今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

トアルコ~ トラ~ジャ~♪

2024年06月20日 | コーヒーの話・珈琲道

 トアルコトラジャとは、かつて「幻のコーヒー」といわれたキーコーヒーだけのスペシャルティコーヒーのこと。「幻の」とは、かつて欧州の貴族の間で愛飲されながら戦後表舞台から姿を消してたせいことによるもので、それが1978年に復活を果たしたそうです。

 そしてこのトアルコトラジャが育つのはインドネシア・スラウェシ島トラジャ地方で、ここは秘境ともいえる地。コーヒー豆の産地というと中南米しかないイメージですが、これはインドネシアなのですね。インドネシアの秘境というとモスラの幼虫が住んでるあたりかもしれません。

 それはそうと、私は「トアルコ~ トラ~ジャ~♪」というCMソングがやたらと頭にこびりついてたもののこれまで買ったことがなく「トラジャってナンジャ?」と思ってたくらい。

 これまで買わなかった理由は、単純にいつも買うコーヒーより割高なので冒険を避け手を出さなかったわけですが、ご近所のヤオコーでコーヒー全品20%引きの日があったので買ってみた次第。貧乏くさいと笑わば笑え。ワッハッハ。

 パッケージはご覧の通りでなかなかいい感じです。インドネシアの秘境の雰囲気があるかどうかはわかりませんが、「おお、これが幻の!」とか言いながら開封の儀式を行うのがよろしいでしょう。モスラの歌を口ずさめば気分が高まるのは間違いなし。

 これを淹れるのにメリタにするかカリタにするか悩むところですが、最近カリタに回帰してるので3穴を選択。週末の昼下がりに優雅に楽しみました。

 

 と、ウダウダ書いてますが、コーヒーを楽しむというのはこういうウンチクとか拘りとか能書きが大事なのであって、それさえあれば特別な一品になります。何がどうかと言いますと、実際に飲んでみたら案外普通だったという…。あまり期待の大きすぎるのはよろしくないという一例。やはり珈琲道は奥が深いです。


鬼太郎が勝つかアンパンマンが勝つか

2024年06月19日 | 新着ドラマの話題

 現在BS12では朝ドラ「ゲゲゲの女房」を放送中。これは2010年上期の作品で漫画家水木しげるの奥さんのエッセイを原作にしたもの。今見ても話自体が面白いし、ヒロインの松下奈緒は美人で輝いているし、当時ヒットしたのもわかります。

 原案とされているエッセイはもっとサラッとしているのですが、実際の話を活かした上で架空の人物やエピソードも加えてあり、なかなかよい脚本だと思います。

 あれから15年経って二匹目のどじょうを狙ったのか、来年春からの朝ドラは漫画家やなせたかし夫妻をモデルにした「あんぱん」と発表されました。こちらはオリジナルストーリーだそうですが、ヒロインは今田美桜で、やなせたかし役は北村匠海。やなたせたかしはご存じの通り「アンパンマン」の作者です。

 放送開始が近くなるとこの二作を比較しようというコタツ記事が出てくるでしょうから、私がそれを先取りしましょう。私は水木先生の「昭和史」も、奥さんの武良布枝さんの自伝エッセイ「ゲゲゲの女房」も、やなせ先生の自伝エッセイ「ぼくは戦争は大きらい」も読みましたし。

 比較というと水木先生とやなせ先生の人生が一番でしょうが、年はやなせ先生が3才年長でどちらも戦争に行ってます。ただ、やなせ先生はそもそも高学歴で一流会社に就職しており、徴兵での入隊後も幹部候補生を志願し、銃弾が飛び交う戦地は経験してません。主に暗号解読の任務をこなしてたそうです。

 水木先生はご存じの通り南方での経験は壮絶で死にかけて片腕まで失ってます。ただ、「ゲゲゲの女房」はそもそも奥さんが主人公で、ストーリーも結婚するあたりからでしたので水木先生の戦地での事は回想で中盤に少々あった程度。

