興味津々

日々思ったことを綴ります

リサイクルが進まない

2020年07月11日 | 雑記
レジ袋の有料化
やっとかぁ~ という思いである
リサイクル活動の進捗が遅すぎるように
思えてならない

私の知る範囲では
当時の レジ袋が当然 という風潮に対して
生協が動いた
早くからレジ袋を有料化している
それからイオンが 
当初は レジ袋持ってきたら2円あげます、
を恐る恐るって感じで始めた
イオンに続いて他のスーパーもやり始めた
「2円あげる」が急に 
「持ってこないのなら2円取るぞ」に変わったから
世間の人達は戸惑った

30年近く前のアメリカでは
「紙かプラスチックかどっちにする?」
と必ず聞かれた
紙 と答えるのが常識、という雰囲気だった
環境を考えている一般人 ってことになる
第一、紙袋を抱えてスーパーから出て来る方が
当地に馴染んでいるように感じられる

しかし実際は紙袋の方がコストが高くついたのではないか
と今から考えるとそう思えたりする
紙を使用してリサイクルしたとしても
森林資源を消費していることになる
ただ、自然界に戻ることが不可能なプラスチックよりは絶対マシだ

プラスチックを使用することに
もっと罪の意識を持たないといけない と思う
その罪の意識が日本人は低いように感じられる

かなりマシにはなってきたのかも知れないが
かつては例えばトマト1個でも 
パックにいれてビニールをかけて販売している場面をみかけた

レジ袋非使用 が普及したら
それに甘んじることなく
もっとどんどん スピードをあげて
手あたり次第にでも
プラスチックを使わないように策を練っていくべきだと思う

現状あまり普及していないで
取り掛かりやすいのは 卵パック。

アメリカではプラスチック容器に入って売っているのを
ほとんど見かけなかった たぶん今でもそうだと思う
リサイクル紙かも知れない、紙製のぶ厚い緑色や灰色の10個パックだった
プラスチックパックに比して
外から見えないから割れている という災難に見舞われがちかも知れないが
それはそれで ご愛敬じゃないか
心配なら箱をそっと開けて点検してから買えば良いだけのことだ

日本でも昔、私が子どもの頃はプラスチックなどあまりなかったから
小売店で新聞紙に器用に10個巻いて売ってくれた

プラスチック容器を使いたいのなら
リユースをもっと普及させてほしい
私の知る限り、生協だけは回収してくれている
ただし「生協の」卵パック しか回収しないのが難点である

卵パックを持ってきた人が
卵をもう一度買ったら2円くれる、
からスタートしたって良い
そうして レジ袋みたいに
急に 持ってこない奴は2円取り上げる
に切り替えたら良いのだ

現に卵パックを再利用すれば 衛生的に問題が生じたりするのだろうから
その解決にコストがかかることは必須である
しかし、そこにコストをかけても
何としてもプラスチック容器の利用は極力減らしていく必要がある

イチゴやブドウなどの入っているパックもしかり
外国ではこんなにいちいち透明なプラスチック容器を使っていないのではないだろうか
紙製にするか、リユースの方法を探るべきだ

とうふは昔は鍋かボールを持って行って入れてもらっていたのに
それが出来ないスーパーがほとんどになって
当然プラスチック容器に入って販売されている

あれもこれも プラスチック容器入り。
普及のスピードは超急速だったが
一旦普及してしまうと
これをひとつひとつ、モグラたたきのように
絶やしていくのは非常に困難なことになってしまった

まずは やりやすいものから 
卵パックから やってくれないかな~
このためにいちいち生協まで買いに行くのは
私も現実的に無理に近いから…
って生協も本当にリユースしているのだろうか
わかったものではない。

私も以前には
プラスチックを分別回収してもらえば
リサイクルに貢献していると考えていた

ところが プラスチックごみを実際に再生するのは
たいへんな困難を伴っている
ゆえに、発展途上国に大量に輸出して処理をゆだねている
ゆだねられた国で実際それを分別処理しているのは貧困の人達
なんという傲慢。
捨てる国は恥を知らないのか、恥を忘れてしまったのか
清い国を誇りたいのなら、これは完全にダメダメ アウト。

こんなことをするのなら、自国で何とか高温で燃やしてしまった方がマシ
プラスチックリサイクル という言葉を借りた偽善

コロナやら自然災害やらで それどころじゃないのかも知れないけれど
ここのところは 今、真剣に頑張らないといけないんじゃないのかな。
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