そういうわけで3週連続で山登りに行ってきたよ。前々回は爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳、前回は燕岳~大天井岳、そして今回も燕岳~大天井岳。と言うのも前回はパートナーの負傷で燕岳手前で引き返してきたから、そのリベンジというわけだ。しかも今回は大天井からさらに足を延ばして、東鎌尾根を通って槍ヶ岳まで行こうってんだからスゴイよね。
そうなると当然1泊2日で行くには無理があり、今回はなんと2泊3日の山行に挑戦することになった。憧れの槍ヶ岳に行けるのだけでもワクワクするのに、初の2泊3日というおまけまで付いてきて、俄然期待は膨らむ一方だ。
今回同行したパートナーは前回と一緒。いつもの事ながら、登山道までのアクセスや日程、行程その他もろもろの計画はそのパートナーがやってくれるってんだから助かるにも程がある。まぁ、パートナーとは名ばかりで、単にオレは連れて行ってもらってるだけなんだよね。
そんな2泊3日の山行予定は大体こんな感じだ。
<1日目> 中房温泉~燕岳~大天井
<2日目> 大天井~東鎌尾根~槍ヶ岳
<3日目> 槍ヶ岳~上高地
2泊3日は初めてで全く想像が付かないため、パートナーに持ち物などの確認をするが「食料をいつもより1日分多く持っていくだけで良い」と頼もしいお言葉。オレはキミに一生付いていくよ(´∀`)
<1日目>
5:10 中房温泉登山道出発
まだ日も出ないうちからヘッドランプを着けて出発。前回来た時は出発が7:00過ぎだったこともあり大混雑だったが、さすがにこの時間だと人も少ない。
5:45 第一ベンチ到着
この時間になると日の光が出てきてランプ要らずになってくる。燕山荘まであと4.5km。道のりはまだまだ長い。
6:15 第二ベンチ到着
6:50 第三ベンチ到着
7:35 富士見ベンチ到着
登り始めて2時間20分。因縁の富士見ベンチに到着。前回はここから合戦小屋に至る道のりでリタイヤした。ここまでは前回の負債を返しながらの登山で、ここからが本当のスタートだ……と、オレは勝手に思っていたが、パートナーはどう思っていたかは知らない……
ここでふと気になるのがパートナーの足の具合だ。ほんの1週間前に肉離れを起こしているので、その状態が気にならないほうがおかしい。
無理をして怪我を悪化させるのが最悪のケースなので、オレは今回の山行が流れても一向に構わなかったのだが、パートナーは行けるとの判断を下した。オレはしつこいくらいに平気かどうか聞いたが、それでも行けるとのこと。パートナーとは知り合ってまだ日が浅いが、リスクマネジメントの意識が高いヤツだと思っているので、その言葉を信じてついていくことにした。
今回もここまで足の状態を確認しながら慎重に登ってきているので心配はなさそうだ。さらに前回の反省を生かし、85Lのザックから40Lのザックに変更して荷物を最小限に抑えている。重量は12kgというから素晴らしい。この短期間に確実にアジャストしてくるあたりに登山の経験豊富さが伺える。
8:20 合戦小屋到着
ここでようやく第一チェックポイント到着といったところか。ここから燕山荘まで1.5時間とある。燕山荘から燕岳へはオレたちの山行ルートには入っていないので、燕岳に登るのなら燕山荘からピストンしなければならない。これが約1時間かかるので、燕山荘への到着時刻と疲労度によっては燕岳はパスしようという話になる。大儀を成すためには犠牲はつきものだからね。
9:55 燕山荘到着
ここまでのコースタイムは標準より少し遅いといった具合か。パートナーの足の具合に異常は見られず、オレもまだまだ健脚なのだが、いかんせん眠い!0:00出発とあったが、前日は興奮して寝付けず、前日の朝からほとんど眠らずに登っているのだから眠いに決まっている。もちろんパートナーも同じ状態だ。この眠さでは燕岳の登頂などもってのほかで、15分ほど仮眠を取ることにした。その間パートナーは仮眠を取らずに他の登山者と親睦を深めていたから驚きだ。超人すぎるだろ!
11:30 大下りの頭到着
13:45 大天荘到着
登り始めてから8時間30分で、ようやく初日の目的地である大天荘に到着。早々にテントを張り、そのまま大天井へアタック。まぁ、アタックと言ってもテント場からほんの10分ほどで山頂に立てるので、ちょっとした散歩気分で行くことが出来る。
ここからも当然槍の姿を望むことが出来る。初日を無事に乗り切った気持ちを込めて、槍に向かって槍のポーズ。
とりあえずもうやることがないので、ご飯の支度をする。この日の晩飯は牛丼。しかもレトルトではなく生の牛肉と玉葱を使っての本格調理。味付けこそ粉末ソースを使うものの、山でちゃんと調理するのは初めてだ。
しかしながら疲労と眠気で調理するのも億劫だ。まぁ、調理と言っても玉葱を切って煮込むくらいなのだが、正直この日はそれすらもしんどかった。パートナーは加えて足の状態もあるので完全にグロッキーだった。後で聞いたところによると頭痛も酷かったらしい。
それでもどうにか食事を作り終え、ビールとともに牛丼を食す。生肉で作った牛丼は想像以上に美味しく大満足の出来だった。ただ、今後この時期に同じように調理するかと聞かれればNOと言わざるを得ない。寒い中での調理はちょっとしんどいよね。
パートナーは牛丼こそ完食したものの、ビールは一口飲んだだけでそれから手をつけなかった。食後はさっさと片づけをして寝る準備。オレはもう寝る気満々なのだが、パートナーは気分が優れないとの事で小屋でコーヒーでも飲んで休んでくるとのこと。果たして明日は無事に行程をこなすことが出来るのだろうか?
