さよならteacup

地方在住40代既婚男性の日常

氷点下の常念岳

2010-09-28 00:07:00 | 
今回も常念岳の話。前回書いたように、今回は行動中の体力に問題はなかった。もちろんルートが初心者向けの易しいものだったこともあるが、日頃のトレーニングの成果である事も間違いない。

しかしながら登山はそんなに甘くない。今回の敵は寒さにあった。

下界では10月間近だと言うのにまだまだ暑さが続くが、9月下旬の北アルプスの2,500m級では冬の寒さを想定するのが常識。オレもそのあたりは入念にチェックして装備を整えたはずだったのだが、如何せん見積もりが甘く、寒さで凍え死ぬかと思ったヽ(*´Д`)ノ

今回の就寝時の装備は以下の通り。

<上半身>
・インナーシャツ
・長袖シャツ
・タートルネック・フリース
・スウェット・パーカ
・レインウェア

<下半身>
・サポートタイツ
・ハーフパンツ
・レインウェア

<寝具>
・タオルケット


これを見てもらえれば分かるとおり、まぁ下半身の装備が貧弱!!靴下は行動時に着用していた2枚重ねと、さらに替えの1枚で計3枚重ねで履いていたのだが、つま先が冷たくてどうしようもなかった。ちなみに上半身は十分寒さに応えられる装備だった。

さらにタオルケットも全身を覆うほどの大きさがなく、足下にくるんでいたのだが、一向に足が温まらない。寝ると体温が下がるので満足に眠りにつくことも出来ない。今回はまだ何とか平気だったが、このような認識の甘さの先に凍傷や凍死があるんだろうなと実感した。

しかし今回のような事があると、真剣にシュラフの購入を考えてしまう。基本夏山しかやらない予定なのでシュラフを買うことはないと思っていたのだが、雪が降る前の秋口も登ることを考えるとシュラフ購入も考えないといけないなぁ。

ちなみに友人はオレよりもさらに軽装で、「寒い寒い」と言いながらもしっかり寝ていた。個人差があるとは言え、山男は違うよなぁって話(・∀・)



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2 コメント

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Unknown (なりはつNO.5)
2010-09-28 23:08:49
そんだけ着てもまだ寒いんだなぁ。きっと俺には想像もつかないぐらいの寒さなんだろうな。この時期でそれなら、真冬の山って一体・・・
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Unknown (bonjovi)
2010-09-29 00:11:41
寒いったらありゃしないよ。秋口でこれだからね、冬山は想像するだけでも恐ろしいよヽ(*´Д`)ノ
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