 ドラマとしてはそこの対比にはならないかと思いますが、やなせ先生の従軍時代の様子は案外サラッとしたものになるかもしれません。ほのぼのしてたりするかも。

 戦後のことも、やなせ先生は三越でグラフィックデザイナーとして活躍する傍ら漫画を描き、本業の収入より漫画の収入が三倍にもなったので独立したとか。この点、紙芝居から貸本漫画に転向しても満足に原稿料が得られず、極貧状態だった水木先生とは大きく違います。

 また、やなせ先生の奥さんは高知新聞初の女性記者という人で、今でいうバリバリのキャリアウーマン。(今風ではないですか。) その点も、水木先生いわく「生まれて来たから生きているような人です」という武良布枝さんとはまったくタイプが違います。

 なので、収入では常に苦労したことがなく、ずっと忙しくて充実してた夫婦を描いてドラマが盛り上がるかと心配してしまいます。もちろんやなせ先生の幼少時の事とか、弟さんが戦死してることとか辛い話もあるでしょうが。

 ちなみに、ヒロインの今田美桜はオーディションにより3365人の中から選ばれたそうですが本当かなあ。何しろ東京制作の朝ドラでオーディションを行ったのは、2018年の「半分、青い。」以来で、人数でいうと大阪制作の「カムカムエヴリバディ」を上回って過去最高だというし。ま、この辺はすべてWikipediaの受け売りです。

 ということで、来年の初めくらいに「アンパンマンはゲゲゲの鬼太郎に勝てるか?」というコタツ記事が出てきそうなので予想しておきます。まあ、モデルの人物がどうであれ脚本が面白ければ私は見ますけど。


「カバチタレ」面白いのですが

2024年06月18日 | ドラマレビュー

 ここでいう「カバチタレ」は、2001年にフジテレビで放送されたものです。今月CSのフジテレビTWOで放送されましたがCS初登場だとか。最近は地上波でも再放送を見かけないので今回全部録画しました。

 原作が人気漫画なのでご存じの方は多いと思いますが、主演は常盤貴子と深津絵里なので主要キャラが女性に変わっています。常盤貴子のお人よし過ぎるキャラと、正義感は強いがあれこれ屈折している深津絵里の絡みが絶妙で見てて楽しいのは間違いないです。

 しかし、たかだか23年前のドラマでも今だと地上波では放送しにくい感じがあれこれ。主人公の弟役の男性アイドルの入浴シーンでは背面の全裸があったり、そのまま姉の前に仁王立ちして「もう子供じゃないんだから!」とブラブラ(?)させたり。これは刺激が強すぎて今だとゴールデンタイムにはやらないでしょうね。

 あとはセリフが現在だとそのまま使いにくいのがしばしば出てきて、当時はなんとも思わなかったのが今となっては引っ掛かるというのは時代が変わったという事でしょう。別に今もOKなのかもしれませんが。

 とはいえそういうところは別にして、件の男性アイドルとか高校の友達とか、隣の家の娘役とか、テレビに出始めたばかりとはいえ演技力に問題がある人がちらほらいます。演技力より前に滑舌が悪すぎる若手がいたり、一歩間違うと台無しにしかねないのであれはガックリですね。まあ民放のドラマだと話題作り優先するからそんなものですか。

 今回のCS初登場なので話題になれば地上波もありかと思ったのですが、多分ないですね。BSくらいはありかなあ。


32bitフロート録音をバンド練習で試しました>ZOOM H1essential

2024年06月17日 | ギターと楽器のこと

 先日購入したハンディレコーダーZOOM H1essentialをバンドのリハに持って行きました。そもそも32bitフロートとは、TASCAMのサイトによると「今日では最新の録音技術と言えます。」「実際、32ビットフロートレコーダーでは入力レベルを設定する必要すらありません。」との事です。(買ったのはZOOMの製品なのですが参考にしてすいません>TASCAMさん)

