興味津々

日々思ったことを綴ります

土用の入りはあんころ餅です

2020年07月20日 | 雑記


昨日は「土用の入り」でした
例によって夫と自転車でお買い物と散策。
ついでに あんころ餅 を買おう
って提案

というか買物ルートはすべて私のアイデアだけれど。

その和菓子店はずっと以前から
私が小・中学校に通う道にありました
ちょうど目的の買い物の店近くにあります

あんころ餅 といえば「こし餡」を連想していたのに
置いていたあんころ餅は「粒餡」でした
2個ずつパックでショーケースに並んでいます
店先に立っているのに誰も出てこない 
閑散としています

やっとひょっこり出てきた年配男性は
夫によると(私は気づいていない)マスクもせず、
そして店に残っていたであろう名入りのレジ袋に
黙って包んで渡してくれました
消費税はきっちり取られましたが(^-^;

あんころ餅を土用に食べる習慣は
ネットによると 京都と石川だけだそうです
そういえば引っ越し前は土用だからってあまり見かけなかったような?
ウナギは全国売り出すのですけどね

それにしてもこの写真のような
きれいな<こし餡>が良かったのに・・・
粒あん では見た目がお彼岸の「おはぎ(ぼたもち)」みたいです

仏さまにお供えしたあと、食べてみると
中身はとろっとした餅がちゃんと入っていました
餡はかなり甘め。これは好みによります

こういった小さな和菓子屋さんは
あちこちにまだ残っています
そして季節になると その季節の和菓子を
ちゃんと出してくれている
それで逆にこちらも季節を思い出すのです

亡くなった夫の母はこういった和菓子屋さんの家で育ちました
和菓子屋さん、といっても
夫は「お饅頭屋さん」って言います
贈答用の高級和菓子店 とはまた違って
日常の主にお饅頭を自宅で作って売っているのです

そして夫の家(家と言っても母だけ)では普通に
お抹茶と一緒に10時と3時におやつにするのを習慣にしていました
私は一応は結婚前に習ったけれど
お抹茶を入れたことはほとんどないです

義母が亡くなった後、押入れの奥から乾菓子用の昔の干型がいくつか出てきました
きっと義母なりに実家への思い入れがあったことなのでしょう

今思えば、残しておけば良かったです
粗末でガサツなダメ嫁とあの世で思われているような気がします(^-^;
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