17:00 就寝
2日目に続く。
そうなると当然1泊2日で行くには無理があり、今回はなんと2泊3日の山行に挑戦することになった。憧れの槍ヶ岳に行けるのだけでもワクワクするのに、初の2泊3日というおまけまで付いてきて、俄然期待は膨らむ一方だ。
今回同行したパートナーは前回と一緒。いつもの事ながら、登山道までのアクセスや日程、行程その他もろもろの計画はそのパートナーがやってくれるってんだから助かるにも程がある。まぁ、パートナーとは名ばかりで、単にオレは連れて行ってもらってるだけなんだよね。
そんな2泊3日の山行予定は大体こんな感じだ。
<1日目> 中房温泉~燕岳~大天井
<2日目> 大天井~東鎌尾根~槍ヶ岳
<3日目> 槍ヶ岳~上高地
2泊3日は初めてで全く想像が付かないため、パートナーに持ち物などの確認をするが「食料をいつもより1日分多く持っていくだけで良い」と頼もしいお言葉。オレはキミに一生付いていくよ(´∀`)
<1日目>
5:10 中房温泉登山道出発
まだ日も出ないうちからヘッドランプを着けて出発。前回来た時は出発が7:00過ぎだったこともあり大混雑だったが、さすがにこの時間だと人も少ない。
5:45 第一ベンチ到着
この時間になると日の光が出てきてランプ要らずになってくる。燕山荘まであと4.5km。道のりはまだまだ長い。
6:15 第二ベンチ到着
6:50 第三ベンチ到着
7:35 富士見ベンチ到着
登り始めて2時間20分。因縁の富士見ベンチに到着。前回はここから合戦小屋に至る道のりでリタイヤした。ここまでは前回の負債を返しながらの登山で、ここからが本当のスタートだ……と、オレは勝手に思っていたが、パートナーはどう思っていたかは知らない……
ここでふと気になるのがパートナーの足の具合だ。ほんの1週間前に肉離れを起こしているので、その状態が気にならないほうがおかしい。
無理をして怪我を悪化させるのが最悪のケースなので、オレは今回の山行が流れても一向に構わなかったのだが、パートナーは行けるとの判断を下した。オレはしつこいくらいに平気かどうか聞いたが、それでも行けるとのこと。パートナーとは知り合ってまだ日が浅いが、リスクマネジメントの意識が高いヤツだと思っているので、その言葉を信じてついていくことにした。
今回もここまで足の状態を確認しながら慎重に登ってきているので心配はなさそうだ。さらに前回の反省を生かし、85Lのザックから40Lのザックに変更して荷物を最小限に抑えている。重量は12kgというから素晴らしい。この短期間に確実にアジャストしてくるあたりに登山の経験豊富さが伺える。
8:20 合戦小屋到着
ここでようやく第一チェックポイント到着といったところか。ここから燕山荘まで1.5時間とある。燕山荘から燕岳へはオレたちの山行ルートには入っていないので、燕岳に登るのなら燕山荘からピストンしなければならない。これが約1時間かかるので、燕山荘への到着時刻と疲労度によっては燕岳はパスしようという話になる。大儀を成すためには犠牲はつきものだからね。
9:55 燕山荘到着
ここまでのコースタイムは標準より少し遅いといった具合か。パートナーの足の具合に異常は見られず、オレもまだまだ健脚なのだが、いかんせん眠い!0:00出発とあったが、前日は興奮して寝付けず、前日の朝からほとんど眠らずに登っているのだから眠いに決まっている。もちろんパートナーも同じ状態だ。この眠さでは燕岳の登頂などもってのほかで、15分ほど仮眠を取ることにした。その間パートナーは仮眠を取らずに他の登山者と親睦を深めていたから驚きだ。超人すぎるだろ!
11:30 大下りの頭到着
13:45 大天荘到着
登り始めてから8時間30分で、ようやく初日の目的地である大天荘に到着。早々にテントを張り、そのまま大天井へアタック。まぁ、アタックと言ってもテント場からほんの10分ほどで山頂に立てるので、ちょっとした散歩気分で行くことが出来る。
ここからも当然槍の姿を望むことが出来る。初日を無事に乗り切った気持ちを込めて、槍に向かって槍のポーズ。
とりあえずもうやることがないので、ご飯の支度をする。この日の晩飯は牛丼。しかもレトルトではなく生の牛肉と玉葱を使っての本格調理。味付けこそ粉末ソースを使うものの、山でちゃんと調理するのは初めてだ。
しかしながら疲労と眠気で調理するのも億劫だ。まぁ、調理と言っても玉葱を切って煮込むくらいなのだが、正直この日はそれすらもしんどかった。パートナーは加えて足の状態もあるので完全にグロッキーだった。後で聞いたところによると頭痛も酷かったらしい。
それでもどうにか食事を作り終え、ビールとともに牛丼を食す。生肉で作った牛丼は想像以上に美味しく大満足の出来だった。ただ、今後この時期に同じように調理するかと聞かれればNOと言わざるを得ない。寒い中での調理はちょっとしんどいよね。
パートナーは牛丼こそ完食したものの、ビールは一口飲んだだけでそれから手をつけなかった。食後はさっさと片づけをして寝る準備。オレはもう寝る気満々なのだが、パートナーは気分が優れないとの事で小屋でコーヒーでも飲んで休んでくるとのこと。果たして明日は無事に行程をこなすことが出来るのだろうか?
17:00 就寝
2日目に続く。
ヤマケイ アルペンガイド7 槍・穂高連峰 (ヤマケイアルペンガイド) 渡辺幸雄 山と溪谷社 2008-05-22 売り上げランキング : 38375 Amazonで詳しく見る |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます