りんごちゃん 速達で~す!

亡き愛犬「りんご」の生まれ変わり?
エンジンルームから救出された三毛猫
「あずき」の成長記録です♪

最後の電話

2012年06月08日 | りんごの思い出
社員旅行も終わり、またいつもの忙しい日常生活が始まりました。 

頭と気持ちの切り替えは  なんだけど、悲しいかな身体がまだ仕事モードになっていません  (回復力、遅い)

「ファイト1発」  「愛情1本」  「ちょっとリッチにユ○ケル」・・・気休めドリンクを飲みながら、頑張る中年組なの  

ところで皆さん、旅行で家を空ける時  「無事に着きました」 の電話って入れますか?

私の父は家の事が心配なのか、必ず電話をかけてくる人でした。 私もずっとそれが当たり前だと思ってたんです。

                                        

 「もしもし、えっ?○子さん?何かあったが?」  (何かあったの?)

初めての社員旅行、「無事に着いたから」 と電話をしたら、逆に義母をビックリさせてしまいました。 

富山の義父母には、そういう習慣が無かったんです。 『電話が無いのは元気な証拠!』

私が入社した年の1ヵ月後、捨て犬・りんごはうちの子になりました。 

     社歴 = りんごの年齢  (りんごは生きていたら16歳です)

父親と同じ様に、旅行の時は必ず電話をしていました。携帯  の無い時代は、お宿の公衆電話からかけてた。

 「もしもし、私・・・りんごどうしてる?」  (あら~!パパさんどうしてる?って聞いた事一度もないわ) 

 「今、寝とるけどちょっと待ってて・・・ハイ!りんご、お母さんから電話だよ。」

パパさん、ちゃんと電話をりんごの耳のそばに持っていくんだって。  りんごはお話出来ないのにね!

    「もしもしりんご?お母さん明日帰るから、お利口さんでマテマテだよ!」

          
             「お母さん遅いな~昨日電話で、お土産あるよって言ってたけど・・・」

犬ってたった30分離れていても、顔を見ると嬉しくてたまりませ~ん!の狂喜乱舞です。ここが犬のいい所だ!  

旅行から帰った私を迎えるりんごは、嬉しい悲鳴の合間に何故かお怒りモードもほんの少し・・・

  「どこに行ってたの~?寂しかったんだからネ!」 

          
            「やっぱりお父さんとお母さんの間が、一番幸せですぅ~」
            「そうだよね~!家族だもんね~」
 (修正加工ひどすぎる・・・)


 りんごがいた13年間、社員旅行の夜は必ず電話を入れていました。

   3年前りんごの病気はひどくなる一方で、旅行はどうしようかと上司への 『出欠返事』 もギリギリまで保留状態。

   不思議でした・・・旅行の前、りんごは急に元気になり私は安心して 『出席』 の返事をしたのです。

          「お母さん、私は大丈夫だから!旅行に行ってきて下さい!」

   旅先から電話を入れた1ヵ月後、りんごは 『犬の国』 に旅立ちました・・・りんごへの最後の電話は、3年前の6月です。
 

                        13個のお土産、ありがとう。大切にします・・・ りんごより 

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