 バンド練習を録音するにはこれまでZOOMのH2というレコーダーを使ってて、その際はマイク感度を一番低く設定し、さらに録音レベルも下げてました。普通の会話を録音するような感度に設定すると音が割れてどうしようもないので、とにかく歪まないようにと。

 私の場合そうやって録音したWAVファイルを、毎回SoundEngine Freeという音声編集ソフトで開き、そのオートマキシマイズ機能でレベルを上げてました。(もう15年以上は使ってます。お世話になってます。)

 それで今回はそのH1essentialのマニュアルにある通り、電源を入れて録音ボタンを押しただけで試しました。ちなみに当バンドの昨日のメンバーは、Dr、E.Bass、E.Guitar、Key、トランペット、トロンボーンの6人。スタジオの広さは23畳、曲は全部スペクトラムです。わかる人は大体の音量感は想像していただけるかと思います。かなり音でかいです。

 果たして聞いてみたら、大音量のバンド演奏が音割れせずにちゃんと録れてました。これは驚きです。どれくらいのレベルになっているか、いつものSoundEngine Freeで読み込んでみたところ、下記の画像の通りでした。

 

 ただ、このままだとレベルが上に振り切れてる感じで、ホーンセクションの音が激しくなる部分が急に全体のレベルが下がって波を打ってる感じがありました。

 そこで今回もオートマキシマイズ機能の登場。いつもだと元の音量が-25dB位なのを-13dBに上げてるのですが、今回は元が-2.04dB。これで割れない理論がわかりませんが、今回はいつもと逆に下げる形。


 これまでだと歪んだり割れたりした音は再生レベルを下げても歪みはそのままでした。今回も波打った感じがそのまま残るかと思いきや、あら不思議。すごく聞きやすい音になりました。音質もクリアだし。その補正後の波形は以下の通り。


 まだ1回使っただけなので真価はわかりませんが、私としては十分使えるという判断です。今のところバンド練習の録音にしか使いませんが、実際は色々な高機能があるので、興味のある方は公式サイトをご覧ください。私はZOOMの回し者ではありませんがこれはお勧めです。いや、びっくりですわ。


昭和史 1926-1945(半藤一利)読了

2024年06月16日 | ブックレビュー

 半藤一利著「昭和史 1926-1945」読了。2回目ですが今回は結構気合を入れて読みました。前回の朝ドラ「ブギウギ」も今回の「虎に翼」も戦前から戦中を経る話だったので、どういう時代だったかちゃんと知っておきたくて。そもそもがこの辺りの歴史に弱いですし。

 この本は授業形式の語り下ろしを本にしたものでわかりやすく、読んだ人も多いのではないでしょうか。調べてみたら私が前に読んだのは2016年。8年前なわけで、それから年に1回くらい読んでおけば歴史の流れもすんなり頭に入っていたでしょうにと。

 何しろ大学受験の時も選択は世界史にしてたし、日本史は授業はあったもののどんな感じで聞いたのか記憶無し。この時代の歴史は楽しくないのでどちらかというと逃げ回っていた感じだったでしょうか。その後、幕末と維新の歴史小説は好きになりましたが。

 そんななので、歴史の流れで出てくる言葉をよく理解しておりませんでした。今回また読んだくらいでは整理できてないのですが、これまで「聞いたことはあっても混同していた」という地名、事件、人物名があります。特に漢字三文字とか四文字とか。

 それらはどういうものかというと以下の通り。

・張学良と張作霖
・柳条湖と盧溝橋
・上海事変と満州事変

 これらが何であるかサラッと答えられるようになれば、ちょっとは賢くなった気になるでしょう。

 この本の最後の「むすびの章」は「三百十万の死者が語りかけてくれるものは? 昭和史二十年の教訓」というタイトルであって、ここが凄く胸に響きます。昭和史の二十年がどういう教訓を私たちに示してくれたかという話を半藤先生が語ってて、それが一番重要と考えるものであります。

