高まる山への思いとは裏腹に中々その最初の一歩が踏み出せないんだよね。とりあえず気持ちを高めるために山岳小説を読んでいるが、最近読んだのと昔読んだものをザッと紹介。
狼は帰らず―アルピニスト・森田勝の生と死 (中公文庫)![](http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=hanposagatteo-22&l=as2&o=9&a=4122032865)
★★★★★
一番最初に読んだ山岳小説。森田勝の山に懸ける思いに圧倒される。オレの登山家に対するイメージはここで固まる。
長谷川恒男 虚空の登攀者 (中公文庫)![](http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=hanposagatteo-22&l=as2&o=9&a=4122031370)
★★★
森田勝と同時期の登山家の生涯。内容はあまり覚えていない。
孤高の人 (上巻) (新潮文庫)![](http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=hanposagatteo-22&l=as2&o=9&a=4101122032)
孤高の人 (下巻) (新潮文庫)![](http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=hanposagatteo-22&l=as2&o=9&a=4101122040)
★★★★
単独行を愛した登山家、加藤文太郎をモデルにした小説。ノンフィクション風ではあるが事実と異なる事がいくつかあるらしい。山のシーンは面白いが、下界でのやりとりが微妙だったりする。
凍 (新潮文庫)![](http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=hanposagatteo-22&l=as2&o=9&a=4101235171)
★★★★★
現役の登山家、山野井泰史・妙子夫妻がギャチュンカンに挑戦する様を描いたノンフィクション作品。夫妻の山に懸ける思いが余す所無く描かれている。特に下山時の雪崩以降は鬼気迫る内容だ。
垂直の記憶―岩と雪の7章![](http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=hanposagatteo-22&l=as2&o=9&a=4635140059)
★★★★
前述の山野井泰史が自らの半生を描いた自伝的作品。面白いが7つ章にそれぞれの登山の想い出を書いていて、1つ1つのボリュームが物足りない。各登山ごとで本を出せば間違いなく読むのになぁ。
冬のデナリ (福音館文庫)![](http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=hanposagatteo-22&l=as2&o=9&a=4834005852)
★★★★
厳冬期のデナリ初登攀に挑む山岳パーティーのお話。隊にいた唯一の日本人・西前四郎によって書かれたが、物語は俯瞰で語られている。これを読んだ後には決してデナリをマッキンリーと呼ばないことだろう。
白きたおやかな峰 (新潮文庫 き 4-22)![](http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=hanposagatteo-22&l=as2&o=9&a=4101131228)
★★★★
1965年の京都府山岳連盟によるカラコルム遠征隊をモデルにした小説。医師として参加した北杜夫によって書かれたが、これも俯瞰で語られている。他の作品が登山家自身の心理描写に多くのページを割く所を、この作品では登山そのもののに充てられているため、遠征隊の登山方法について詳しく知る事が出来る。
と、まぁ他にも読んだかも知れないが、とりあえずこんな感じ。もちろん他にも数多くの山岳小説が存在する。上記に挙げた作品も含めて興味があれば是非一読することをオススメするって話(・∀・)
狼は帰らず―アルピニスト・森田勝の生と死 (中公文庫)
★★★★★
一番最初に読んだ山岳小説。森田勝の山に懸ける思いに圧倒される。オレの登山家に対するイメージはここで固まる。
長谷川恒男 虚空の登攀者 (中公文庫)
★★★
森田勝と同時期の登山家の生涯。内容はあまり覚えていない。
孤高の人 (上巻) (新潮文庫)
孤高の人 (下巻) (新潮文庫)
★★★★
単独行を愛した登山家、加藤文太郎をモデルにした小説。ノンフィクション風ではあるが事実と異なる事がいくつかあるらしい。山のシーンは面白いが、下界でのやりとりが微妙だったりする。
凍 (新潮文庫)
★★★★★
現役の登山家、山野井泰史・妙子夫妻がギャチュンカンに挑戦する様を描いたノンフィクション作品。夫妻の山に懸ける思いが余す所無く描かれている。特に下山時の雪崩以降は鬼気迫る内容だ。
垂直の記憶―岩と雪の7章
★★★★
前述の山野井泰史が自らの半生を描いた自伝的作品。面白いが7つ章にそれぞれの登山の想い出を書いていて、1つ1つのボリュームが物足りない。各登山ごとで本を出せば間違いなく読むのになぁ。
冬のデナリ (福音館文庫)
★★★★
厳冬期のデナリ初登攀に挑む山岳パーティーのお話。隊にいた唯一の日本人・西前四郎によって書かれたが、物語は俯瞰で語られている。これを読んだ後には決してデナリをマッキンリーと呼ばないことだろう。
白きたおやかな峰 (新潮文庫 き 4-22)
★★★★
1965年の京都府山岳連盟によるカラコルム遠征隊をモデルにした小説。医師として参加した北杜夫によって書かれたが、これも俯瞰で語られている。他の作品が登山家自身の心理描写に多くのページを割く所を、この作品では登山そのもののに充てられているため、遠征隊の登山方法について詳しく知る事が出来る。
と、まぁ他にも読んだかも知れないが、とりあえずこんな感じ。もちろん他にも数多くの山岳小説が存在する。上記に挙げた作品も含めて興味があれば是非一読することをオススメするって話(・∀・)
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