唐獅子牡丹? 人生劇場?」と思ってるとまた違う曲だったり。
ただこの「任侠列伝」は最後の立ち回りも迫力あって、この系統の映画を1本だけ見るならこれがいいという評価もあるとか。たしかに「おめえさんには恨みつらみはございませんが、渡世の義理で切らせて貰うぜ」なんていうしびれるセリフがあります。私なんぞは焼き豚切るときにいつもこのセリフを唱えてるので(?)
この辺の映画はぼーっと見てるといつくらいの時代かよくわからないものですが、今回は明治40年だとか。やっぱりヤクザ映画は昭和の話がいいにゃ-。
「原作はオススメ」というアドバイスを受け入れて、森村誠一先生の「人間の証明」を読みました。ちなみに私は映画は2回くらい見て、フジの2004年版のドラマは3回くらい見て、先日のテレ朝のスペシャルドラマも見ました。その辺の話を書きますので、ネタバレはバリバリです。って、今更気にする人はいませんか。
今回原作読んだら結構面白かったです。映画やドラマに比べて一番深みがあったのが、妻がひき逃げされた小山田の心情ですね。彼にとっていかに妻が大事で、自分が身体を壊し彼女が生活のために水商売に出たときの不安な気持ちは、ドラマだと独り言にするわけにもいかず、この辺は小説が有利でしょう。
そういうことをいろいろ検討してみたところ、2時間ちょっとの映画とか単発のドラマではあの話を描き切るのは無理で、あらためて2004年のドラマはよく出来てたと思います。あのドラマでは原作にない部分として、棟据がニューヨークにまで出かけたり、原作にはいない夏川結衣の存在でちょっと和んだり、ぬいぐるみの熊を取り戻しに小山田の家に松下奈緒が押しかけたり、あとはいしだあゆみとかりりぃの存在が絡んで話に深みが増してます。原作だと霧積での殺人事件がちょっと唐突なイメージがあるのですが、ドラマではうまく絡めたように思いますので。
小説をドラマ化や映画化した場合、原作を超えることは滅多にないのですが、私の場合2004年のドラマ>原作>映画という評価です。ちなみに先日のスペシャルドラマは評価に値しません。ある意味原作を冒涜してると思います。ということで、この話は「読んでから見る」のがお勧めですね。棟据の性格というか人間性はわかってから見た方が入り込みやすいですし。
とか偉そうに言ってますが、今回原作の文庫はブックオフで入手しました。108円でした。森村誠一先生ごめんなさい…。
いつ録画したか記憶ないのですが、高倉健特集だったかもしれません。全然予備知識なしで見たのですが、勝プロダクションの製作で高倉健と勝新太郎という二大スター共演の作品ですから当時は話題になったのでしょうね。これを見ると、勝新太郎ってのは個性的で魅力あったんだろうなぁと思います。
ただ、話が面白かったかというと私にはヒットせず。発見としては、梶芽衣子って見ようによっては柴咲コウに似てるということがありました。それにしても、あの人が幸せになる映画って見たことないのですが。
なお、この映画の公開は1974年10月だそうで、当時私は小五。この年の夏に公開された「ノストラダムスの大予言」を映画館で見てますから、これの予告くらいは見てたのかも。まったく記憶にはありませんが。