 ここでは五つ挙げてますが、一番ズキッとするのが二番目。「最大の危機において日本人は抽象的な観念論を非常に好み、具体的な理性的な方法論をまったく検討しようとしない。」という点。

 「物事は自分の希望するように動くと考える。」ので、昭和史ではソ連が満洲に攻め込んでくることが目に見えていたにもかかわらず、攻め込まれたくない、今こられると困る、と思うことがだんだん「いや、攻めてこない」「大丈夫、ソ連は最後まで中立を守ってくれる」というふうな思い込みになるという風に。

 「日本人は」としてますが、私なんぞも私生活で起こって欲しくないことは考えないようにしてしまうのは多々あって、まったくその通りと思います。自分自身もそうなのではないだろうかと。

 とはいえ、自分だけではなく会社でも命じられた業務に疑問がありリスクを唱えると、その際は「ネガティブな発言は士気を下げる」とか「やる気がないのか」とか言われたり、そういう空気になったりします。営業現場では「そういう事は考えない。」という流れになることも多かろうと。

 もちろん物を売る話と外交や安全保障の話は違いますが、「歴史から何を学ぶか。」を考えるにあたってはすごくためになる本だとあらためて思いました。

 もっとも、昭和史を理解するには明治43年(1910年)の朝鮮併合や、大正4年(1915年)の対華二十一か条の要求がどうして起きたか、どういう意味があったかという事も知らねばなりません。今回はそれもちょっとだけわかったので、昭和16年12月の対英米開戦の瞬間だけ捉えてもいかんなあと。

 と、ちょっと読んだだけで知ったかぶりしてしまうのもよろしくないので、これの3回目に入るか昭和史の戦後篇を読むかは現在検討中。何がどうかというと、この本は入浴中に読んだのでこれからの暑い時期は読書時間が短くなるという…。


テレ朝「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱」終了しました

2024年06月15日 | ドラマレビュー

 テレ朝にて放送していた高橋一生主演のドラマ「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱」が終了しました。30分ドラマで昨年放送されたのが好評だったようで、今回はその続編。自分が好きだったドラマが評価されるのは嬉しいです。

 序盤を見た段階でのレビューでも書きましたが、それぞれのキャラが確立されているのでもう絶好調という感じ。高橋一生と本田翼、橋爪功の三人の会話はずっと見ていたいくらいで、こうなるとストーリーはどうでもいいです。

 今回は幽霊も加えた三人の生活に宮本茉由扮する謎の女野口さんが入り込んできて、一体敵か味方か終盤はその秘密を探ることがメインともなりました。この人のキャラは本田翼ほどでは強烈ではないものの、変人の雰囲気は存分にあって「私って見た目はこうなんですけど…」というネタは結構気に入りました。

 あとは、やはり橋爪功の幽霊役がツボで、花火の現場にヘルメット被って出てきて「なんで?」というのも面白かったし、高橋一生に「死んでるくせに贅沢言うな!」と言われ「好きにさせろ! 死んでるんだから。」という会話も爆笑でした。

 最終回は割と真面目に終わった感じですが、これなら3番目の憂鬱もありでしょうか。私は楽しみにしていますので、年に1回はやって欲しいです。


あと3週間>ゲゲゲの女房

2024年06月14日 | ドラマレビュー

 BS12で再放送中の朝ドラ「ゲゲゲの女房」も残すところ3週間分となりました。(毎週月曜に1週間分6話を一挙放送中。) ドラマでは結婚から極貧時代を経て、貸本漫画を脱し週刊誌連載から鬼太郎のアニメ化もあって、既に大人気作家となってます。

 2010年の初回放送時は、ちょうど8月の終戦記念日になるあたりで水木先生の従軍体験の話がありました。当時の戦友達も家に来て、若くして戦死してしまった仲間たちを偲ぶというシーンでしたが、あれは放送時期を考えての構成だったのでしょう。

