りんごちゃん 速達で~す!

亡き愛犬「りんご」の生まれ変わり?
エンジンルームから救出された三毛猫
「あずき」の成長記録です♪

「りんご物語」・・・第9章・【再発】

2011年08月29日 | りんご物語
恐れていた再発でした。手術をしてからたったの4カ月です。

それでも食いしん坊のりんごが、ご飯を食べてくれるだけでも私には救いでした  

私は、犬が美味しそうにご飯を食べる姿が一番好きです。りんごも食べる事が大好きな犬でした

そんなりんごが食べた物を一気に吐いてしまったのです・・・自分でも驚いたのかりんごはぶるぶる震えています。

病院に電話をして症状を話し、吐き気止めのお薬がまた加わりました・・・・

吐く事が多くなったりんごですが、散歩は行きたがります。

調子の良い日は1時間近くのお散歩で「りんちゃ~ん!お母さんお仕事いくの遅れそうなんやけど~」知らん顔で歩いてます

2009年・7月のある日・散歩の途中りんごの足が止まりました、ふらふら状態です。歯茎が真っ白になっていました。

病院に連れて行きその事を言うと、先生はすぐ血液検査を始めました。

極度の貧血・・・ヒトに例えるなら即!輸血レベルだそうです。  

「田舎町のこの病院には残念ながら、供血犬は居ません」先生の言葉に首をかしげた私です。きょう・け・つ・け・ん???

【供血犬】・・・人間の献血と同じで輸血の必要な犬に血液を提供してくれる犬の事です。(初めて知りました)

その後のりんごはますます体調が悪化するばかりで、水を飲んだだけでも吐くようになっていきます。 

ただ、体調には波があり良い日は食欲も旺盛で、散歩も元気いっぱいでした。

ぐったりして横たわってばかりの日は、決まって体温が40度近くまで上がっていました。

ばあちゃんがよく保冷剤をタオルにくるんで身体を冷やしていましたが、先生にその事を言うと少し笑って

「そんな事をしてもダメですよ~熱中症になった犬を冷やす時と同じで、冷水をずっとかけ続けるしか効果がないんです。」

なんにも知らなかった私はただ「はあ~そうですか~」とばかり言ってました(情けない)

足もむくんで後ろの右足は他の3本と比べると倍以上の太さになっています。リンパの流れが悪くなっているらしいです。

その頃の「りんごノート」にはりんごの体調や行動などがびっちり書きこまれています。

仕事で居ない日中の事は、ばあちゃんが私に報告してくれましたし、そのノートを持参して病院に通いました。

忙しい先生もノートを見ていろいろ説明をしてくれました。


りんごは「おもらし」をするようになり、りんごの寝る長座布団に赤ちゃん用のおねしょシーツを敷きます。

自分でも気が付かないうちにおしっこが出るみたいで、おもらしをした時のりんごは情けない顔でした。(誰も叱らないよ)

小さい頃から外でしか排泄の出来ない子だったので、体調が悪い日は抱っこをして散歩に行ってました。

具合が悪くてもご飯は食べてくれたので体重は変わらずでした、重くって(笑)

近所の人から「りんご~どうしたんや?抱っこなんかされて。あっ!そうか〇〇さんとこの犬に噛まれたんやってなあ~大丈夫か?」

病気の話はあまりしたくなかったので「うん!噛まれたとこがまだ痛いんやって、なあ~りんご」とごまかしたり・・・(あの犬のせいにしてました)

家の中で、ペットシートでの排泄を教えなかった事が少し悔やまれます・・・


りんごとのお別れの日が、だんだん近づいて来ました

                     つ・づ・く


2009年・4月 お花見ではまたお弁当を狙っています。
手術後でお腹の毛は無いです。毛並みも悪くなってきました。


私達の真似をしてベンチに腰掛けるりんごです。他のお花見客さんが笑ってました。


子犬の頃から全く手のかからない子だったので、おもらしをしたり今まで出来た事が出来なくなったりんごは赤ちゃんそのものです。
でも、そんなりんごがすごく可愛くて、愛おしくて仕方無かった私です


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