りんごちゃん 速達で~す!

亡き愛犬「りんご」の生まれ変わり?
エンジンルームから救出された三毛猫
「あずき」の成長記録です♪

「りんご物語」・・・第8章・【錯覚】

2011年08月28日 | りんご物語
手術後、体力も回復したりんごはよく食べ・遊ぶ以前のりんごに戻ったかのように見えました。

腎臓治療は続いており、りんごは「病院の常連さん」となっていました。

カミナリ・花火・病院・・・りんごの「三大・怖い・怖い」です。  

あれだけ怖くて、震えっぱなしだった病院への道~待合室~診察台~治療も平気になりなんだか堂々としてます!

でもりんごは、病院では何をされるのかすべてわかっていたみたいですね・・(きっとあきらめていたのでしょう)

点滴は先生を噛まないようにエリカラを装着します(装着時のパチンという音が苦手です)

毎回150CC・牛乳1本弱の点滴を首の後ろから10分程かけて打ちます。

(本当は200CCの量が理想なんですが、身体の小さいりんごには量が多すぎて漏れてしまうんです。)

点滴の入ったりんごは、首~肩~両手にかけたっぷん・たっぷんです。治療が終わると決まって芝生の公園に行きます。 

体重8キロ、柴犬サイズのりんごは少し重たそうな身体で歩いていました・・・・・

お薬は朝・晩4個。パンや目玉焼きの白身にくるんで飲ませていました。  

身体への負担を考え抗がん剤治療を断った為、新たに「アガリクス」のサプリメントが加わりましたがどんな手を使ってもなかなか飲んでくれず早々に止めました。

りんごは本当に元気で、病気なんてウソみたいです。

「りんご、もう治ったんじゃない?克服したんや!」一人ではしゃぐ私でしたが、お父さんはいつも冷静でした。

やがて春が来て梅雨を迎えます、お腹が濡れないようにとレインコートを用意しました(生まれて初めて着た洋服がピンクのレインコートです)

2009年・6月14日・・・りんごの右わき腹が少し赤くなっていました。触るとコリっとした感じです

翌日はお父さんが病院に連れて行く日です。私は仕事中も心配で仕方がありません

「再発したんやって・・・・」お父さんからそう聞かされました

治ったなんて、能天気にはしゃいでいたバカな私・・・大きな、大きな勘違いです・・・すべて【錯覚】でした。


                つ・づ・く


「似合う?」

りんごは洋服を着た事がありません。
このレインコートは両手・両足を入れるタイプ。後ろ足が固まるとテコでも動かず、踏ん張るばかりでした。
仕方なく苦手なお裁縫で後ろの部分はカット!少し細工をしてやっと着てくれるようになったんです
 

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