前回の続き。
3:10 起床
いつものように行きのコンビニで購入したパンで朝食。トイレに行くため外に出ると、夜空一面に星が見える。ここで今日のプランをYJと相談する。
一つは杓子岳まで行って日の出を見た後、戻ってきて大雪渓から下りる案。もしくは日の出は無視してそのまま下る案だ。杓子岳まではおよそ1時間、日の出は5:30くらいとのことなので、御来光を拝むのなら遅くとも4:30には出発したい。
YJは行く気満々なのだが、YJの嫁さんが渋い顔だ。どうも体調がすぐれないらしいので、YJとオレの2人で杓子岳までピストンして、嫁さんはテントで待機することになる。
4:23 出発
このテント場から御来光を拝もうという人たちは白馬岳に登るのが普通のようだ。杓子岳方面にはオレたちだけで他に誰もいない。まぁ、白馬岳なら30分もかからないだろうから当たり前か。
と、出発してから10分ほどで見晴らしのよい、ちょっとしたピークに着く。標高は杓子岳とほぼ変わらないくらいだ。ここでYJと相談し、ここまでならYJの嫁さんも登ってこられるだろうから、一旦戻ってここでみんなで御来光を見ようという話になった。
早速戻って話をするも、やはり乗り気ではない。しかし、そこをなんとか説得して3人で見ることになった。
5:30 日の出
前回YJと行った北岳では終始霧がかって全く展望がなかったのだが、今回は真逆で非常に天候に恵まれた。雲海を見下ろし日の出を見るのは気持ちよいねぇ。
6:20 出発
じっくりと日の出を堪能した後はテント場に戻り撤収作業して、猿倉に向けて出発。この日はひたすら下るだけだから気も楽だ。
下り始めて1時間ほどしてから、噂の大雪渓に到着。大雪渓というからどれだけのものかと期待していたのだが、上から見下ろす大雪渓は思っていたよりも迫力がなく残念。
大雪渓を過ぎると樹林帯の中を下りていくことになる。9月末とはいえまだまだ暑いのでこれは助かる。
しかしここで問題発生。YJの嫁の足運びが急に鈍くなる。どうにも体調が良くないらしく、テンションもダダ下がりだ。とは言え、下らなければ仕方がない。せめてザックだけでもオレかYJが持とうかという話をするも拒否。もう訳が分からんがとにかく下る。
9:45 白馬尻小屋到着
ここまで来れば残りはあと少し。小屋の人の話では猿倉まで1時間もあれば着くとのこと。もちろんYJの嫁はグッタリだ。さすがにマズいだろうということで、YJがザックを取り上げてオレが持つことに決定。いずれくるであろう
単独行を見据えてトレーニングだね。
11:00 猿倉山荘到着
予定時間を若干オーバーしたものの、無事に猿倉に到着。YJの嫁さんも多少は足取りが軽くなったようだった。この後はタクシーで栂池駐車場まで移動。迎車代含めて6,000円弱だね。
と、まぁこんな感じで初の白馬を体験してきた。栂池からなら2時間ほどで稜線に上がることが出来、雄大な景色も望めるとあって、さすがは人気の山だと実感できた山行だった。加えて高山植物の種類も多いため見所はたくさんだ。その分登山者の数も多いのが難点だね。9月末でもかなり多いと感じたので、最盛期となる8月などはもっとすごいのだろう。
正直、今回のコースなら
日帰りも可能だなと感じた。ゴンドラの運行開始時間を考えると逆回りの方が良いだろうけどね。いずれ体力・走力が付いたらそんなのも良いなぁって話(´∀`)
<一日目>
1:30 自宅出発
6:21 栂池駐車場到着
7:19 ゴンドラリフト・イブ
8:10 登山道出発
10:18 乗鞍岳到着
10:48 白馬大池到着
12:08 船頭ノ頭到着
13:05 小蓮華峠到着
13:58 三国境到着
14:46 白馬岳到着
15:10 白馬山荘到着
15:30 村営頂上宿舎
16:30 夕飯
17:30 就寝
<二日目>
3:10 起床
4:23 出発
5:30 日の出
6:20 村営頂上宿舎出発
9:45 白馬尻小屋到着
11:00 猿倉山荘到着
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・「唐松岳~五竜岳日帰り・前編」
・「唐松岳~五竜岳日帰り・後編」