りんごちゃん 速達で~す!

亡き愛犬「りんご」の生まれ変わり?
エンジンルームから救出された三毛猫
「あずき」の成長記録です♪

再挑戦!

2012年06月30日 | 家族
父が亡くなった2007年9月・・・故郷ではある大きなイベントが開催されました。

    『NHKのど自慢』 であります!

          
           予選会場でしか買えない 「オリジナル手拭い」

実は・・・姪のカー子ちゃん予選に出たんですよ~! 出場の応募動機が何とも泣かせる内容でして・・・ 

  「のど自慢に出て、じいちゃんに元気を送りたい!」 

当時、入院中の父は何度も危うい状態を繰り返しながらも頑張っていました。 

父が入院している病院で 『看護助手』 として働いているカー子です。

 「予選に出る事、病院のスタッフさんみんな知ってるみたい・・・」 

親しい仲間にしか打ち明けていないはずの予選出場・・・いったいどこからその情報が漏れたのか 

 「お姉ちゃん犯人が分かった!じいちゃんだった!」 

父にしたら自分の為に 『のど自慢』 に出たいと言う孫が、よほど嬉しかったんでしょうね・・・

病室に看護師さんが来るたび、得意そうに話していたそうですよ。 (本当にお喋りなんだから)

     「カー子ちゃん、落ち着いて唄うんやで!分かった?」  (byミー子)

     
      ミー子、カー子は幼い頃から歌がとても好きな双子です。

その時のゲストが 『氷川きよしさん』 という事もあり、予選出場者は250名  その中から本番に出られるのはたった20名です。

一人ひとり順番にステージで応募曲を数分唄い、司会者の方と簡単な面接があります。びっしり一日仕事なのです 

 「入院中のおじいちゃん、その後はどうですか?」

 「祖父は1週間前に亡くなりました。」

父はカー子の予選結果を知る事なく、天国へと旅立ったのです・・・ 

本来ならその時期私の帰省予定は無かったんですが、忌引きの私は実家にいました。

 「喪中なのに、そんな場所に行ってもいいのかな~?」 悩むカー子ですが、私達は行く事を勧めたのです。

いろんな用事も片付いたし、じゃあ私もという事で予選会場の雰囲気を味わう事が出来たんですよ。 

     結果は・・・残念ながら予選落ちでした。  

     
       「じいちゃん、ゴメンナサイ・・・」
       「予選に出ただけでも、すごい事やぞ!じいちゃんが鐘、いっぱい鳴らしてやる!」


あらあら、二人ともおパンツ丸見えですやん  夏は毎日、花火をしていました。   

明日の 『NHKのど自慢』 の会場は、5年ぶりに私の故郷からなのです。 

実は・・・カー子、本日予選に行ってます! 

応募動機・・・「あの日、じいちゃんに届けられなかった同じ歌を唄いたい!」 ・・・だそうです。

  「カー子ちゃんの唄い方はメリハリが無いの!もっと※○△※・・・・」 

  脳性まひという障害を持つミー子ですが、「一度聞いた歌は完全に頭に入っている」 という特技を持っています。

  そんなミー子の叱咤激励を受けるカー子ですが、今回はあまりチカラが入っていない様子なんですわ~ 

  カー子ちゃん、また予選落ちでもいいやん!元気いっぱいに唄っておいでよ!

  きっと天国のじいちゃんがいっぱい、いっぱい鐘を鳴らしてくれるから!
   

                「犬の国」 一同、鐘のスタンバイOKです。  りんごより 


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