9月22日、鳩間島
昼過ぎには〈あだなし〉ではもう飲み会が始まっていて、一升瓶(もちろん泡盛)があいていた。
いや、「始まった」のではなくて、「続いている」というべきか。
「次のね、船でね、荒川静香が来るよ。ボクの友だちだから」
というので、みんなで船を迎えに行った。
とくに用事がなくても、港に船が入ると出かけてみるのが、小さな島での過ごし方の流儀だ。
船からひとり降り立った彼女は、たしかに荒川静香によく似た、しかもグイグイ飲める美人だった。
そういうことで、彼女が新しい一升瓶を入れてくれて、また飲む。
途中、屋良の浜まで行って夕焼けを見た。
三線、キーボード、一五一会で、さんざんいろいろな曲をやって遊んだ。
夜には、みんなで星空を見に行った。
ヤシガニは、出なかった。
………………そうだ。
実は、夕方には酔っ払っていて、夜の部はお茶と水でやり過ごしたんだが、記憶がはっきりしない。
ううむ。まぁ、楽しかったから、いいか。
昼過ぎには〈あだなし〉ではもう飲み会が始まっていて、一升瓶(もちろん泡盛)があいていた。
いや、「始まった」のではなくて、「続いている」というべきか。
「次のね、船でね、荒川静香が来るよ。ボクの友だちだから」
というので、みんなで船を迎えに行った。
とくに用事がなくても、港に船が入ると出かけてみるのが、小さな島での過ごし方の流儀だ。
船からひとり降り立った彼女は、たしかに荒川静香によく似た、しかもグイグイ飲める美人だった。
そういうことで、彼女が新しい一升瓶を入れてくれて、また飲む。
途中、屋良の浜まで行って夕焼けを見た。
三線、キーボード、一五一会で、さんざんいろいろな曲をやって遊んだ。
夜には、みんなで星空を見に行った。
ヤシガニは、出なかった。
………………そうだ。
実は、夕方には酔っ払っていて、夜の部はお茶と水でやり過ごしたんだが、記憶がはっきりしない。
ううむ。まぁ、楽しかったから、いいか。