 先週はというと、夫婦の行き違いから松下奈緒がプチ家出する話で、さすがに朝ドラは長丁場なのでぼちぼち終盤のネタ切れになってきたかと思ったりしてます。

 とはいえ、今週は連載の仕事が激減しスランプにも陥ったのち、新たに妖怪図鑑を作ることに奮起するようになる話で持ち直しました。最後に「自伝も描く」という話になりましたし、あとの残りは「昭和史」で新境地を開くとともに、鬼太郎の再ブレイクで妖怪が脚光を浴びるとか、地元の水木しげる記念館や叙勲の話になりますでしょうか。

 来週は父親役の風間杜夫が亡くなる話で湿っぽい予感ですし、その後の2週で華々しく締めくくることを期待します。半年間の放送だと面白いドラマでも終盤は脚本に苦労していると思われるケースがよくありますが、ここまでは結構いい感じです。何よりも松下奈緒が美人だし役柄に合った好演ですので飽きさせません。

 また、我が家では劇中に出てきた作品に興味を持って、プチ水木ブームが起きてるので、そういうのがあるのもヒットしたドラマならではかと。

 それでBS12での朝ドラの放送ですが、7月8日(月)からは「花子とアン」だそうです。現在ファミリー劇場でも放送中なのですが、これも人気ありますね。ちなみに吉高由里子は好きですが、あのドラマは私はあんまり…。


「いいね」が非公開になった件 > X(Twitter)についての備忘録

2024年06月13日 | ブログ・インターネット

 今朝Xを起動したら「いいねが非公開になります」というメッセージが表示されました。「なんのこっちゃ?」と思ったのですが、試してみたらわかりました。


 どうやら今回の変更は、

(1)どんなツイートに「いいね」したか他人には見られない。(自分はわかる。)
(2)他人のツイートに「いいね」をした人が誰かはわからない。(数はわかる。)
(3)自分のツイートに「いいね」をした人は一部スマホで見られない。(PCでは見られる。)

などのようです。

 (1)については、私の現在のプロフィール画面がトップ画像の通り。「ポスト」「返信」「ハイライト」「記事」「メディア」「いいね」のタグが並んでますが「いいねは非公開です。自分にのみ表示されます。」とあります。他の人のを見ると大体「ポスト」「返信」「メディア」しかありません。なお、「ハイライト」「記事」は有料会員だけ使えて、私は一般男性なのでタグだけでその中身は空です。 

 (2)はこれまではPCでは見られずスマホでは可能でしたが、試してみたらスマホでも見られなくなりました。ということは、完全にわからなくなったということでしょうか。

 (3)の「一部スマホ」というのはAndroidのことでまさしく私がそう。私はスマホでは見るだけ、書き込みをするときはほぼPCと使い分けてて、PCで見られるのなら別に影響はないです。


 今回の変更についてイーロン・マスクは「いいねしたことで攻撃されることなく、いいねができるようにすることが重要」と言ってますが、運営側の真意かはわかりませんし、それを推察することもしません。しかし、これでユーザーの行動が変わることはあるでしょうか。

 中には「いいね」を賞賛や同意の意味ではなくブックマーク的に使ってる人もいるかもしれません。あとでちゃんと読みたいツイートとか。ただ、そうしてて悪辣な書き込みに「いいね」をすると書いた本人はいい気になったりするし、書いた側からは誰が「いいね」をしたかがわかるからそういう「いいね」は増えなさそう。

 増えそうなのは、やたらとアイドルの書き込みに反応してるのを知られたくないという人の「いいね」でしょうか。私はこれまでもいいと思った投稿は迷わずに「いいね」してたので、見えようが見られまいが特に行動は変わりません。今回もトップ画像でTBSバレーボールの記事に「いいね」してるのがわかりますし、古賀選手推しなのも隠し立てしませんしここで公開しておきましょう。


 なお、Xの投稿では「いいね」だけじゃなくインプレッションというのもあって、これは表示数のこと。私の最近の投稿で最も表示が多かったのはこちら。ドラマの感想を書いてますが、表示が1576でいいねが24。結構「いいね」がついてますが、98%の人はスルーしているわけです。

