まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「夢幻花」東野圭吾

2013-08-24 19:57:55 | 読書のすすめ
今日は 暑かったし 図書館も混んでいました。
相変わらず 冷房が効いている中で 汗ダラダラのアラフィフ女。
怖いかも知れないけれど にこやかに頑張りました。

さて 東野圭吾の「夢幻花」を読みました。

夢幻花(むげんばな)
東野 圭吾
PHP研究所


東野圭吾ファンの皆さまには 今かい?と聞かれると思いますが 今で~す。

新刊のころは予約をつけるのもはばかられるので そこそこ予約がついたかなあというころ 私も付けてみました。

こういうところは 図書館勤務の弱みでもあり強みでもあります。

25番目くらいだったので 
「こりゃ来年か?」
と思っていましたが 新刊を寄贈してくださるありがたい利用者さんがいらっしゃって 本が1冊から3冊に・・・

半年くらいの待ち時間でしたね。

図書館はベストセラーの複本を入れるのをためらう場所です。
なぜなら 確かに回転は速くなるんですが 流行が過ぎたら 借りてくれる人がいないのに 本がたくさんという状況になるからです。
あれほど 予約がついていた1Q84(村上春樹)も 今はいつでも借りられる状態。

置くスペースも予算も限られているから慎重なんです。

というわけで 「夢幻花」。

秋山周治という正義感は強いが 人付き合いの少ない老人が自宅で殺される。
財布や通帳がなくなっていたため 強盗殺人として捜査が進められるが 孫の証言により
現場から 黄色い花の鉢植えも無くなっていることが分かる。

警察は最初のうち 鉢植えが無くなったという証言を軽視するが
そこに警察庁の役人 蒲生要介がからんでくる。

孫の梨乃と要介の弟である蒼太が知り合い 事件の核心に迫っていくが・・・


勘がいい方なら お気づきかと思いますが 黄色い花はアサガオです。
なんでも 江戸時代にはあったそうなのですが 今は「幻のアサガオ」と言われているらしいです。 

そう言われてみると アサガオって 赤とか紫とか青とかピンクのイメージ。

エピローグで語られる事件が交錯し ぐいぐい読ませます。
さすが 東野圭吾ですね。

結末は・・・・え・・・そういうオチなんだ?という終わり方。

いい加減 小説にオチを求めるなって?^^;

求めますよ~。
まあ オチでも心揺さぶるものでもいいんですが・・・

同意できたのは 登場人物がいう
「最近は どっちか歌手名でどっちが曲名か全く分からない。」
という セリフです。

本当にわからない~

もうちょっと名前らしい名前にしようよ。
「山口百恵」とか「松田聖子」とかさあ。

1回で覚えられないです。

「いきものがかり」はひらがななので1回で覚えたけれど
あまり有名でない頃は 「いきものがかり」と言うのがちょっと恥ずかしかった。

あ・・・話が飛びましたが 面白いかどうか読んで感想をお聞かせください。


いがぐりおは アサガオ育てたことある?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
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