恐怖の革靴丸洗い 〜その2〜

〜その1からの続き〜

革靴を丸ごと40℃のお湯に沈めて3時間経過。洗剤などを入れたわけでもないのにお湯が相当濁っていてビビる。これはアドカラーの塗料分もあるのかね？

ここから靴を洗うのだが、靴洗いのド定番であるモウブレイ・サドルソープは使わない。使用するのは普段身体を洗うのに使っているボディソープ。参考ブログではビオレのボディソープを使っていたのだが、まぁこれは何でも良いだろう。


洗い終わったらシャワーでしっかりと泡を落として、これまた40℃のお湯に沈めて2時間。

こうして洗浄を得て5時間お湯に浸けた革靴がこちら。








写真で伝わるか分からんが、これはまだアドカラーの塗料が残ってるね。最初にお湯に浸ける前にアドカラーを落とす作業をやった方がよかったね。

お湯から引き上げたらタオルで水気を取り、木製のシューキーパーを装着して陰干し。これだけ革がしっかりと濡れると乾くまでに2〜3日はかかるので、あせらずやるのが良いね。

シューキーパーは乾燥の段階で交換することも書かれている。水気を取るだけならタオルをそのまま突っ込んでおくか新聞紙などが良いのだが、おそらくこの段階で履き皺を伸ばすことが目的なのだろう。と言うのも、5時間もお湯に浸した革は想像以上に柔らかくなっていて、これなら皺も取れるだろうという安心感を感じることが出来るからだ。

後は半乾きの段階と完全に乾燥した段階でモウブレイのリッチデリケートクリームを塗れと書いてある。このリッチデリケートクリームは「天然アボガドオイル」を使用した乳化性クリーム。革の保湿には欠かせないとか。

しかしながらこのリッチデリケートクリーム。お値段も当然リッチで50mlの容量で1,500円（税抜き）！……仕方ないから買ったよ！！

各方面で絶賛のリッチデリケートクリームなわけだが、見た目からしてすでにリッチ。いかにも革に良いですよといった佇まいは流石だね。もうこれだけで購入者の85%の心は掴んだと言っても良いだろう。

これで後はシュークリームで仕上げといった流れなのだが、オレにはまだやることがある。それはひび割れの補修だ。そんなわけで続きはその３へ。

その３へ続く。


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