 

 そして「いいね」が多かったのはこちらの投稿。表示が501なのにいいねは43。これを投稿した日に、このジャケットを見て迷わず「いいね」した人はもうteam hitomiの一員と言えましょう。今後も一緒に盛り上がってまいりましょう。


 ということで、イーロン・マスクの思惑は知りませんが、今日はそういう事があったという自分のための備忘録でした。今回の改定についての私の認識違いがあれば存分にご指摘下さい。


「新プロジェクトX」にも縁がないようです

2024年06月12日 | TV番組レビュー

 そもそも「プロジェクトX」を見た事がないという話は前に書きました。それで4月から始まった「新プロジェクトX」はどうかというと、まだ一度も見ておりません。別に避けてるわけではないのですが、たまたまタイミングが合わず。

 というのも、4月の初回から毎週土曜の行動が

1週目:甲斐よしひろビルボードライブ
2週目:薬師丸ひろ子コンサート
3週目:バンドの練習日で外出
4週目:実家へ帰省中にニャンコが脱走しドタバタ
5週目:スペクトラム楽器持ちよりオフ参加
6週目:バンドの練習日
7週目:池袋ジャズフェスを見るため外出
8週目:家族で外食
9週目:なんか知らんけど見ておらず

という状況。まあ毎週土曜の夜に家にいなかったり、そうしているうちに放送してること自体忘れてたという事情ですが、こういう巡り合わせという事は今回も縁がないのでしょう。

 新シリーズの方は世間で話題になっている様子がないのですが、世間の評価はどうなのでしょう。約20年ぶりの復活ですが、前のシリーズは団塊世代の人が支持してたという話もありました。そういう人たちがもう引退したり枯れてしまったのか、土曜の夜は7時くらいには寝てしまうのか。

 NHKだと「映像の世紀」とか「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」とか好きですが、あれを土曜の晩酌の時間帯に見たいかというとそんなこともないので、やはり「ブラタモリ」がよかったなあとあらためて思ったりします。


今だからこそ田中一郎「CHINA GROVE」を聞かねば

2024年06月11日 | 甲斐バンド・甲斐よしひろ

 田中一郎さんはギタリスト、プロデューサーで、バンドではリンドン、ARB、甲斐バンドでお馴染みです。今年はリンドンでデビューして50周年なのでライブ活動も活発です。

 その一郎さんが1990年に発売したアルバム「SUPER NOMAD」で、ドゥービー・ブラザーズの「CHINA GROVE」のカバーをやってます。

 

 原曲の歌詞の意味はよくわかりませんが、一郎さんはこれに日本語詞をつけた際に天安門事件をイメージさせる内容にしてます。そのAメロの歌詞は以下の通り。


当たり前を求めて 集まってきた
でも俺たちが欲しかった 夢は奪われた
不安渦巻く広場は まるで戦場

 

 先週で天安門事件から35年経ちましたが、ニュースで見た映像にびっくり。中国の若者に「天安門事件を知ってますか?」と尋ねたら「えっと…、わからないです。」と笑いながら答えてました。あちらの事情を考えたらそんな事にいちいち驚くのもおかしいのかもしれませんが、当時のニュースで戦車が出てきた映像は私でも鮮明に覚えてます。そんななので、この曲の一郎さんのこのカバーは今だからこそ聞かねばと思いました。

 ところで、このCDは当時車でヘビロテしてたので歌詞は見なくても歌えるのですが、今あらためて歌詞カードを見たら結構違っててびっくり。歌詞カードでは上記の2行目が「俺と奴らの夢は 大分違ってた」となってました。どういう事情なのでしょう。まずはお手元にCDがある人は是非ご確認ください。

 なお、このアルバムはサブスクにあるので当然「CHINA GROVE」も聞けます。(Spotifyではこちら) 歌も演奏もかっこいいし、日本語の言葉遊びもあったりで、大人が本気でカバーアルバム作るとこういうのができます。